2016年4月25日月曜日

クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が伏木富山港に寄港 - 船内見学会レポート

2016年4月25日、富山県高岡市の伏木富山港(万葉ふ頭)にクルーズ客船「飛鳥II(ツー)」が寄港しました。



飛鳥Ⅱは2006年に就航したクルーズ客船で、ワンナイトクルーズから100日を超える世界一周クルーズなどを行う日本船籍の船です。当チャンネルでも伏木富山港での入出航動画を公開しています。


今回はJTBによるチャータークルーズ「飛鳥IIで航く 春彩の日本一周クルーズ 10日間」として富山に寄港しました。
当ブログでは今回船内見学の機会を頂くことが出来ましたので、その豪華な船内の様子を写真中心にレポートします。

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JTBチャータークルーズによる日本一周10日間の旅。
横浜・神戸発着で「横浜~神戸~別府~仙崎~伏木~秋田~函館~横浜~神戸」の行程で日本を一周、お値段は最安キャビンで44万円から、ロイヤルスイートの220万2千円までの7ランクが準備されています。


ふ頭には高岡市の工芸品や土産物を売るテント群



いよいよ船内へ
寄港中はクルーによる船のメンテナンスも行われている


今回はクルーズ実施中の船内ということで、パブリックスペースを中心に見学。客室や操舵室・機関室などの見学はおあずけです。
クルーズスタッフの芳賀さんの引率で船内を周ります。

4階から乗船し、見学のスタートは5階のアスカプラザから
見学ガイドはクルーズスタッフの芳賀さん
クルーズ中はショーの司会やアクティビティの進行などをご担当

レセプション前の「アスカプラザ」

メインダイニング「フォーシーズン・ダイニングルーム」
はアスカプラザすぐ横
収容客数は500名で食事は2部制をとっている
優秀なクルーを表彰する「クルーアワード」 

階段を昇ってDeck6へ
船内には衣類やアクセサリー、グッズショップなど4店舗
このほか写真を現像してくれるフォトショップもある


ハリウッドシアターでは映画を上演 

将棋・囲碁・チェスなどを楽しめる「カードルーム」 

カルチャー教室などが行われる「コンパスルーム」

ダンスルーム「クラブ2100」

禁煙の船内でもここはOK「シガーバー」

カジノコーナー「モンテカルロ」
飛鳥IIは日本船籍なので、公海上であってもお金はBETできず
飛鳥Ⅱグッズなどが景品となる

麻雀サロンも有ります

様々なショーが繰り広げられる「ギャラクシーラウンジ」
この日は「KOBUDO-古武道-」によるスペシャルコンサートが開催予定

続いてDeck11へエレベーターで向かいます。

船内唯一の和室「游仙」

船の先端に位置する「ビスタラウンジ」



バツグンの眺めの先には新湊大橋

「シーホースプール」

最上階のDeck12「スカイデッキ」からはこの眺め

ここでも気になるキノコ群…
各種通信用アンテナが船上にある

パドルテニスを楽しめる「ウインブルドンコート」

クルーズ専用メールも取得できる「コンピュータープラザ」
もちろんWIFIも利用可能

船内には寄港プレートがズラリ

この伏木富山港には2006年3月25日に初寄港

カジュアルレストラン「リドカフェ&リドガーデン」

歴代船長写真
現在は11代目

1000泊以上した常連客を掲出する「クルーズマイルストーン」
ナント!2000泊した方も1名! 

軽食が楽しめる「ザ・ビストロ」 

船内には約500名弱のスタッフが乗船
外国人クルーが多数を占め、皆さんにこやかに挨拶してくれた

と、約1時間弱の船内見学はこれにて終了。
クルーズ中の乗船者の皆さんはこのあと16時30分に再び船に戻り、次なる寄港地「秋田」へ向けて出航となりました。

一度は乗りたいクルーズ船。
みなさんもぜひ飛鳥IIで優雅な旅など如何ですか?




以上、クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」船内見学写真レポートでした。

2016年4月15日金曜日

能登空港に航空局の飛行検査機「チェックスター3」が飛来 - 「ILS飛行検査」を実施

当チャンネルでも定期的に動画をお届けしている「能登空港(愛称:のと里山空港)

その能登空港に3月25日、国土交通省航空局・飛行検査センター所属の飛行検査機「チェックスター3(JA003G)」が飛来しました。

能登空港のエプロンには除雪時の雪山も残る3月

国土交通省航空局・JA003G

当チャンネルではその飛行検査の様子をキャッチ!
まずはその飛行を動画でご覧ください。




- Flight Data -
Date: Mar 25, 2016
Airline: 国土交通省 航空局 飛行検査センター JCAB Japan Civil Aviation Bureau
Aircraft: Saab 2000
Registration No.: JA003G
Flight No.: VFR
Take-off Runway: 07
Take-off time: 0427Z
Inspection Flight Runway: 25
Level Run Flight time: 0436Z
Low Approach Flight time: 0447Z
METAR: RJNW 250400Z 33006KT 250V060 9999 VCSH FEW020 SCT045 BKN050 06/M03 Q1021


動画では離陸と飛行検査の一部をご紹介。今回は「ILS定期飛行検査」が実施されたものと思われます。


能登空港のILSについては昨年秋に更新を終えたばかりで、当ブログでは代替ローカライザー飛行検査と、更新されたグライドスロープ飛行検査の2つの動画をご紹介してきました。





それでは今回の検査動画を写真で振り返ってみましょう。

午後1時すぎ、飛行検査のため能登空港を出発

離陸して検査開始点へ向かうJA003G
機体の上部・下部には多数の測定用アンテナ群

今回検査が行われる能登ILS「グライドスロープ」「T-DME」と…

能登ILS「ローカライザー」

まずは一定高度を保ったまま「レベルラン」
主にグライドスロープに対する飛行検査項目

レベルランを終えてレフトブレイク

再び進入し…

滑走路上を「ローアプローチ」
低いー!

低い高度を維持しながら滑走路上を飛行
飛行検査で一番の見どころ

滑走路端で上昇
灯火も点灯、滑走路の灯火検査もあわせて実施された模様

ILS飛行検査の一番の見どころは、なんといっても低空で滑走路上を飛行するローアプローチ!
今回もクールな検査飛行を見せてくれました!

以上で飛行検査は終了。中部国際空港の飛行検査センターへと帰っていきました。


今回の飛行、動画では「レベルラン」「ローアプローチ」を収録。ローアプローチ後はアプローチコース上を円弧上に横切って飛行する「アークフライト」も実施されていましたが動画では遠すぎて収録できず。
以上の飛行により、能登ILSの定期飛行検査を実施していたものと思われます。

検査を終え、能登VOR/DME(NTE)をヒットして中部・セントレア空港へ


そんな当チャンネルではこのほかにもこの国土交通省航空局・飛行検査センター所属の飛行検査機「チェックスター」の動画を公開しています。

再生リスト:[JCAB CheckStar] 航空局 飛行検査機 "チェックスター[whitewing681]


以上、能登空港ILS飛行検査レポートでした。