2014年10月30日木曜日

【速報】 12月より富山空港に「RNP AR進入方式」を設定 - 悪天候時の就航率アップに期待

以前からブログでもお伝えしていたとおり、待望の「RNP AR進入方式」が12月11日より富山空港に設定されることになりました。
またあわせてBasic RNP1をつかったSID/STARも設定されます。

8月に行われたJA001GによるRNP AR設定検証飛行
いよいよその飛行コースが発表された


新たに設定されるもの

  • UOZU ONE DEPARTURE (RNAV SID)
  • NANAO ARRIVAL (RNAV STAR)
  • MANYO ARRIVAL (RNAV STAR)
  • GENGE ARRIVAL (RNAV STAR)
  • RNAV(RNP) RWY02
  • RNAV(RNP) Y RWY20


名前が変更されるもの

  • RNAV(GNSS) RWY20 → RNAV(GNSS) Z RWY20


廃止されるもの

  • TOYAMA REVERSAL EIGHT DEPARTURE 
  • OYABE ARRIVAL


引き続き設定されるもの

  • IKUJI FIVE DEPARTURE
  • URUSI REVERSAL FOUR DEPARTURE
  • OHANA ARRIVAL
  • TOYAMA ARRIVAL
  • LOC Z RWY 20
  • LOC Y RWY 20
  • VOR A

それでは新たに設定されるチャートを見てみましょう。

2014年10月11日土曜日

開業前の北陸新幹線「上越妙高駅」駅舎内覧会と、移設間近の新駅舎「脇野田駅」見学レポート

10月11日、新潟県上越市にある北陸新幹線の新駅「上越妙高駅」駅舎内覧会が開催されました。
この内覧会では北陸新幹線の「上越妙高駅」のほか、10月19日に移設開業となる「(新駅舎)脇野田駅」もあわせて公開されました。

上越妙高駅(西口)


内覧会には事前応募で選ばれた300名が参加。
当ブログもその内覧会をレポートする機会に恵まれましたので、写真を中心にレポートします。

まずは北陸新幹線「上越妙高駅」からご案内。

上越妙高駅(東口)

東口にある「もてなしドーム」

看板には既に「えちごトキめき鉄道」の文字

東口と西口を結ぶ「自由通路」
ここが2階となる

自由通路に面して北陸新幹線「JR東日本・上越妙高駅」がある

恒例の「きっぷうりば」チェック
自由通路に面してまず2台の券売機
MV端末が設置されるものと思われる

改札外コンコースには「みどりの窓口」

左側にはカウンター

右側には券売機が3台
自由通路側とあわせると計5台の券売機が設置されるようだ

改札外コンコースから改札内コンコースを見る

自動改札は3基
奥にあるガラスの部屋が有人改札
設置台数は新高岡駅と同じ数だ


改札内コンコース

上越妙高駅の発車票
JR西日本のタイプとは異なる項目表記


柱には大きく「新幹線」の文字
JR東日本らしい表記


待合室は改札内コンコースからのみアクセス可能

改札内コンコースの片隅には…

鉄道・運輸機構が設置したプレート
記載された日付は北陸新幹線の開業日

いよいよホーム階へ
まずは13番・14番のりば「富山・金沢方面」(下りホーム)へ

13番・14番のりば「富山・金沢方面」(下りホーム)
13番のりばが「下り本線」、14番のりばが「下り副本線」
この上越妙高駅は金沢駅・富山駅と同様、2面4線として建設された

駅港内の通過速度は260km/hとして設計・建設
実際の運用ではどれぐらいの速度で通過するか気になる

ちゃんとあります「停車場中心」

北陸新幹線の起点となる高崎駅からの距離
「176K880M」

金沢方を見る
右側には保守用線路が伸びている


つづいて11番・12番のりば「長野・高崎・東京方面」(上りホーム)へ

11番・12番のりば「長野・高崎・東京方面」(上りホーム)
11番のりばが「上り副本線」、12番のりばが「上り本線」


高崎方を見る
クロスポイントが見える


以上が北陸新幹線の「JR東日本・上越妙高駅」となります。

この「上越妙高駅」は、信越本線「脇野田駅」の西側に建設された駅。
在来線の最寄駅はその脇野田駅となりますが、この2つの駅間には距離があるため、新幹線開業を見据えて今年の10月19日に信越本線のルートを一部変更し、新幹線駅隣に脇野田駅が移設されます。

新幹線開業日前日の2015年3月13日までは「JR東日本・脇野田駅」として営業、新幹線開業日には「えちごトキめき鉄道・上越妙高駅」に改称される予定です。

それでは、その移設を8日後に控えた「(新駅舎)脇野田駅」を見学します。

左に見える建物が北陸新幹線の駅舎
そのすぐ脇に「(新駅舎)脇野田駅」が移設される

自由通路・西口側にある「JR東日本・脇野田駅」
3月13日までの駅名となる


新幹線開業後はこの駅から「特急しらゆき」が発着して新潟方面と結ぶ


新駅舎の停車場中心

直江津方

長野方


直江津方の、線路移設開始点付近
奥に見えるのが「上越妙高駅」

10月18日夜から19日始発にかけて、線路の切り替え工事が行われる

上越妙高駅の東口広場では「さようなら脇野田駅舎」イベントが同時開催
上越市立水族博物館のマゼランペンギンが出張中

最後に、新駅舎に移設となる「(現)脇野田駅」をご紹介。

移設される「(現)脇野田駅」


待合室内にはお別れのメッセージが

平成10年3月28日の北陸新幹線・長野・上越間起工式に
使用された「鎌・鍬・鋤」


この駅舎とホームは10月18日まで
開業時にはこの光景は見られなくなる

北陸新幹線開業まであと半年を切った「上越妙高駅」。
脇野田の駅名は新幹線開業とともに消えますが、この駅から北陸へ、そして東京へ1本の列車で結ばれる日が刻一刻と近づいています。


以上、「上越妙高駅」駅舎内覧会レポートでした。