2013年7月29日月曜日

夏のミニ観艦式! - 海上自衛隊舞鶴地方隊「展示訓練2013」

7月27日、舞鶴で行われた海上自衛隊舞鶴地方隊の「展示訓練2013」に参加してきました。

これは海上自衛隊の艦艇や航空機が海上に集結し、訓練の様子を公開するイベント。
大変競争率の高いイベントですが、今回は隊長がめでたく3名分当選!抽選倍率は10倍だった模様!
(一応私も出していたんですがハズレ…)

というわけで、石垣空港での滑走路探検隊3名が京都・舞鶴西港に再び集合です。

本日乗艦する護衛艦「すずなみ」
お隣には帆船「日本丸」の姿も!

朝6時過ぎ、舞鶴西港に到着。

我々が乗艦するのは「護衛艦すずなみ(DD114)」。既に埠頭で出港準備を行っています。
これは”たかなみ型”護衛艦で、青森・大湊に所属している艦です。


8時の自衛艦旗掲揚を見学してから我々も乗艦の準備。日焼け対策に飲料もたっぷりと。
8時10分から乗艦受付開始。この艦だけで450名ほどが乗艦するそう。結構な人数を乗せるんですねぇ。


倍率10倍のプラチナ乗艦券
隊長のクジ運に感謝

海自の曳船YT64とYT72も出港支援に来たよ


9時20分、「出港よーい!」のラッパ号令でいよいよ出港!
総乗艦時間は6時間強の大航海です。
若狭湾の沖合で訓練展示を行うそうで、その海域まで2時間強かかるとか。

GPSロガーの航跡
小浜市の北、若狭湾の中ほどですかね

早速艦内見学に出かけます。

まずは飛行甲板から

大湊基地所属のSH-60J
回転翼の展開デモも行われました

SH-60Jのコックピット

人気のコスプレコーナー
艦上にはまだ「今でしょ!」ブームが…

手旗信号とラッパ吹奏の展示


艦橋にお邪魔します
「よーそろ、まきなみのあとー」 

すずなみの前方にはイージス艦「みょうこう」と
護衛艦「まきなみ」が進んでいます

周辺監視を行う隊員さん

艦橋では操艦の様子をじっくりと見学。艦長さんにレーダー画面の紹介と今日の訓練展示の流れについて説明していただきました。


時刻は11時40分、まもなく展示海域です。素早く食事を済ませます。


そしていよいよ訓練開始!

ここまでの流れも含め、その様子は動画でどうぞ↓




護衛艦とミサイル艇以外は初めて見るお船!航空機も飛び交い大興奮です。



動画を振り返ってみましょう。

おっと何やら水面から突き出た棒が!潜水艦の潜望鏡じゃないですかー!!

こんなの見たの初めて…
いきなり興奮度MAXです!

まずは「自衛艦の敬礼」。イージス艦「あしがら」には舞鶴地方総監が乗艦されています。
隊員が左舷に整列し、登舷礼を行います。



観閲艦となるイージス艦「あしがら」
イージス艦も乗ってみたいなぁ…


続いて「飛行展示」

救難飛行艇「US-2」がキター!これを見たかったんですよぉ!!
(ヨットで太平洋横断中だったTVキャスターの辛抱氏らを救助した飛行艇ですネ)

海上自衛隊 飛行艇 US-2 (9903)

「US-1A」の離水は艦の前方で!

海上自衛隊 飛行艇 US-1A (9089)

続いて「潜水艦の浮上」
浮上は前方の艦艇付近で行われたため、「すずなみ」からはよく見えず。ぐぬぬ…

でも潜水艦自体を見るのは初めてなんです♪

最新の「そうりゅう型」潜水艦
("けんりゅう"らしいとの情報ですが、未確認…)

ヘリコプターからの「ダイバー降下訓練展示」
これも前方で行われたため、すずなみから見えず。(映像なし)


