2013年5月25日土曜日

嗚呼、愛しのチェックスター様! - お空の飛行検査機

ドキンちゃんがしょくぱんまんを見つけると
「しょくぱんまん様ぁー!」
と、目をハート型にして叫ふ。

俺、その気持ち分かるよ(←)


当チャンネルでも度々ご紹介している国土交通省航空局飛行検査機「チェックスター」
航空に関係する様々な検査・調査を行っている航空機です。
新幹線でいうところの「ドクターイエロー」みたいなもんでしょうかね。
現在4機種計7機が活躍中。


チェックスターの飛行を直接見られるのは、空港で行われる無線標識や滑走路の灯火、管制塔の通信機の検査などの時です。

富山空港にも時々やってきますが、そのスケジュールは当然ながら非公開。
疾風のように現れて、疾風のように去って行く。
それがこの飛行検査機なのです。
(※月刊エアライン 2013年2月号に特集記事あり)


滅多に見られない珍機ですが、先日富山空港に「チェックスター4(JA004G/SAAB 2000)」が突如飛来。
待ってたよチェックスター様!

今回は「ローカライザー」の検査に来たようです。ローカライザーとは電波を出して滑走路の横方向の中心線を示す無線施設のこと。富山空港には滑走路の脇に設置されています(オフセットローカライザー)。

このローカライザーの検査を行う際に行われる飛行のひとつが「ローアプローチ(ローパス)」。滑走路の上を低空で飛行する、飛行検査の中で一番の見どころです。


本日はこのローアプローチの動画を公開↓



- Flight Data -
Date: May 20, 2013
Airline: 国土交通省 航空局 CAB Civil Aviation Bureau
Aircraft: Saab 2000 サーブ社
Registration No.: JA004G
Runway: 20
Time: 0423Z
METAR: RJNT 200400Z 28010KT 250V320 9999 FEW020 BKN030 23/16 Q1000


富山ではなかなか聞けないターボプロップ音
胴体各所に取り付けられたアンテナ群
そして美しい飛行…

嗚呼!チェックスター様ぁ!(←←)



さて、現在当チャンネルには11本のチェックスター動画がありますが、本日はそのうち2本をご紹介。

まずは今回紹介したローカライザー検査を正面から撮影し、その検査方法を紹介した動画。



通常、ローカライザーの検査ではこの「アークフライト」「ローアプローチ」「モニターアライメント」がセットで行われます。(モニターアライメントは実施されない事あり)
富山空港にはグライドスロープがありませんので、「レベルラン」は見られないんですよね。ちょっと残念…。


つづいてチェックスターの「プチ機動飛行」
滑走路上の鳥を避けるため、検査中のボンバルディアが緊急回避!鳥さんよかったね。



後ろで座って検査している検査官たちも大変ですね。


チェックスター動画は再生リストにまとめてあります。こちらもどうぞ

再生リスト:[JCAB CheckStar] チェックスター 飛行検査機


以上、チェックスター動画のご紹介でした。


追伸

国土交通省航空局様

チェックスターの飛行検査に同乗させてください。
ご連絡お待ちしております(←←←)


2013年5月16日木曜日

歡迎光臨!能登包機日本之旅・2013 - 能登空港に中華航空チャーター便が飛来

2013年5月、能登空港に梅の花が咲いているというのでちょっとお花見に。
中華航空による台湾・台北からの訪日チャーター便が運航されています。


というわけで、約2か月ぶりに能登空港へ。ちょっと遠いんですが一応守備範囲。

能登空港にはANAの東京線が毎日2往復就航。スケジュールされたトラフィックはこれだけ。
あとは日本航空学園能登キャンパスのフライトがあるか、小型機がたまーにやってくる程度です。

「今回は午後のANA便を撮影してから…」と計画、まだ時間があったので空港手前のコンビニでお買い物。すると、頭上を海上保安庁のビーチクラフト(JA864A)が飛んでるじゃないですか!

貴重なトラフィックを逃す…ガックリ。油断するとこれだ…



気を取り直して午後のANA便を撮影し、中華航空のチャーター便を待ちます。到着予定時刻は17時な模様。
能登は日暮れて~♪…ってあれは瀬戸か。


あ!NOPPYからILSに乗って降下してくる中華航空機が見えたYO!

