5月26日、ホノルル到着日の後編。
チェックイン時間まで待たずに、とりあえずホテルを出発。
今回滞在の「ワイキキ・サンドビラ・ホテル」から1ブロックの交差点にABCストア、その向いにはスーパーマーケットやフードコート・コンビニなどが入るFood Pantry。さらに地元ローカルバスThe BUSの停留所があり、交差点を南に進めばそこはもうワイキキビーチという好立地。
そんな交差点でツナサンドとボトルウォーターを買って、Arizona Memorial行きのThe BUSに乗り込んだのが12時ちょうど。
バスは1乗車2ドル50セントで運賃先払い。その際にトランスファーチケットを貰えば指定時間内に限り最大2回乗り継ぐことが出来る。
※2017年10月1日よりトランスファー制度が廃止。1デイパスの購入が必要になる模様
http://www.thebus.org/updates/TransferDiscontinuedNewOneDayPass_Oct2017.asp
車内は飲食禁止、先ほど買ったツナサンドは降りるまでおあずけ。
クッション性など全くないベンチのような椅子に揺られる事1時間20分、パールハーバーにある「Pearl Harbor Historic Sites」に到着。
戦艦アリゾナが眠る「アリゾナ記念館」のほか、「戦艦ミズーリ記念館」・「USSボーフィン潜水艦博物館」・「太平洋航空博物館パールハーバー」の4施設へアクセスするためのビジターセンターがある。
そしてここはまだ現役の軍港。カメラの持ち込みはOKだけど手荷物の持ち込みは不可。首からカメラをぶら下げ、リュックを入場門脇の施設にストレージ(3ドル)。おっとその前にツナサンドをパクっと。
アリゾナ記念館以外は有料で、ここでまとめてチケットを購入。
「アリゾナとミズーリと航空博物館に行きたいんですが…」と係員に尋ねると、「うーん、アリゾナへの船はいまからだと遅い時間。ちょっと回る時間ないんじゃないカナァ」とチケットカウンター前のおばさん。
そこで今回はミズーリと航空博物館を回ることに。入場料は計50ドルとチョットお高め。
戦艦アリゾナのアンカーの先には… |
戦艦ミズーリ(左)とアリゾナ記念館(右) アリゾナ記念館は海の上にあり、その下に戦艦アリゾナが眠っている |
シャトルバスに乗って戦艦ミズーリ・太平洋航空博物館へ バス車内から港の中は撮影禁止 |
艦上にあがると「こんにちはー日本の方ですか?」とスタッフから日本語でご挨拶。
チケットには日本語ガイドツアー料金が含まれていて、ここで申し出ればガイドをアテンドしてくれる。
男性ガイドのジャスティンさんによる案内で、日本から来た初老のご夫婦とともに艦内日本語ツアーがスタート。
対岸には現役の米軍潜水艦や戦艦の姿 |
一番奥の白い建物がアリゾナ記念館 手前に続く白と黒の構造物が真珠湾攻撃で沈んだ船の場所を示している |
降伏調印式が行われた場所 当時の写真と同じ場所からパチリ |
サインが行われた場所には記念のプレート |
降伏文書のレプリカ ガイドさんから珍話も披露…ぜひ現場で |
星条旗はペリー日本来航時のもの(レプリカ) 実際の調印式でも掲げられていたそう |
沖縄戦でゼロ戦が特攻した跡が凹んでいる(中央) |
その特攻隊員を水葬した際の場所を示す足マーク |
最初は晴れていたのだが、途中からものすごい雨で甲板上がまるで川のように。
ガイドのジャスティンさんも「なかなかこんな雨はないですねぇ」と雨をうまく避けながら、熱心に各ポイントを解説していただいた。
続いて先ほどのバスに再び乗り込み、次の停留所「太平洋航空博物館」へ。
施設前にはフォードアイランドコントロールタワーと、F-15イーグルの姿。
入口前のオジサンに「F-15がもう博物館入りしてるの?日本じゃバリバリ現役だYO」って聞いてみると、「あれはオイルリークしたんだ。そして修理せずにここに置いてる。それにアメリカじゃF-15から新型機に世代交代が進んでるからナ。」
入口でチケットを見せて、まずは格納庫37へ。
この格納庫には第2次世界大戦当時の日本軍や米軍の機体を中心に展示・構成されている。
続いて屋外を進んで格納庫79へ。
こちらには近・現代の戦闘機やヘリコプターが展示されている。
…おやおや、向かう道すがらカートに乗った係員が「Sorry、もうCloseしたんだ。さっきの豪雨で格納庫内の床がWetでサ…」
というわけで格納庫入口から中を見る程度。展示機数としては、こちらが本命なんだけど…
既に時間は閉館30分前。タイトなスケジュールで動いたツケがちょっと出てきたかな…。
アリゾナ記念館とあわせて、次回ハワイ訪問時のタスクとしよう。
豪雨の影響で中はクローズ 入口から覗くだけ |
シャトルバスに乗り込んで最初の出発点に。
預けておいた荷物を受け取って、またまた路線バスに乗車し次なる目的地へ。
到着早々、路線バスに迷わず乗車しているが、これもすべて「Google Map」のおかげ。
