そしてずっと行きたいと思っていた北大東島・南大東島をようやく旅することが出来た。
- 回想 沖縄・冬の旅(12月9日) 【旅の計画・那覇フライト編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月10日) 【美ら島エアーフェスタ2016・土曜日編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月11日) 【絶海の孤島・大東諸島へ 那覇-北大東フライト・北大東島到着編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月12日・前編) 【北大東島周遊編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月12日・後編) 【日本最短定期航空路線「北大東-南大東」搭乗ルポ 南大東島到着編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月13日・前編) 【南大東島周遊・南大東空港探訪編】
- 回想 沖縄・冬の旅(12月13日・後編) 【日本最短定期航空路線「南大東-北大東」の最長フライト(?)搭乗ルポ&帰路フライト編】
回想編でもこの旅を紹介してきたが、ここで北大東島・南大東島の旅を総括編としてまとめてみようと思う。
今回の北大東島・南大東島の旅では、書籍・WEBサイト・旅行ブログなどが事前学習の参考になった。
これから北大東島・南大東島を旅行する人も情報収集には苦労するのではないかと思い、私なりに今回の旅の手配や現地情報を整理し、回想記とあわせて記録しておきたいと思う。
乱筆・乱文・珍文でお恥ずかしいですが、今後両島を旅行する人の参考になれば幸いです。
※以下の情報は2016年12月現在のもの。
情報が変わっていたり間違っていたりするかも。
必ず最新の情報にご自身でアップデートを!
北大東島・南大東島を旅行するにあたって、今回参考にしたWEBサイトや書籍をご紹介。
行き当たりばったりの旅も楽しいが、やはり事前に島のことを知ってから旅するのが私流。
■WEBサイト■
■書籍■
南大東島の人と自然(南大東島シリーズ1)(オススメ)
島の歴史から観光スポットの紹介など、島に関することがまとめられた1冊。ガイドブックというよりは読み物的な書籍だが、観光スポット紹介では観光協会発行のMAPにも出ていない場所も掲載されている。
JTA機内誌「コーラルウェイ」
JTA・日本トランスオーシャン航空の機内誌。1年に6誌発行される。機内で無料配布されているので搭乗時に手にすることも出来るが、購入も可能。
特集記事は次の沖縄旅行の参考にもなるため、私は定期的に購読している。
なお、琉球エアーコミューター独自の機内誌はなく、このコーラルウェイが機内に置かれている。
美ら島市場・コーラルウェイ通信販売
http://www.churashima.net/coralway_web/items/list.php?cat_id=9
コーラルウェイ・フレンズ会員(年間定期購読)
https://www.churashima.net/coralway_web/friends.php
石垣市へのふるさと納税の返礼品としてこの「コーラルウェイ」の年間購読を入手することも可能
石垣市ふるさと納税特設サイト
https://ishigaki-furusato.jp/
北大東島・南大東島の旅行パターンとして、「それぞれの島に宿泊・滞在する」か、「いずれかの島に宿泊・滞在する」かの2パターンとなると思う。
■フライトスケジュールを攻略する
問題は那覇と両島、そして両島間を結ぶこのフライトスケジュール。これを攻略するのが第一段階。
なお、琉球エアーコミューター路線もフライトマイルが加算されるので、忘れずにJALマイレージバンクに入会・会員番号を登録しておこう。
今回の北大東島・南大東島の旅では、書籍・WEBサイト・旅行ブログなどが事前学習の参考になった。
これから北大東島・南大東島を旅行する人も情報収集には苦労するのではないかと思い、私なりに今回の旅の手配や現地情報を整理し、回想記とあわせて記録しておきたいと思う。
乱筆・乱文・珍文でお恥ずかしいですが、今後両島を旅行する人の参考になれば幸いです。
※以下の情報は2016年12月現在のもの。
情報が変わっていたり間違っていたりするかも。
必ず最新の情報にご自身でアップデートを!