(能登空港マスコットキャラクター「スカイのっぴー」の名前が、ILS ZのIF(Intermediate Fix)名「NOPPY」になってるんです。どっちが先に決まったのかは知らないけれども…)

まずは着陸動画から。



- Flight Data -
Date: May 15, 2013
Airline: China Airlines チャイナエアライン 中華航空 (CAL/CI)
Aircraft: Boeing 737-800 "50th Anniversary Livery"
Registration No.: B-18606
Flight No.: CI7592 (Charter)
Origin: Taipei (RCTP/TPE)
Destination: Noto (RJNW/NTQ)
Runway: 25
Landing: 0807Z
METAR: RJNW 150800Z 28012KT 9999 FEW040 20/12 Q1010 RMK 1CU040 A2985


機材は富山空港でもおなじみ737-800。この日は50周年特別塗装機が飛来。
(「ドノーマルのほうが良かった」ってのは贅沢かなぁ…)
風が強くてお見苦しい(お聞き苦しい)点がありますがご了承を…。編集もゴリ押し気味ぃ。


空港内はどんな様子なんだろうかと、ターミナルへ向かいます。

空港前にはバスがズラリ
4番スポットの搭乗橋は普段使用されません
滅多に見られない能登空港の珍景

今回の一連のチャーター便は台湾からのインバウンドのみで、4月と5月で計8出発日を設定。
今日が台湾旅客の受け入れ最終回。

ここでモデル的な能登チャーターのツアーコースをご紹介。
1日目:夕方、能登空港着。加賀屋泊
2日目:ゆのくにの森・五箇山・加賀屋にもう1泊
3日目:立山黒部アルペンルート(立山駅-扇沢駅)・白馬温泉
4日目:小布施・金沢・兼六園・金沢泊
5日目:千里浜・輪島朝市・能登金剛・巌門。夜、能登空港発
とモリモリたくさん!価格は…メモるの忘れたぁ…スンマセン。

同様のコースは富山空港・小松空港・中部国際空港から設定され、コースは多少変化して高山や名古屋圏が入ったり。これが台湾からの北陸ツアーで売れ筋かつ一般的な旅程です。


到着口前では中文繁体版の石川県観光チラシを配布
加賀屋の仲居さんによる歓迎の横断幕
こちらは台湾への帰国者へ向けたメッセージ

「加賀屋」さんも空港に出向いてお出迎え。加賀屋のおもてなしは空港から始まってます。
今回の能登チャーターのほぼ全員が加賀屋に宿泊すると思われます。台北にも加賀屋があるので、台湾での知名度は抜群です。

加賀屋の接客教育長(?)さんにお話しを伺うと、一番多い外国人宿泊者はやはり台湾。次いでオーストラリア、欧米と続く模様。台湾の方は個人旅行・リピーターも多いそう。

空港のソラリーにはCI便がちゃんと表示されてますよ


さて、ここ能登空港は国内線用空港。CIQ(税関・出入国・検疫)はどうやって運用しているのか気になってました。

近くにいらした中の人にお話しを伺います。

能登空港には国際線用の設備はないものの、4番スポットの搭乗橋は国際線専用として運用。CIQは国内線用の到着エリア・出発エリア内で間仕切り等によりスペースを区切って出入国手続き等を行っているそうです。

到着口を覗くと、通常は外からガラス越しに中が丸見えになっているんですが、到着者の動線が見えないよう目隠しがされていました。同様に出発フロアのガラス面もシャッターが。国際線対応がちゃんとされています。

国際線用の専用エリアがあれば国内線ダイヤと重なっても対応できるんだろうけど、とりあえずは今のままで十分いけそうですね。でも国内線がディレイしちゃったりすると大変かも。

お次は出発編。

チェックインを待つ台湾旅行客ご一行
頭上には鯉のぼりの群れ
チェックイン業務はANAが代行
小さな中華航空の看板がぶら下がっていた
帰国者には加賀屋からカットフルーツの差し入れ!
これが加賀屋の「おもてなしの心」ですなぁ

