2016年12月27日火曜日

総括 北大東島・南大東島の旅 【旅の手配ガイド - 旅を終えて】

2016年12月9日から12月13日までの5日間、自身20回目の沖縄の旅へ。
そしてずっと行きたいと思っていた北大東島・南大東島をようやく旅することが出来た。






回想編でもこの旅を紹介してきたが、ここで北大東島・南大東島の旅を総括編としてまとめてみようと思う。

今回の北大東島・南大東島の旅では、書籍・WEBサイト・旅行ブログなどが事前学習の参考になった。
これから北大東島・南大東島を旅行する人も情報収集には苦労するのではないかと思い、私なりに今回の旅の手配や現地情報を整理し、回想記とあわせて記録しておきたいと思う。

乱筆・乱文・珍文でお恥ずかしいですが、今後両島を旅行する人の参考になれば幸いです。


※以下の情報は2016年12月現在のもの。
情報が変わっていたり間違っていたりするかも。
必ず最新の情報にご自身でアップデートを!

2016年12月25日日曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月13日・後編) 【日本最短定期航空路線「南大東-北大東」の最長フライト(?)搭乗ルポ&帰路フライト編】

(回想 沖縄・冬の旅(12月13日・前編) 【南大東島周遊・南大東空港探訪編】はこちら)


宿の送迎車で南大東空港に到着。


早速チェックインし、南大東空港-北大東空港-那覇空港-中部国際空港と、乗り継ぎでのバゲージタグを発行してもらう。

手続きを済ませ、デッキに上がって搭乗機の到着を待つ。
あらら、お天気は下り坂っぽいよ。

JA81RCが那覇から到着

12月13日・午前編で紹介した午前の那覇便はVORアプローチで進入してきたが、この琉球エアーコミューターの最新機「Q400CC」RNP-APCHによる運航が可能。そのため当該機は南大東VOR/DMEを利用しない「RNAV(GNSS) RWY20」での着陸となった。




着陸すると、空港周辺には先ほどよりも雲がモコモコと出てきて何だか怪しい雲行き。この後荒れる予報らしい。

カウンターのお兄さんは「一応条件付きフライトになってまして、北大東空港に降りられない場合はそのまま那覇行になります。空模様を見る限り、ギリギリ大丈夫っぽいですけどねぇ…」って言ってたけど、さてどうなるやら。

離島の出発口には自動改札機などなく、概ねこんな感じ

この旅2度目国内最短定期航空路線「南大東-北大東」に搭乗。

12月12日・後編でも述べたとおり、最短になるための条件ってのがあるんだけど、今日はあいにくのお天気なのでVFR飛行はなさそう。

風をスマホでチェックすると…


2016年12月23日金曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月13日・前編) 【南大東島周遊・南大東空港探訪編】


2016年12月13日 南大東島の朝、おはようございます。

昨夜は雨音も聞こえてた記憶。
空模様がぐずついていたら今日は二度寝を…と思って朝6時に外を見るとお星さまが見えてるよ。

となれば、またまたやります島旅恒例日の出ツアー
宿を出てサトウキビが飛び出している薄暗い道を進む。


海軍棒プールに到着。
この時間まだ潮位が高くてプールは水没。ここもあとでまた来ようね。

海軍棒プールはまだ海の中

日の出時刻は6時52分だが…ちょっと雲が多くて見えないね。
まあこんな朝もあるんだよ。

6時52分すぎ、写真中央部には太陽がいる…ハズ


日の出時刻から遅れる事9分後、おはよう太陽。

ホテルに戻って朝食を頂き、屋上から南大東島を見る。
ほほうこんなところにNHKの定点カメラ。台風シーズンに活躍するのかな。


2016年12月21日水曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月12日・後編) 【日本最短定期航空路線「北大東-南大東」搭乗ルポ 南大東島到着編】




ハマユウ荘の送迎車で北大東空港到着。

まずは北大東空港撮影ガイドとして「北大東空港探訪」から。



謎のモニュメントが迎えてくれる

消防車庫は新たに建築中



自動チェックイン機なんて無いのよ

なんだか懐かしい感じの時刻案内版

沖縄最東端のクリスマスツリー&リースがここに



荷物を預けて、朝日を見た展望デッキへ。
入り口階段は屋外にあり、もちろん入場無料。

2016年12月19日月曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月12日・前編) 【北大東島周遊編】