島の情報を入手する
北大東島・南大東島を旅行するにあたって、今回参考にしたWEBサイトや書籍をご紹介。
行き当たりばったりの旅も楽しいが、やはり事前に島のことを知ってから旅するのが私流。
■WEBサイト■
- 古来の伝説 うふあがり島 北大東
http://vill.kitadaito.okinawa.jp/
北大東村役場が運営する公式サイト
- 南大東村ホームページ
http://www.vill.minamidaito.okinawa.jp/
南大東村のWEBサイト・観光情報もあり
- 美ら島物語
https://www.churashima.net/
JTAが運営するWEBサイト。沖縄の各離島情報あり
■書籍■
南大東島の人と自然(南大東島シリーズ1)(オススメ)
島の歴史から観光スポットの紹介など、島に関することがまとめられた1冊。ガイドブックというよりは読み物的な書籍だが、観光スポット紹介では観光協会発行のMAPにも出ていない場所も掲載されている。
島内ではこの本があちこちで売られているのを見かけた。旅行前も旅行後も楽しめる1冊だと思う。
絶海の孤島 増補改訂版 (驚愕の日本が、そこにある)
カベルナリア吉田氏による紀行書。北大東島・南大東島に関する記載はナント35ページも。こちらの本は島の観光ガイドブック的なものではなく、著者の島旅体験が綴られた本。
大東島だけでなく他の島々の紀行文も読みごたえがあり、次の島旅に繋がるかも。
JTA機内誌「コーラルウェイ」
JTA・日本トランスオーシャン航空の機内誌。1年に6誌発行される。機内で無料配布されているので搭乗時に手にすることも出来るが、購入も可能。
特集記事は次の沖縄旅行の参考にもなるため、私は定期的に購読している。
なお、琉球エアーコミューター独自の機内誌はなく、このコーラルウェイが機内に置かれている。
美ら島市場・コーラルウェイ通信販売
http://www.churashima.net/coralway_web/items/list.php?cat_id=9
コーラルウェイ・フレンズ会員(年間定期購読)
https://www.churashima.net/coralway_web/friends.php
石垣市へのふるさと納税の返礼品としてこの「コーラルウェイ」の年間購読を入手することも可能
石垣市ふるさと納税特設サイト
https://ishigaki-furusato.jp/
■島に到着したら、まずは観光マップ・島内ガイドを入手
島の空港や観光案内所・ホテルフロントなどには必ず旅行者向け地図や島内ガイド等が置いてあるので、到着したらまずはこれらを入手。
今回の北大東・南大東ではどちらも観光地図・資料があったので、島内観光中は常に携帯していた。
今回の北大東・南大東ではどちらも観光地図・資料があったので、島内観光中は常に携帯していた。
旅の手配
北大東島・南大東島の旅行パターンとして、「それぞれの島に宿泊・滞在する」か、「いずれかの島に宿泊・滞在する」かの2パターンとなると思う。
■フライトスケジュールを攻略する
問題は那覇と両島、そして両島間を結ぶこのフライトスケジュール。これを攻略するのが第一段階。
南大東には午前にも那覇-北大東の往復便があるためスケジュールが立てやすいが、北大東は午後の便、しかも往路・復路いずれかが南大東島経由のみの就航となっている。
南大東空港にあった図が分かりやすい 午後便のパターンは、金・土・日・月が北大東先行、火・水・木は南大東先行となる |
引用:JAL時刻表 2016年10月30日~2017年1月6日
大東諸島への旅は、このフライトスケジュールを攻略することから始まる |
JAL 日本航空 琉球エアーコミューター路線の空席照会・時刻表検索もこちらから
■航空券を自分で予約・手配する
現在、当該路線には早期購入型割引運賃の設定がなく、普通運賃・往復割引や一部の割引運賃のみ設定されている。
・那覇-北大東・南大東の航空券には特別ルールがある
