2021年1月3日、那覇の朝。おはようございます。
午前のフライトで小松に戻る予定だが、今日も疎を求めて日の出前のお散歩。
避密の秘訣は早朝にあり
かれこれ26回も沖縄に来ているが、先述のとおり正月三が日に沖縄県に滞在するのは初めて。
那覇にある波上宮にもこれまで足を運んだことがないため、疎な時間を見計らって初詣にと訪れてみた。
早起きは三文の徳というが、コロナ禍では「早起きは三密の回避」といったところだろうか。
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まだ夜明け前の波の上ビーチ 疎なんだけども…泳ぐ人もいてビックリ |
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参拝客もまばらな波上宮 |
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コロナ対策のため手水舎も閉鎖 手前に臨時流水筒を設置 |
手短に参拝を終えて境内を出る。
そしてここ波上宮にも戦争の痕跡が残っている。
鳥居手前にあるこの石柱の側面にはコンクリートで埋められた跡があるが、終戦直後の写真を見ると埋められているところは欠けていたり穴があいていた。
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弾痕後と思われる箇所 いまはコンクリートで埋められている |
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護国寺の脇にある沖縄戦戦没学童慰霊碑 「小桜の塔」 |
ホテルに戻り、大浴場で朝風呂。
「いまは大浴場の利用者数も制限してますのでまれにお待たせすることもありますが、さすがのお正月でも宿泊のお客様は少ないです。ぜひまた来てくださいね。」と受付カウンター氏。
荷物をまとめてチェックアウトも…チェックイン時同様、ロビーにお客の姿なし。
このコロナ禍での対応にフロントスタッフに礼を言い、ひとり静かにチェックアウト。
久しぶりの滞在だったが、懐かしさに加えてシティリゾートとしての居心地の良さを改めて実感。部屋はやっぱり海側(デラックスツイン)がオススメだヨ。
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レンタカー返却の前に瀬長島へ立ち寄り |
三が日の日曜日なのに、まるで閑散期の那覇空港ターミナル
1月3日の日曜日…なのに、人もまばら。
例年なら行列ができているんだろうけど、今年はご覧のとおり。スーツケースのチェックインもスムーズに終了。
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ちょい遅めの朝食は 先々週と同じお店で |
レストランもお客よりも店員の方が多いし、3Fのお土産店フロアも人が極端に少ない。「12月の閑散期って感じですかね。こんなお正月は私も初めてだわ。」とお土産店のお姉さん。
保安検査もススッと終了し出発フロア。
もう1回言うけど今日は1月3日、日曜日。こんなに人のいない那覇空港もなかなか見られないよ。
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1/3 NU36 OKA-KMQ Boeing 737-800 JA09RK |
帰りは往路よりは人数多め。それでも当然ながら私の横はすべて空席。
疎を楽しむっていっても…エアラインにも限界があるわなぁ。
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普天間飛行場 |
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嘉手納飛行場 |
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さっきカレー食ったのに… ランチは毎度の大東寿司 |
奄美群島を過ぎてからの航路上から所々海面が見える。久しぶりの吐噶喇列島にテンションが上がる。
ここもそろそろ行きたいトコロで御座います。
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平島と諏訪之瀬島 |
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諏訪之瀬島場外離着陸場 |
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平島 |
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薄っすらと馬毛島 |
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薩摩硫黄島 硫黄岳からは白煙、海岸線の海水変色も見られた |
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薩摩硫黄島飛行場 |
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海上自衛隊・鹿屋航空基地 |
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桜島 |
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鹿児島空港 |
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松山空港 |
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但馬空港 |
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建設中の新幹線高架を見ながら PARアプローチ |
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JAL小松空港お手製のローカル紹介ペーパー |
終わるのを見ているだけでいいのか。
突然実行した三が日旅行。
避密の旅…とは言ってみたものの、あまりの旅行客の少なさには驚いた。GoToトラベル事業の一時停止は、観光・旅行業にはかなりの影響があったのではと思う。
2021年の旅も見えないウイルスにその行く手を阻まれている。旅をすることは悪ではないと信じているが、今年もこの状況は続くだろう。
正直、私ひとりが旅行したところでこの状況が劇的に改善するわけではない。おそらく2021年は終わりを迎えるものを数多く見ることになるだろう。
先が見えない旅行の世界。そんな中でも旅がすばらしいものであり続けるために、許される範囲で今年も旅に出たいと思う。
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