お次はミサイル艇「はやぶさ」「うみたか」による「高速航行」
先日、富山・海王丸パークにも寄港してくれた艦ですね

時速約70kmとのアナウンス
速いぃー

折り返して同じくミサイル艇による「赤外線デコイ発射」



多用途支援艦「ひうち」による「放水展示」



最後は「SB25」による「機動船高速航行」

「ばいばーい」のお手振り付き♪

参加艦艇・航空機は以下のとおり
(配布資料・アナウンスより引用。記載漏れ、聞き間違えあるかも…)

イージス艦 「DDG-178 あしがら」(舞鶴地方総監乗艦)
イージス艦 「DDG-175 みょうこう」
護衛艦 「DD-114 すずなみ」(乗艦)
護衛艦 「DD-112 まきなみ」
護衛艦 「DD-104 きりさめ」
補給艦 「AOE-425 ましゅう」
そうりゅう型潜水艦(けんりゅう?)
ミサイル艇 「PG-824 はやぶさ」
ミサイル艇 「PG-828 うみたか」
掃海艇 「MSC-681 すがしま」
掃海艇 「MSC-682 のとじま」
多用途支援艦 「AMS-4301 ひうち」
水中処分母船1号
特別機動船
哨戒ヘリコプター 「SH-60J/SH-60K」
救難飛行艇 「US-1A」
救難飛行艇 「US-2」

(一部の艦艇は周辺警戒に当たっていた模様です)


約1時間の訓練展示でした。天気はイマイチでしたが、展示内容はピカイチ!!


帰りの艦内では隊員の皆さんにいろいろお話を伺います。東日本大震災やソマリア沖アデン湾での活動に関するお話や、日頃の訓練の様子などいろいろ聞くことが出来ました。
過酷な環境の中での活動に、頭が下がります。


そして15時すぎ、舞鶴西港に入港。
隊員の皆さんに挨拶してお別れです。





満足感でいっぱいですが、もう足がガクガク。
(えっ、隊長はまだこれから西に向かうのぉ?元気ですねぇ…)


以上、海上自衛隊舞鶴地方隊「展示訓練2013」の様子でした。
海上自衛隊の皆さんありがとうございました!

2013年7月15日月曜日

海上保安庁巡視船「やひこ」一般公開 - うみまる二等海上保安正も登場!

7月15日、射水市の海王丸パークにて「海王丸パークフェスティバル」が開催され、海上保安庁の巡視船「やひこ」の一般公開が行われました。

この「やひこ」は2013年4月に伏木海上保安部に配属された船。救難を主たる目的とした船で、潜水士(通称“海猿”)が所属しています。

配属以来、「やひこ」を間近で見るのは今回が初めて。早速海王丸パークへ向かいます。

(今回は写真中心でご紹介)

海王丸パークフェスティバル開催中

海王丸には満船飾!
今日は登しょう礼・総帆展帆が実施されます。

海上保安部救難強化巡視船「PL04 やひこ」
この海王岸壁が常置場所です


見学者が多く、船内は入場制限中

乗船口では、有害ガス測定中
私からガスは出てない模様…ホッ



操舵室も公開
レーダー画面
港内の形状や新湊大橋・堤防もくっきりと
AISの受信データも重ねて表示可能

AISの運用についていろいろ尋ねる。ふむふむ、やはりそうですか…

通信卓も公開されていましたが撮影禁止、見るのはOK。
さすがにA1モールス通信は廃止されてます。ライトガンによるモールス通信は出来るそうですw


船長専用

操舵室後方にある機関卓
(正式名称聞いたけど忘れたぁ)

食堂
揺れる船の中で食べるのも大変だけど、作る方も大変とか

東日本大震災でも活躍
職員の皆さんには頭が下がります

ヘリ甲板に出ると、うみまるがお出迎え
タテゴトアザラシの子供ながら、
階級は二等海上保安正

噂をすれば何とやら!うみまるが登場!
…アザラシは潜水服無くても潜れると思うんだけど…

ヘリポートの接地帯標識と滑走路番号04
これはPL04の意味ですね

ヘリの離着陸訓練はいつも沖合でやってるそう。
「今度近くで見せてくださいYO!」とお願い。
見たいなぁ…

潜水士の装備展示
足ひれは河合さんのものですね

午前11時と午後2時からは潜水士による「海面飛込み・ロープ登はん訓練展示」が行われるとの事。
これは「ビデオでしょ!」ということで動画でご紹介↓





夏は海難事故も増えます。海の「もしも」は118番ですよ!