Google Mapに出発地と目的地を入力すると徒歩や車での移動経路が表示される事はご存知のとおりだが、ハワイではこのThe BUSの路線と時刻表も同様に表示される。
バスロケーションには非対応だけど、この指示に従ってバスに乗車し、目的のバス停で下車するだけ。
15年前のアメリカ旅行と異なり、スマホは旅の必需品。滞在中は大いに活躍してくれそうだ。
乗車すべきバス路線と降車すべきバス停が表示される |
沿道には市長選の支持者たち バスの運転手がクラクションで加勢 |
KapiolaniBl/Coole Stバス停で下車し歩く事20分。カカアコ・ウォーターフロントパークに到着。
そして海越しのダイヤモンドヘッドを見るべく公園内を散策。
Kakaako Water Front Park |
猫がお出迎え ニャー |
公園内ではドローンを飛ばすお兄さん ちょっと見せてぇー! |
何を撮影しているかというと… 友達がブチューってやってるトコを空撮中 |
そしてここにはドレスを着た数組の日本人カップルの姿。
どうやらハワイで挙式を挙げる人たちがプロカメラマンに撮影してもらう絶好のスポットになっているようだ。
そんな幸せいっぱいのカップルたちの近くに、目的の碑があった。
愛媛県立宇和島水産高校・練習船「えひめ丸」慰霊碑 |
ハワイ旅行当選後、たまたまネットを検索していて見つけたこの公園。ここに練習船えひめ丸の慰霊碑があることはその時に知った。
ちょうどパールハーバーからワイキキへのバス路線の近くだったので、帰り道に立ち寄ってみようと計画。到着初日に訪れることが出来た。
時刻は19時過ぎ、ようやくホテルに到着。フロントでチェックインして早速部屋へ。
この「ワイキキ・サンドビラ・ホテル」はスタンダードクラスホテルとして日本のツアーでもよく販売されているホテル。
低価格帯のホテルだけど部屋は十分に広く、トイレにはナント「ウォシュレット」付。オシリにも優しいホテルだ。
荷物を置いてとりあえずシャワー。
精算を済ませ、陽気なバーのお姉さんとお別れ。
部屋に戻って翌日の準備を済ませたらベッドに直行バタンキュー。でも目覚ましはしっかりと6時30分にセット。
明日はどんな景色に出会えるかな。
(5月27日編に続く…)
2001年に発生したアメリカ海軍原子力潜水艦とこの練習船の衝突事故は当時の日本に強い衝撃を与え、連日マスコミで報道されていた。「えひめ丸」という名前は今でも多くの日本人が記憶していると思う。
慰霊碑は公園内の海が見渡せる小高い丘に置かれ、船のアンカーと命を落とした9名の名前が刻まれている。
私が訪れた10日ほど前にも、神奈川県立海洋科学高等学校の練習船「湘南丸」の生徒たちが献花に訪れていたようで、色鮮やかな折り鶴が傍らにあった。
ハワイ旅行の際にこの公園を訪れる方がいらっしゃれば、ぜひこの慰霊碑にも立ち寄ってほしいと思う。
※カカアコ地区は治安が悪化しているとのレポートがありました。訪問される際には在ホノルル日本領事館などの安全情報を参考に十分注意してください。
※カカアコ地区は治安が悪化しているとのレポートがありました。訪問される際には在ホノルル日本領事館などの安全情報を参考に十分注意してください。
公園には野良猫もいっぱい 猫を捨てるな、猫を買わずに猫を飼え。 |
時刻は19時過ぎ、ようやくホテルに到着。フロントでチェックインして早速部屋へ。
この「ワイキキ・サンドビラ・ホテル」はスタンダードクラスホテルとして日本のツアーでもよく販売されているホテル。
低価格帯のホテルだけど部屋は十分に広く、トイレにはナント「ウォシュレット」付。オシリにも優しいホテルだ。
広々とした部屋のつくり |
トイレにはウォシュレット 歯ブラシと髭剃りの備え付けはナシ |
小さいながらもバルコニーつき |
荷物を置いてとりあえずシャワー。
滞在中の飲料などを買い出しに徒歩2分ほどのABCストアとFood Pantryへ。
初日の晩飯は、ホテルの1Fにある外国人で賑わうバーレストランをチョイス。
ABCストアには日本のお茶も売ってますが…お値段2倍 |
Food Pantry内のスーパーは品揃えが豊富 |
初日の晩飯は、ホテルの1Fにある外国人で賑わうバーレストランをチョイス。
滞在者向け15%ディスカウントクーポンをフロントで頂いたのでありがたく使わせていただく。
まずはビール |
メインディッシュはニューヨークステーキ |
タパスガーリックカフクシュリンプとハイボールwithライム |
精算を済ませ、陽気なバーのお姉さんとお別れ。
部屋に戻って翌日の準備を済ませたらベッドに直行バタンキュー。でも目覚ましはしっかりと6時30分にセット。
明日はどんな景色に出会えるかな。
(5月27日編に続く…)
スポンサーリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