出発フロアのガラス窓にはシャッターが
これも国際線CIQ対応ですね

折り返しの台北行のフライトはほぼ定刻に出発。撮影途中でゴロゴロと雷と雨が。離陸と同時に土砂降りに。結構ピカピカしてました。皆さんマネしちゃいけません…

離陸動画はこちら



- Flight Data -
Date: May 15, 2013
Airline: China Airlines チャイナエアライン 中華航空 (CAL/CI)
Aircraft: Boeing 737-800 "50th Anniversary Livery"
Registration No.: B-18606
Flight No.: CI7593
Origin: Noto (RJNW/NTQ)
Destination: Taipei (RCTP/TPE)
Runway: 25
Take-off: 1007Z
METAR/SPECI:
RJNW 150947Z 26009KT 210V300 9999 TS FEW015CB SCT020 BKN080 17/13 Q1013 RMK 1CB015 4CU020 7AC080 A2991 P/RR FBL TS 20KM W MOV NE
RJNW 151000Z 27006KT 240V360 5000 TSRA SCT015CB BKN020 BKN080 16/13 Q1012 RMK 3CB015 5CU020 7AC080 A2991 MOD TS OHD MOV NE P/RR




以上、台湾からの旅行客で賑わう能登空港の様子でした。なんだか「加賀屋専用機」状態でしたね。

日本人も負けずに台北便の座席を埋めないと!
行こうぜ台湾!


2013年5月13日月曜日

トリプルセブンの「珍牽引」 - 珍誘導じゃない、もう一つの珍景

そーいえばブログやってたんだよねと、久しぶりに更新…スイマセン


当チャンネルで再生回数の多い動画の一つに「トリプルセブンの珍誘導動画」があります。

富山空港の駐機場は狭いので、2名のマーシャラーが誘導リレーしながら横向きで駐機させる様子を紹介した動画です。

調べていると富山空港のほか、福岡空港の7番スポットでも行われているようです。
(ソース:THE CONTRAIL in KOMATSU 福岡空港を代表するスポット by YOSHIRJNK氏)
あと鹿児島空港でもやっている?(未確認)

変針具合は富山空港の方が「珍」かなぁ。


とりあえず動画はこちら↓





さてこの珍誘導、場合によっては「見られない事」があるんです。

「えー、せっかく珍誘導とやらを見るため、富山空港へ来たのにぃ」
なんてガッカリすることなかれ。
あなたはもっと貴重な場面を見ることになるんです。


まずは動画をご覧いただきましょうかね。




- Flight Data -
Date: May 12, 2013
Airline: All Nippon Airways 全日空 全日本空輸 (ANA/NH)
Aircraft: Boeing 777-200
Registration No.: JA702A
Flight No.: NH883
Origin: Tokyo/Haneda (RJTT/HND)
Destination: Toyama (RJNT/TOY)
Runway: 20
Landing: 0150Z
METAR: RJNT 120100Z 25003KT 160V340 9999 FEW040 20/09 Q1009


名付けるとしたら…「珍牽引」って感じ?(また変な言葉を作ってしまった…)

動作を整理してみると
  1. 着陸した機体を駐機場へナナメに進入・誘導して一旦停止・APUはON
  2. 車止めをし、トーバーを据え付け・エンジンはシャットダウン
  3. お客を乗せたまま、トーイング車で牽引してスポットへ

なぜ先の動画のように自走でのスポットインが実行されないのか、それはお隣に注目!



隣の3番スポットに航空機が駐機している場合、自走して駐機させる方法ではトリプルセブンの翼と3番スポットの航空機がぶつかってしまいます。そのためこのような方法が取られています。
(久しぶりにトリプルが来るぞーなんて時にも、習熟の為にやったりもしてる感じ)


ただこの「珍牽引」、出現率が低いんですよね。

現行ダイヤで見られる条件は、アシアナ航空が早着し(または883便が遅延し)、かつアシアナ機に対して5番スポットではなく3番スポットに駐機の指示が出た場合に限り見ることが出来ます。
結構ハードルは高めですね。


むかーし、この駐機方法のときに乗客として乗っていたことが。
「当機は一旦停止しますが、ベルトはそのまま!席から立たないでください。再び動きます。」的なアナウンスがありましたよ。


お客を乗せたまま一旦停止して、トーイングカーによる前方への牽引でスポットインさせるってのは日本でもここ富山空港だけだと思うんですがねぇ…。
冬場の積雪時に誘導ラインが見えないとかでやる空港もあるかな。海外の空港では日常的にやっているところもあるようですね。

以前にも一度収録しているのですが、撮影品質に満足していなかったので、改めて収録できるチャンスを待っていました。
ふー、やっと撮り直しができたヨ

(でもこの撮影位置からだと、広角で駐機場を撮影したとき、なんだか傾いている感じがするんだよなぁ。一応カメラの水平は保たれてます…)


