2016年6月18日土曜日

能登空港に国産初のジェット旅客機「MRJ」が再び飛来 - 着陸・離陸・着陸復行動画を公開

試験飛行が続く国産初のジェット旅客機、Mitsubishi Regional Jet 「MRJ」
当チャンネルでは、これまでにも能登空港での試験飛行動画を収録してきました。

[能登空港 MRJ試験飛行] Mitsubishi MRJ90STD JA21MJ TEST FLIGHT at NOTO Airport 2016.3.31
https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=bkGsw0dUZYY


そのMRJが6月17日午後、再び「能登空港」に飛来。今回は6月2日の能登空港初着陸に引き続き2回目となる着陸を行いました。


当チャンネルではその着陸・離陸の様子を動画でキャッチ!
まずは着陸の様子を動画でご覧ください。




- Flight Data -
Date: Jun 17, 2016
Airline: Mitsubishi Aircraft Corporation
Aircraft: Mitsubishi Regional Jet MRJ90STD
Registration No.: JA21MJ
Flight No.: VFR
Origin: Nagoya Airfield/Prefectural Nagoya Airport (RJNA/NKM)
Destination: Noto/Wajima (RJNW/NTQ)
Runway: 25
Landing: 0415Z
METAR: RJNW 170400Z 24012KT 9999 FEW020 SCT035 BKN/// 25/20 Q1006


当チャンネルでは初めてご紹介できたMRJの着陸、至近距離で見てもとてもスマートな機体ですね。

それでは動画を写真で振り返ります。





午前中に県営名古屋空港を離陸し能登沖で飛行試験を実施
午後1時過ぎに能登空港へアプローチ


尾翼からはスタティック・プレッシャー・コーンがぶらり

三菱地上班がMRJをスポットへ誘導

着陸後、さっそくターミナルへ。
近くでMRJを見学します。


 
日本航空学園所有の国産初の旅客機「YS-11」と
国産初のジェット旅客機「MRJ」との貴重なショット
能登空港ならではの光景

地上支援の一部はANA能登空港が対応


垂直尾翼上部には「フラッターシェイカー」(黄丸)の姿
3月の能登空港飛来時には取り付けられてなかった試験機器
ぶら下がっている円すいの機器はスタティック・プレッシャー・コーン

同様に主翼端と水平尾翼端にも「フラッターシェイカー」(黄丸)が取り付けられている
この機器によって翼を機械的に振動させての試験が行われるとの事
※参考元:月刊エアライン2016年7月号 p140

駐機中は給油も実施

ターミナルでは一般見学者のほか、能登空港に隣接する日本航空学園の生徒・学生の姿も。
先生も「もうみんな見せろ見せろっていうから学校を飛び出して来ました。いい授業教材になります」
将来MRJや航空業界に携わることが目標の生徒・学生にとっては感動のご対面ですね。


さて時刻は16時前。
午後の定期便であるANA749便が能登空港にアプローチ。
ローンチカスタマーであるANAとの、6月2日に引き続き2度目のご対面です。


MRJ・ANAとYS-11の尾翼が揃う瞬間、周囲から一斉にシャッターが切られる




ANAのA320パイロットさんも記念撮影
将来はMRJに機種移行するかも?

ANAの定期便の到着と同時に、MRJ周辺では離陸に向けた準備が開始されました。
ここからは再び動画でご紹介。






- Flight Data -
Date: Jun 17, 2016
Airline: Mitsubishi Aircraft Corporation
Aircraft: Mitsubishi Regional Jet MRJ90STD
Registration No.: JA21MJ
Flight No.: VFR
Origin: Noto/Wajima (RJNW/NTQ)
Destination: Nagoya Airfield/Prefectural Nagoya Airport (RJNA/NKM)
Runway: 25
TAKE-OFF: 0748Z
Low Approach: 0809Z
Type of Approach: Simulated ILS Z RWY25
METAR: RJNW 170700Z 23012KT 9999 FEW020 SCT030 23/19 Q1008
RJNW 170800Z 27011KT 9999 FEW020 SCT/// 23/18 Q1008


静かなエンジンスタートにはじまり、滑走路へ向けてタクシー。
離陸後はシミュレーティッドアプローチからの着陸復行まで見せてくれました。

ふたたび動画を写真で振り返ります。

エンジンスタート!…もAPUのほうがウルサイ?


滑走路25から離陸

脚上げもスムーズ

まだIFRで飛行出来ませんので、Simulated ILS Z RWY25で滑走路へ

着陸せずにゴーアラウンド・着陸復行
ミストアプローチプロシージャーを飛行


従来の航空機と比べ、とても静かな機体
このままVFRで県営名古屋空港へ

着々と試験飛行が続けられているMRJ。
今後も当チャンネルではこのMRJの飛行をウォッチしていきます。


以上、能登空港MRJ飛来レポートでした。
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