(回想 沖縄・冬の旅(12月11日) 【絶海の孤島・大東諸島へ 那覇-北大東フライト・北大東島到着編】はこちら)

2016年12月12日 北大東島の朝、おはようございます。

借りたバイクで走り出す
行く先も分かっている

旅の朝は早い。
6時に目覚ましをセット、部屋の窓から空を見上げると星が綺麗に見えている。

となればミッションゴー、島旅恒例「日の出ツアー」に出発。
離島では日の出・日の入りも大事な観光ポイント。支度してまだ暗い中を原付バイクで出発。安全運転でそろーりと。

昨日の機内で中学校の先生に「日の出なら“沖縄海”ですかね。空港のすぐ向かいですヨ」と教えて頂いた場所。確か沖縄最東端の碑もあったはず。

しかし昨日西港公園での日の入り時にお会いしたおじさんは沖縄海への道は工事中だったと思うよ。人なら通れたかなぁ…」と言っていたが…

沖縄海への道は工事中

あらら、重機が道を塞いでいてやっぱり工事中。残念だが沖縄海と沖縄最東端の碑は次回訪問時のタスクに。

でもちゃんとあるよプランB。北大東島空港の展望デッキからも日の出が見えると思うので、気を取り直してそちらを目指す。




日の出は6時52分。
東の空が段々赤くなって海岸線には雲もあるけど…ほら、ちょうど誘導路の先に出てきたよ。


沖縄では、日の出(日の入り)が綺麗に海岸線から昇る(沈む)光景を見られるのは本当にまれ。私も記憶にあるのは宮古島での夕日のみ。
それでもお天気がよさそうならぜひトライしてみてね。条件が良ければグリーンフラッシュも…

誘導路の真ん中から、おはよう太陽。


天狗岩と秋葉神社

北大東島は「相撲」が盛んな島
島内にはあちこちに土俵がある

空港からの帰り道、秋葉神社に立ち寄って宿に戻る。
朝食の前に、施設内にある展望台でもう一度朝日のチェック。


2016年12月17日土曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月11日) 【絶海の孤島・大東諸島へ 那覇-北大東フライト・北大東島到着編】



2016年12月11日 那覇の朝、おはようございます。
今日も見上げると青い空。今日も暑くなりそうだね。



昨日よりもちょっと早めにホテルを出発、一旦荷物を預けに旭橋駅から空港ターミナルへ。

今日から旅も後半。いよいよ憧れの大東諸島へ。

まずは北大東島へ向かう予定だが、そのフライトは午後。
それまでは昨日同様、那覇基地で開催中の「美ら島エアーフェスタ2016」の会場をチラッと覗いていくことに。





赤嶺駅で隊長と合流。
昨日到着のフォロワーさんもお誘いし、計5人で開門の列へ。みんなで並べば暇しない。

今日もお世話になります

開門に並ぶ理由は…やっぱり歓迎のエイサー。並んだ人だけの特典だ。


2016年12月16日金曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月10日) 【美ら島エアーフェスタ2016・土曜日編】

(回想 沖縄・冬の旅(12月9日) 【旅の計画・那覇フライト編】はこちら)


2016年12月10日 那覇の朝、おはようございます。


ちょっと昨日のお酒が残っているかも。少し頭が痛いかな。
外に出て空を見上げると雲1つない青空。沖縄でこんな空に出会えるのは本当にまれ。でも確か去年の航空祭もこんな青空だったよね。

今年の基地開門は午前10時
いつもは日の出前のホテル出発だったけど今日はてーげー、県庁前駅に8時40分集合し、探検隊3名で那覇基地を目指す約束。



しかし、8時40分を過ぎても隊長の姿は見えず。遅刻するなんて珍しい。
するとそこへ「いま那覇空港、赤嶺駅で集合を…」との連絡。朝からアクティブだなぁ…




時刻はまだ9時、既に開門待ちの行列が出来ている。
無断早出の隊長と合流して、行列を横目に目指すはいつものタンク山でのフライトチェック。
今年は蚊が多くてヤダ…


2016年12月15日木曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月9日) 【旅の計画・那覇フライト編】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)