例えば那覇-北大東をフライトするにあたって、往路または復路では南大東を経由しないと那覇に戻れないダイヤとなっている。同様に南大東便においても午後便は北大東を経由しないと利用できない。
そのため那覇-北大東、那覇-南大東の各路線では、同日中の乗り継ぎであれば最終目的地までの直行運賃が適用される特別ルールが長きにわたって設定されている。
なお、この特別ルールはWEB予約では適用できないので予約センターへ電話してほしい。
・往復割引にも特別ルールがある
例えば「那覇-北大東(1泊)-南大東(1泊)-那覇」の旅程の場合、通常の航空券ルールであればすべて普通運賃(片道)となるが、RACの場合は以下のような記載がある。
(JAL予約サイトで「那覇-北大東(1泊)-南大東(1泊)-那覇」の予約手続きを進めると自動的に往復割引が適用された。11日を超える予約になると普通運賃で計算された。)
先述の「同日中の乗り継ぎ特別ルール」とこの「10日以内のRAC往復割引ルール」を活用すれば、お得に旅することが出来る。
JAL - 国内線予約に関するご利用案内https://www.jal.co.jp/5971/readme/02.html
・往復割引にも特別ルールがある
例えば「那覇-北大東(1泊)-南大東(1泊)-那覇」の旅程の場合、通常の航空券ルールであればすべて普通運賃(片道)となるが、RACの場合は以下のような記載がある。
往復割引ちょっと読み取りにくいのだが、10日間以内に出発地(島外からの旅行者の場合は那覇)に戻れば、上記例のような三角フライトパターンでもそれぞれの区間の「往復割引」が適用される模様。
下記RAC路線は出発日を含め10日間以内に出発地に戻る旅行にご利用いただけます。
沖縄(那覇)-南大東、北大東、奄美大島、与論、南大東-北大東、宮古-多良間
(JAL予約サイトで「那覇-北大東(1泊)-南大東(1泊)-那覇」の予約手続きを進めると自動的に往復割引が適用された。11日を超える予約になると普通運賃で計算された。)
先述の「同日中の乗り継ぎ特別ルール」とこの「10日以内のRAC往復割引ルール」を活用すれば、お得に旅することが出来る。
・マイルでも発券可能
現在、琉球エアーコミューターの全路線がJALマイレージバンクによるJALグループ国内線特典航空券対象路線となっていて、私も今回この特典航空券で予約・旅行した。
ただし先述の「同日中の乗り継ぎ特別ルール」は利用できない(コールセンターで確認)。
また「北大東-南大東」の国内最短定期航空路線であっても往復であれば12000マイルが必要。往復運賃が10900円であることを考えると、これはちょっとマイル利用価値が下がってしまう。
そのため、私は北大東-南大東間は往復航空券を購入し、那覇-北大東の往復フライトのみを特典航空券として発券した。
・MCT(最少乗継時間)に注意
本土と那覇とを結ぶフライトから両島へのフライトを乗り換えて利用するケースもあると思うが、その場合はMCT(最少乗継必要時間)が確保できていることを必ず航空会社のホームページで確認しよう。
なお琉球エアコミューター(JALグループ)との連帯運送契約がない航空会社との乗り継ぎの場合は、これらのMCTは適用されない。同様に荷物もスルーチェックインとならないので改めて荷物を受け取り、再び航空会社のチェックインカウンターでの手続きと保安検査が必要となる。
★船を利用して移動する★
今回はすべて航空路線を利用して移動したが、那覇と北大東・南大東を結ぶ定期貨客船航路もある。
もちろん北大東-南大東間だけの利用も可能。料金わずか850円、乗船時間は1時間。
ただし海上時化による航海延期も頻繁なようなので注意が必要。船が来ないから飛行機で…と思っても満席だったらもう島にとどまるしかない。
大東海運株式会社・貨客船「だいとう」
http://www.daitoline.com
■ホテルの手配はお早めに
航空券が取れても宿が取れなければ旅は成立しない。
両島の宿泊施設はそれほど多くなく、特に北大東島では2件しかない。
また平日は工事関係者や本島・本土からの出張者などで意外と混雑しているそう。週末であれば比較的空いていることが多いようだが、航空券同様に早めの手配が必要だ。