珍誘導よりも珍しい「珍牽引」のご紹介でした。

2013年5月5日日曜日

「春の消防・防災フェスティバル」に行ってきました

5月3日、富山県広域消防防災センターの開館1周年を記念して「春の消防・防災フェスティバル」が開催されました。

主にチビッコ向けのイベントですが、大きいお友達は来てはダメというわけではありませんので早速会場へ。


お目当ては「はしご車救助実演」「消防防災ヘリコプター訓練・展示」です。



チビッコ向けの消化体験
併設の富山県消防学校の車両展示
県内市町村のお古を実習で使用しているそう

   

消防学校実習用の消防車
こちらはセンター開設時に新車導入されたモリタ製の消防ポンプ自動車




さて、今日の主役である「はしご車」が登場。

みんな大好き、モリタの消防はしご車「スーパージャイロラダー MLGS5-40W」です。
消防車に詳しくない私でしたが、以前防災訓練で見て一目惚れ。


「はしご車救助実演・放水実演」の様子は動画でどうぞ
車両の展開・設置から収録していますよ




訓練展示の隊員は富山消防署高度救助隊の皆さん。富山市内だけでなく、国内外の被災地などでも活躍できるよう、日々訓練を行っているそうです。

今度は近くで車両を拝見。実際の出動現場に出かけて撮るわけにいきませんが、今日は正々堂々と撮影することができますね。





日野自動車にもスーパードルフィンが!ドルフィン機長の兄弟?





車両はその後「はしご車試乗体験」に。整理券はあっという間に配布完了。


整理券を確保できたチビッコたちは大喜び
でも怖くないのかなぁ…

次の展示は婦中消防署の化学消防自動車による放水展示。


こちらの化学消防車はNIKKI・日本機械工業社製


水も積んでいるそうですが、ここから出動するかもしれないからと、今日は防火水槽からポンプで水を吸い上げて展示しているそう。

放水後は地上展示
防火服試着コーナーも

富山市消防音楽隊のステージ

ゆるキャラステージも開催

小矢部市のキャラ「メルギューくん」は倶利伽羅源平合戦の火牛がモデル。
頭に火をつけたまま登場。誰か消火器持って来いー


そしてイベントの最後を飾るのは「消防防災ヘリコプター訓練展示」です。

富山県消防防災航空隊によるヘリコプター訓練(ロープ降下・機動飛行・救出訓練・地上展示)が行われました。


まずはロープ降下・機動飛行・救出訓練編
防災ヘリの機動飛行展示に興奮!






続いて着陸・地上展示・離陸編
注目は帰投時の最後の敬礼!これがカッコいいんです!





- Flight Data -
Date: May 3, 2013
Airline: Toyama Fire & Disaster Prevention Aviation 富山県消防防災航空隊
Aircraft: Bell 412EP ベル式412EP型 消防防災ヘリコプター"とやま"
Registration No.: JA6768
METAR: RJNT 030600Z VRB06KT 9999 FEW045 16/02 Q1014
(2.0nm SSE Toyama Airport /富山空港の南南東 2マイルの地点で飛行実施)



地上では隊員の方々とお話。この機体は結構古いのですが、ぼちぼち更新したらどうだぁって話が出てきたとろこだとか。まあここからが長いんだろうけど…。



大人も十分に楽しめた春の消防・防災フェスティバルでした。

日々厳しい訓練を行って備えている隊員の皆さんへの感謝と、
消防車や救急車、防災ヘリの実出動のない日が一日でも長く続くことを願っています。

2013年5月4日土曜日

クルーズ客船「にっぽん丸」が富山港に寄港 - 出港時にはもちろんあの船も!

ブログネタはいろいろあるんですが、撮ってばかりで編集が追いつかない状態ですorz


さて、5月2日はタイ国際航空の飛来で盛り上がっていた富山県民(※一部)ですが、この日は海の港にも動きが。

クルーズ客船「にっぽん丸」が2日午前に富山港へ初寄港しました。
夕方には出港するとの事だったので、空港での撮影を終えて見学に向かいます。


にっぽん丸を見たのは初めて
大きいですねぇ

左側に掲揚されている旗は国際信号旗「P」
「出港するから帰船しなさいよー」の意味

5月になっても、海はとっても寒いー
外国船の乗員に手を振って体を暖めます。あ!気づいてくれたヨ!