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「2016年の那覇航空祭は2日間開催」


この航空自衛隊・那覇基地航空祭にあわせて毎年12月に沖縄を旅するのが定番となり、今年で4回目の那覇航空祭訪問。

例年であれば日曜のみの開催なのだが、今年は名称を「美ら島エアーフェスタ2016」と改称し、土曜・日曜の2日間開催。そこで今回は土曜日の航空祭を旅前半のメインとし、日曜の午後からは離島へ足をのばすことに。


そんな後半の島旅、私が長年憧れ続けた島がある。
沖縄本島の東方約360kmに位置する絶海の孤島「北大東島・南大東島」だ。

台風のシーズンには「南大東島の西方に台風XX号が発生し…」なんて言葉がテレビから聞こえてくるので、島の名前はご存知の方も多いかもしれない。

ただ島の観光情報はというと、石垣島や宮古島のように連日大勢の観光客で賑わう島と異なり、沖縄旅行ガイドブックを見ても巻末あたりの僅か1ページに両島の情報が詰め込まれているような扱いの島。頼りになるのは各村のWEBサイト情報のみ。
それでもたまーに島の特集が組まれる本や雑誌をこれまでいろいろ買い集めてきた。

これまで集めてきた南大東島本を取り出して読む

この大東島への旅は何度か計画してきたが、旅行日程が合わなかったりフライトが取れなかったりお値段が高かったり。
両島へのフライトスケジュールもチョット変則的で旅の計画を難しくさせているのだが、そんな大東島の詳細については後述するとして、まずは今回の旅のフライトを予約。

2012年から琉球エアコミューター全路線JMB特典航空券の発券対象となり、今回の大東島路線への往復を特典航空券で確保。
このほか本州からのアクセスフライトはマイル単価を加味しつつ、特典航空券や早期購入型割引運賃などを組み合わせての計6レグの旅。

続いて宿を手配…が、近年の訪日観光客増・沖縄旅行ブームもあってか、定宿にしている那覇のお気に入りホテルはどこも満室。間際までウォッチを続けていたが断念し、とりあえず押さえておいたローコストホテルに決定。年々お気に入りホテルが取りづらくなってきてマス…

北大東島・南大東島ではそれぞれ1泊ずつ島の宿を予約し、4泊5日の沖縄旅行プランが完成。
沖縄を5日間も旅するのは初めてかも。

おっと忘れないでよ国内旅行保険。トラベルはトラブル、安価な保険料で旅の道具も守れます。


そして迎えた12月9日、自身通算20回目の「沖縄の旅」がスタートした。

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旅の始まりは…小松空港

毎度のJTA直行便で那覇入り。オフシーズンということもあって、特典航空券の必要マイル数もディスカウントされているお得なフライト。

JALのクリスマスツリーは去年同様「雪吊りー」
そろそろ新作を…

搭乗機はJA8994

デッキで搭乗機を撮影し保安検査場を通過すると、強い雷雲が空港上空にやってきてピカピカと光出す。
グランドスタッフも屋外から全員退避し作業が中断。東京からのJAL便はタキシーウェイで待ちぼうけ。強い雷雲が抜けるまで30分ほど中断するとのアナウンス。


RJNK 090442Z 19016KT 3000 TSRA FEW003 SCT010 BKN025CB 10/06 Q1009 RMK 2ST003 4CU010 6CB025 A2982 VIS E-SE 4000M FBL TS NW-N CB W=

落雷の危険があるためJTA機の地上作業が中断
東京からのJAL便はスポット直前で待機中

ゲート係員からも雷雲接近による中断アナウンスがあったのだが、その後操縦士2人もゲートにやってきて経緯の説明。わざわざ機長さんがゲートでアナウンスするなんて珍しい光景だが、その丁寧な姿勢が嬉しいネ。
特に混乱もなく、みんな静かに搭乗を待つ。作業員の安全第一でお願いします。