今回の北大東島「ハマユウ荘」と南大東島「ホテルよしざと」はるるぶトラベルにも部屋を出していてオンラインでも予約可能。
しかしハマユウ荘はオンライン上に出している在庫数が元々少ないとの事なので、これらが満室でも諦めずに電話してみてほしい。
■レンタカー・レンタバイクも予約すべき
今回の私の旅、島での移動は「現地に着いてから、島を見て決めよう」と考え、レンタカー・レンタバイクについては事前の予約を行わなかった。
北大東島では希望どおりレンタバイクを借りる事が出来たが、南大東島ではどこも貸し出し中で断られ、宿に残っていた最後の乗用車をなんとか借りることが出来た。
北大東島・南大東島では貸し出しできる台数が少ないため観光客と出張・業務関係者のレンタカー・レンタバイクの争奪戦となる。ここは事前の予約を強くオススメする。
なお、レンタサイクルでも島めぐりは可能だが、島の道はアップダウンもあり自転車で周遊するにはちょっとキビシイかも…。体力自慢の方や島で複数泊される方でないならば、効率よく周遊できるレンタバイク・レンタカーをお勧めする。
※各種ガイドブックでは「ホテルよしざと」にてレンタバイクの取扱ありとなっているが、私の訪問時にはレンタバイクの取り扱いを中止していた。再開の予定は訪問時点ではないとの事だったので注意してほしい。
島の道路はとても立派だが、脇道に入ると穴ぼこやサトウキビ畑の土、それにサトウキビの刈り取り後は裁断された葉がそこらに散らばっていてとても滑りやすくなっている。
日頃運転していないレンタバイクなどでの事故には十分注意してほしいと島の人からアドバイスがあった。
■予約が必要な観光施設もある
島の観光施設の中には予約が必要なところもあり、予約があった場合のみオープンしているところがある。
さすがに航空券やホテルと同時に予約する必要はないが、前日や来島後すぐに連絡をしておきたい。
もちろん間際でも対応して頂ける場合もあると思うので、まずは問い合わせを。
・Googleマップ/Googleナビ
旅もすっかりスマホ頼り、島では本当に重宝した。
私が訪問した季節は成長したサトウキビが高く成長していて見通しが悪く、自分が今どこにいるのかが分からなくなってしまうことが何度かあった。小さい島ではあるけれどGoogleマップのナビ機能を使って効率よく観光地を周遊することが出来た。
マイマップ機能などを活用して事前に訪れてみたいポイントを整理しておくのもよいだろう。
なお、運転中のナビ操作は危険なので利用は安全第一で。ホルダーや音声ナビを活用したい。スマホ用シガーライター充電ケーブルも今回役に立った。バイクでは安全な場所に停車してマップ利用を。
また島では大手携帯3社の電波が利用可能。データ通信も可能だ。
ただ、電波が通じなかったりバッテリー切れでは何も役に立たない。
「スマホ1台あれば…」とは考えず、やはり事前学習や紙媒体も旅の大事なツールであることは間違いない。
・日の出/日の入り時刻確認アプリ
私の島旅では日の出・日の入りも大事な観光ポイント。
事前に気象庁のサイトなどで確認するか、アプリをインストールしておくと便利。
潮汐表も調べておくとビーチ訪問にはよいかも。ただし大東島には砂浜がないので念のため。
・現金
宮古島や石垣島以外の沖縄の離島でクレジットカードがガンガン使えるなんて思ってる人はいないと思うが、これらの島では案の定現金しか使えない場面がほとんどだった。島で精算しなければならないお金+αをあらかじめ計算して準備しておくことが必要。
(ハマユウ荘ではクレジットカードの利用が可能だった。念のため利用時は確認を。)
なお島にはJAや郵便局のATMもあるので緊急時には手元のキャッシュカードで引き出すことも可能。ATM稼働日に注意ね。
・国内旅行保険
今回も忘れずに加入。これまで保険のお世話になったことはないのだが、旅行会社勤務時代には保険に助けられた人を何人か見てきた。
国内では健康保険制度もあるので医療費についてはそれほど心配はいらないが、携行品損害の特約がついた保険に加入すると、カメラなどのが不意の事故や盗難にあったときに補償される。