埠頭には、オプショナルツアーから帰ってくる乗客のバスが続々と到着。
バスマニアの友人が来てたらバスに張り付いてたかもね。

とりあえず、出港の様子は動画にて↓





お見送りが盛大すぎて、音の調整に苦労。そして長音三声の大きな音にもビビった…

自前のサイドスラスターだけで出港するのかなぁと思ってましたが、やはり今回も登場!
タグボート「長田丸」と水先案内人を乗せたパイロット船「つるぎ」です。

水先人2名がにっぽん丸に乗り込みます
パイロット船には信号旗H「水先人が乗船中」の意
にっぽん丸には掲揚されなかったなぁ…

タグボート長田丸

港を出るにっぽん丸と、タグラインを外して右舷にまわる長田丸
海の仕事人はカッコいいなぁ

今回感じたこと。やはり港では「アレ」が必要なんですよ!隊長、一緒に買いませんか?


5月2日は空も海も賑わった一日でした。今年もいろんな船に出会えるといいですね。

2013年5月2日木曜日

富山空港にタイ国際航空が初飛来!機体はA300-600R!

久しぶりに富山空港が賑わいました。

本日はグアムへのユナイテッド航空チャーター便(日本側用機)と、タイ国際航空のチャーター便(双方向用機)の2本が就航。
うち、タイ航空は富山初就航となりました。その様子をご紹介。



この日は早朝より空港へ。到着フロアのソラリーには早速タイ航空の表示が。(ロゴのフォントが古いのは気にしない…)

今回は日本からのタイ観光ツアーだけでなく、タイからの訪日観光客もご搭乗。双方向チャーター便となっています。

国際線チェックインカウンターは大行列。UAとTGの2社就航ですからね。
日本側の用機旅行会社の社長さんの姿も。お忙しそうなのでご挨拶せず。
また珍しい航空会社呼んでくださいね!…って撮ってないでチャーターに乗れってかぁ。

ソラリーのパタパタにはTGとBKKが以前から入っていたような…
前に来たことある?いやないはず…

着陸は展望デッキで待ち構えることに。撮影仲間と一緒にフライトを待ちます。

まずは先着となるユナイテッド航空のチャーター便(B737-800)が着陸。こちらはコンチネンタル航空時代から続く毎年恒例のチャーター便。
おう、やっぱりLOC Y RWY20か。ハイステーションの際、音はするものの姿は雲の間からチラッとだけ。
(ごめんなさい、UA動画は後回し…)


タイからのチャーター便初飛来ということで、今日は報道も多数。

隣の報道クルーの方はUAの着陸後に「あれがタイからの飛行機ですか?」と質問が。
「いえいえ、ニュースに出すのは次の着陸機ですよ」と一緒にその時を待つことに。


あ!オフセットローカライザーに乗った機体が見えたYO!

着陸の様子はこちら↓




- Flight Data -
Date: Mar 2, 2013
Airline: Thai Airways International タイ国際航空 (THA/TG)
Aircraft: Airbus A300-600R
Registration No.: HS-TAW
Flight No.: TG8054 (Charter Flight)
Origin: Bangkok Suvarnabhumi International Airport (VTBS/BKK)
Destination: Toyama (RJNT/TOY)
Runway: 20
Landing: 
METAR: RJNT 020000Z VRB03KT 9999 FEW010 SCT020 09/05 Q1012

テイル部分の紫色の輝きが美しいですなぁ…
そして懐かしいA300-600R。スポイラーの形に見覚えが。エンジンサウンド萌えな人用に、シャットダウンの音は長めにw


タイからの訪日観光客の方の最大のお目当ては「立山黒部アルペンルート」。年々タイからアルペンルートへの観光客は増えているそうで、昨年私がアルペンルートに行った際にも多くのタイ人観光客の姿が。
報道によると、タイ航空側もチャーターで実績を積んで将来は定期便にしたいなんて話も。嬉しいですねぇ。

そして日本からタイへ向かった日本人観光客ご一行は、今頃晩飯食ってタイの夜を満喫しているころでしょうか。羨ましいなぁ…


タイ航空の美しい機体を見て、撮るよりも乗ってタイへ行きたくなった1日でした。
待ってろタイランド!(おっとその前に台湾へも…)