だいぶ帆が広がってきたね

頼もしい、海を守る人と船。またお会いしたいですね。

以上、巡視船「やひこ」一般公開の様子でした。

2013年7月11日木曜日

「富山きときと空港」サイン点灯式 - 点いてます、点いてます…

「空港のターミナルビルに輝く赤いネオン看板」
なんかいいですよねぇ、あの赤いネオン…。
(そーいや新石垣空港には一切ついてなかったケド…)


富山空港にももちろんあります。

そのうち、ターミナル正面にある「富山空港」の看板を「富山きときと空港」に架け替えたお披露目&ネオン点灯式が本日行われました。


この空港愛称の経緯は、平成25年に置県130年を迎えるにあたり「空港に愛称を付けよう」ということで公募が行われ、平成24年11月に「富山きときと空港」と命名。

この「きときと」とは富山弁。方言が空港愛称に使われるのは全国でも初めてです。

その意味は…「いきいき」とか「新鮮」とかかなぁ…
個人的には、魚介類などの食材に対して用いるものかなぁと。というか「きときと」ってあんまり生活の中で使わないなぁ。わざと富山弁らしさを出すときの「定番フレーズ」として使われる感じ。
うーむ。

(ツイッターで「きときと空港」と検索をしてみると皆さんの反応が…ううんやめとこ)


そんな点灯式にお邪魔してきましたので写真でご紹介。


小規模な点灯式かと思いきや、県知事もいらっしゃるとの事。
(富山空港ターミナルビル株式会社の取締役会長は県知事が務めています)

その他来賓も多数、県内報道機関など各社勢ぞろい。結構盛大な式典でした。
(もっとユルいのを想像してました…失礼)

一人ポツンとその時を待つ石井富山県知事
(兼ターミナルビル取締役会長)


準備される点灯ボタンは4個
(ケーブルがないぞとか突っ込みはナシで)

18時20分開式
県知事(兼空ビル会長)のご挨拶

来賓の挨拶も終わり、さあいよいよ点灯の時です。
4名の手が、ボタンに添えられます(ここで静止して撮影タイム)

いよいよ点灯の時(まだ点灯前)

司会のお姉さんの掛け声「どーぞ!」で一斉に「ポチッ×4」

↓↓↓

ファンファーレ音楽と共に点灯です!

↓↓↓


見事点灯!(点灯中)
みんな見上げて「あれ?」
(あれっ…)

…現場がざわつき始める…
報道陣がボソボソ…「これ、ちゃんと点いてる?」「映像では分かんないなぁ…マイッタ」

そこへ司会のお姉さんがマイクで「点灯しま…したぁ…?(苦笑)」とダメ押し…
ぐぬぬ…


この時間はまだ陽が残っていて逆光気味、そしてサイン看板はLED照明を利用したエコ仕様との事で、イマイチ輝きが伝わりませんでした。
園児によるアトラクションもあり、これ以上開始時刻を遅くする事は出来なかったのでしょう。

まあ、しょうがないね…

点いてます(点灯中)
お値段、約300万円(報道より)


点いてます(点灯中)

ターミナルの中にもきときとの文字が。

今年は富山空港開港50周年でもあります

ジオラマも登場(富山こどもみらい館所蔵のものらしい)
駐機場は大混雑ですが大丈夫?

なかなか精巧に作られています


既にANAの機内アナウンスや機内誌では「富山きときと空港」の名称がつかわれている模様。


ただしこの「富山きときと空港」はあくまでも愛称。
国土交通省・航空路誌上の空港名や、ICAO/IATAの空港名は「富山空港(TOYAMA AIRPORT)」ですのでお間違えなく。

さて、当YouTubeチャンネルですが、今後も基本的には富山空港(TOYAMA AIRPORT)と表記します。
(一応「富山きときと空港」にも検索対応しているのですが、いままで愛称で検索された形跡は…1回もナシ)


ターミナル・エプロン側の看板は「TOYAMA」ですよ!(ホッ…)

以上、「富山きときと空港サイン点灯式」の様子でした。