ワンコイン価格のプランでいいので、国内旅行であっても旅行保険には必ず加入しておきたい。
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念願だった北大東島・南大東島の旅。
事前にいろいろ島の事を調べていたつもりだったが、やはり島に渡ってみないと分からなかったことばかりで、とても新鮮な気分で島を周遊出来た。
帰ってきてからはブログ作成や写真・資料の整理しているが、今も手元には島に関する書籍を置いて事後学習に時間を費やしている。旅は終わってからも楽しいネ。
それぞれの島にはそれぞれの島模様があった。共通点もあれば違いもあった。
今回、両島を1度の旅行で周遊出来た事はとても有意義だったと思う。もし時間が許されるのであれば2島を周遊することをお勧めしたい。
また現地では地元の人とわずかな時間ではあったがいろんな話を聞くことが出来た。ガイドブックには書いていない生の声は、やっぱり現地に行かないと聞く事はできないことを改めて実感した。
20回目の沖縄旅行、まだまだ知らない沖縄がたくさんあった。
そしてまたいつの日か、再び北大東島・南大東島を訪ねてみたいと思う。
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回想記・総括編をご覧いただきありがとうございました。
振り返ってもご覧のとおり、やっぱりなんだか纏まりのない珍文記でしたが、皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
現在、琉球エアーコミューターの全路線がJALマイレージバンクによるJALグループ国内線特典航空券対象路線となっていて、私も今回この特典航空券で予約・旅行した。
ただし先述の「同日中の乗り継ぎ特別ルール」は利用できない(コールセンターで確認)。
また「北大東-南大東」の国内最短定期航空路線であっても往復であれば12000マイルが必要。往復運賃が10900円であることを考えると、これはちょっとマイル利用価値が下がってしまう。
そのため、私は北大東-南大東間は往復航空券を購入し、那覇-北大東の往復フライトのみを特典航空券として発券した。
・MCT(最少乗継時間)に注意
本土と那覇とを結ぶフライトから両島へのフライトを乗り換えて利用するケースもあると思うが、その場合はMCT(最少乗継必要時間)が確保できていることを必ず航空会社のホームページで確認しよう。
JAL-乗り継ぎのご案内
http://www.jal.co.jp/dom/boarding/onto/
なお琉球エアコミューター(JALグループ)との連帯運送契約がない航空会社との乗り継ぎの場合は、これらのMCTは適用されない。同様に荷物もスルーチェックインとならないので改めて荷物を受け取り、再び航空会社のチェックインカウンターでの手続きと保安検査が必要となる。
■那覇発のパッケージツアーを利用する
一番手軽でカンタンな旅行法。「航空券+ホテル」がセットになって販売されている。
航空券と宿を自身で個別手配するよりも、これらパッケージツアーを利用したほうが若干安くなっている商品もある。
この那覇発のパッケージツアーに各地からの航空便を組み合わせれば大東島旅行が完成だ。
この那覇発のパッケージツアーに各地からの航空便を組み合わせれば大東島旅行が完成だ。
JTAP - 美ら島ツアー(JTA直営の旅行会社)12月現在、6つの大東島ツアーを催行。1名から申し込み出来るプランもあり、飛び泊できるプランもある。申し込みもWEB上の「JAL eトラベルプラザ」で完結。
チケット・クーポン類も事前送付・eチケット化されているとの事だった。
またダイナミックパッケージ系のツアー予約も利用出来る。但しこれは部屋の在庫管理している予約サイト(るるぶトラベル・じゃらん等、島のホテルが登録されている旅行予約サイトの国内ツアー)でのみ手配が可能。航空座席等、かなり条件が整わないと成立しないが検索する価値あり。特に単一の島のみを訪問する場合にオススメ。
またダイナミックパッケージ系のツアー予約も利用出来る。但しこれは部屋の在庫管理している予約サイト(るるぶトラベル・じゃらん等、島のホテルが登録されている旅行予約サイトの国内ツアー)でのみ手配が可能。航空座席等、かなり条件が整わないと成立しないが検索する価値あり。特に単一の島のみを訪問する場合にオススメ。
★船を利用して移動する★
今回はすべて航空路線を利用して移動したが、那覇と北大東・南大東を結ぶ定期貨客船航路もある。
もちろん北大東-南大東間だけの利用も可能。料金わずか850円、乗船時間は1時間。
ただし海上時化による航海延期も頻繁なようなので注意が必要。船が来ないから飛行機で…と思っても満席だったらもう島にとどまるしかない。
大東海運株式会社・貨客船「だいとう」
http://www.daitoline.com
■ホテルの手配はお早めに
航空券が取れても宿が取れなければ旅は成立しない。
両島の宿泊施設はそれほど多くなく、特に北大東島では2件しかない。
また平日は工事関係者や本島・本土からの出張者などで意外と混雑しているそう。週末であれば比較的空いていることが多いようだが、航空券同様に早めの手配が必要だ。
今回の北大東島「ハマユウ荘」と南大東島「ホテルよしざと」はるるぶトラベルにも部屋を出していてオンラインでも予約可能。
しかしハマユウ荘はオンライン上に出している在庫数が元々少ないとの事なので、これらが満室でも諦めずに電話してみてほしい。
- ハマユウ荘(北大東島)
http://vill.kitadaito.okinawa.jp/tourism4/
インターネットあり(部屋に有線ポートあり、無線LANはフロント付近のみ)
レンタカー・レンタバイク・レンタサイクルの貸し出しあり
- ホテルよしざと(南大東島)
http://hotel-yoshizato.com/
「民宿よしざと」も併設
インターネットあり(各階に無線LANアクセスポイントあり)
レンタカー・レンタサイクルの貸し出しあり
今回の私の旅、島での移動は「現地に着いてから、島を見て決めよう」と考え、レンタカー・レンタバイクについては事前の予約を行わなかった。
北大東島では希望どおりレンタバイクを借りる事が出来たが、南大東島ではどこも貸し出し中で断られ、宿に残っていた最後の乗用車をなんとか借りることが出来た。
北大東島・南大東島では貸し出しできる台数が少ないため観光客と出張・業務関係者のレンタカー・レンタバイクの争奪戦となる。ここは事前の予約を強くオススメする。
なお、レンタサイクルでも島めぐりは可能だが、島の道はアップダウンもあり自転車で周遊するにはちょっとキビシイかも…。体力自慢の方や島で複数泊される方でないならば、効率よく周遊できるレンタバイク・レンタカーをお勧めする。
※各種ガイドブックでは「ホテルよしざと」にてレンタバイクの取扱ありとなっているが、私の訪問時にはレンタバイクの取り扱いを中止していた。再開の予定は訪問時点ではないとの事だったので注意してほしい。
島の道路はとても立派だが、脇道に入ると穴ぼこやサトウキビ畑の土、それにサトウキビの刈り取り後は裁断された葉がそこらに散らばっていてとても滑りやすくなっている。
日頃運転していないレンタバイクなどでの事故には十分注意してほしいと島の人からアドバイスがあった。
伸びたサトウキビ畑沿いの道は見通しも悪い |
■予約が必要な観光施設もある
島の観光施設の中には予約が必要なところもあり、予約があった場合のみオープンしているところがある。
さすがに航空券やホテルと同時に予約する必要はないが、前日や来島後すぐに連絡をしておきたい。
もちろん間際でも対応して頂ける場合もあると思うので、まずは問い合わせを。
- 北大東島/北大東村人材交流センター「民俗資料館」
- 南大東島/星野洞(回想記参照)
平日と土日では問い合わせ先が異なる
http://vill.minamidaito.okinawa.jp/cape/
- 南大東島地方気象台(回想記参照)
平日の朝のみラジオゾンデの打ち上げの見学会が実施されている
予約をしておくと気象台職員による解説とともに見る事が出来る
http://www.jma-net.go.jp/daitou/station/kengakueturan.htm
島旅必携ツール
・Googleマップ/Googleナビ
旅もすっかりスマホ頼り、島では本当に重宝した。
私が訪問した季節は成長したサトウキビが高く成長していて見通しが悪く、自分が今どこにいるのかが分からなくなってしまうことが何度かあった。小さい島ではあるけれどGoogleマップのナビ機能を使って効率よく観光地を周遊することが出来た。
マイマップ機能などを活用して事前に訪れてみたいポイントを整理しておくのもよいだろう。
北大東島の道路看板 主要な交差点や観光地付近に設置されている |
なお、運転中のナビ操作は危険なので利用は安全第一で。ホルダーや音声ナビを活用したい。スマホ用シガーライター充電ケーブルも今回役に立った。バイクでは安全な場所に停車してマップ利用を。
また島では大手携帯3社の電波が利用可能。データ通信も可能だ。
ただ、電波が通じなかったりバッテリー切れでは何も役に立たない。
「スマホ1台あれば…」とは考えず、やはり事前学習や紙媒体も旅の大事なツールであることは間違いない。
・日の出/日の入り時刻確認アプリ
私の島旅では日の出・日の入りも大事な観光ポイント。
事前に気象庁のサイトなどで確認するか、アプリをインストールしておくと便利。
潮汐表も調べておくとビーチ訪問にはよいかも。ただし大東島には砂浜がないので念のため。
・現金
宮古島や石垣島以外の沖縄の離島でクレジットカードがガンガン使えるなんて思ってる人はいないと思うが、これらの島では案の定現金しか使えない場面がほとんどだった。島で精算しなければならないお金+αをあらかじめ計算して準備しておくことが必要。
(ハマユウ荘ではクレジットカードの利用が可能だった。念のため利用時は確認を。)
なお島にはJAや郵便局のATMもあるので緊急時には手元のキャッシュカードで引き出すことも可能。ATM稼働日に注意ね。
・国内旅行保険
今回も忘れずに加入。これまで保険のお世話になったことはないのだが、旅行会社勤務時代には保険に助けられた人を何人か見てきた。
国内では健康保険制度もあるので医療費についてはそれほど心配はいらないが、携行品損害の特約がついた保険に加入すると、カメラなどのが不意の事故や盗難にあったときに補償される。
ワンコイン価格のプランでいいので、国内旅行であっても旅行保険には必ず加入しておきたい。
---
大東島の旅を終えて
念願だった北大東島・南大東島の旅。
事前にいろいろ島の事を調べていたつもりだったが、やはり島に渡ってみないと分からなかったことばかりで、とても新鮮な気分で島を周遊出来た。
帰ってきてからはブログ作成や写真・資料の整理しているが、今も手元には島に関する書籍を置いて事後学習に時間を費やしている。旅は終わってからも楽しいネ。
それぞれの島にはそれぞれの島模様があった。共通点もあれば違いもあった。
今回、両島を1度の旅行で周遊出来た事はとても有意義だったと思う。もし時間が許されるのであれば2島を周遊することをお勧めしたい。
また現地では地元の人とわずかな時間ではあったがいろんな話を聞くことが出来た。ガイドブックには書いていない生の声は、やっぱり現地に行かないと聞く事はできないことを改めて実感した。
20回目の沖縄旅行、まだまだ知らない沖縄がたくさんあった。
そしてまたいつの日か、再び北大東島・南大東島を訪ねてみたいと思う。
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回想記・総括編をご覧いただきありがとうございました。
振り返ってもご覧のとおり、やっぱりなんだか纏まりのない珍文記でしたが、皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
2016.12.27
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