2023年2月10日金曜日

回想 秋田の旅2023(2月4日) 【旅の計画/1日目:大館能代空港往路フライト&田沢湖・乳頭温泉・角館 - 秋田内陸探訪編】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

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久しぶりの東北旅
オトクなレンタカー周遊のキーは「同一県内空港」


年始の沖縄旅以来、1か月ぶりの国内旅行。
近年の西日本偏重から東北にも目を向けたいと思っていた所にトクたびマイルに好設定、「羽田ー大館能代」「羽田-秋田」の設定が含まれていた。

旅の設定キーとして「未利用空港」にも注目して旅程を設定しているが、これまで東北で滑走路を利用したことのある空港は仙台空港のみ。

また今回のように「同一県内にある2つの空港」を旅行する際、レンタカーがオトクになるのも注目点。
これまでも借りた営業所とは異なる営業所でレンタカーを返却する「乗り捨て(ワンウェイ)」を利用したことは何度かあるが、同一県内(エリア)であれば乗り捨ての追加料金が無料または安価であることが多い。今回はそんな点に着目して大館能代空港と秋田空港を旅のゲートウェイに選んだ。


まずはフライトを設定、富山空港を出発し滞在時間がもっとも長くなる「大館能代イン、秋田アウト」として予約。大館能代空港に10時5分に到着し、翌日の秋田空港16時出発までが秋田県の観光タイム。

続いて宿の予約、地図を眺めて田沢湖に立ち寄ろうと主だった目的地を設定、となれば角館か大曲あたりで宿を検索、角館の武家屋敷群近くの安価な宿を取ることが出来たのでこちらで決定。

そしてレンタカー。
大館能代空港から秋田空港/秋田市内などを検索、そのうち乗り捨て料金はトヨタレンタカーが最も安価で2200円。一方ニッポンレンタカーは8800円とちょっとお高め。
また「レンタカー料金は公示料金均一」…と思われがちだが、実はOTAや旅行会社経由で取った方が安価なことが多い。もちろん各社会員向けやカード割引もあるので公式との比較検討は必須。
そして近年はほぼすべてのレンタカー会社で免責補償に加えて「ノンオペレーションチャージも免除」となるフルカバータイプの補償の設定がある。世の中には免責補償にすら加入しない人がいるが…できればフルカバーまで補償を設定することをオススメする。
結果、OTAでのクーポン併用でT社フルカバー補償込13000円台で予約完了。

オット忘れないで国内旅行傷害保険。多分大丈夫かとは思うけど…間際でも航空機欠航補償プランに入れるものもあるので念のためオプション加入。

ここまでしか決めてないノープラン気味な秋田旅ですが…さてどうなりますやら。



羽田経由で滑走路閉鎖・除雪作業中の大館能代空港へ


2023年2月4日、旅の始まりは…富山空港。


今日は朝イチのフライトで富山-羽田-大館能代と飛ぶ。
羽田空港での乗り継ぎ時間はMCT(決められた最低乗継時間)35分に対して40分。

トクたびマイルの仕様上、富山からの便と大館能代までの便を1つの記録に収めることができないので個別に予約済み。これらのフライト記録をカウンターでリンクしてもらい、保安検査場で2連続のレシートを発行、乗継と認識されているのを確認する。
この作業は必須ではないんだけど、万が一の遅延時、羽田の係員に私の所在地をすぐに認識させるのが目的。MCT内なので心配はないが、ひと手間かけて万が一の遅延時にも十分ケアしてもらえるようチャンスを作る。

所定時刻を遵守してても乗り継ぎ利用を嫌う人も多いが、他社間でも連帯運送契約がある会社間であればMCTを適用できるし荷物もスルーチェックイン可能。積極的に使ったほうがいいですよ。



保安検査場横の喫茶店でモーニング
d払いで20%還元中よ


2/4 NH312 TOY-HND Airbus A320neo JA214A

冬の早朝は風向きに従順
久しぶりのRWY20離陸

離陸してライトターン
離陸した富山空港を見る

新潟と福島の県境あたりから地上が見える

奥只見湖は一部が氷結してるかしら


Highway Vis RWY34Rのファイナルへ



羽田空港57番スポットに到着。
次のフライトも57番ゲートから搭乗の案内、降機時に支度していると「お乗り継ぎですよね…?」とCAさんからお尋ね。ちゃんとPAX LISTでも認識されているっぽい。
「はい、この機体で大館能代まで」一方CAさんはここで乗務終了のようだ。

降機して乗り継ぎ関所を通って再びゲート階へ。
同じ57番スポットから大館能代空港に向かう。

富山から搭乗した機体で大館能代まで

2/4 NH719 HND-ONJ Airbus A320neo JA214A


福島空港

たぶん…ふくしまスカイパーク
(福島市農道離着陸場)

機上で大館能代空港のNOTAMを確認すると…

FROM 23/02/03 23:00 TO 23/02/04 00:40
E)MOV AREA(RWY 11/29,TWY,APN)-CLSD DUE TO SN REMOVAL

と、9時40分まで滑走路閉鎖して除雪作業中の模様。
滑走路の滑り具合によっては除雪時間延長もあるかも。
がんばって除雪隊!

秋田空港
よく見ると誘導路上に2機
両ランウェイに向かう姿

低空を円弧上に南から西へ
RWY11へのアプローチ

米代川上空でライトターン
ILSのファイナルへ


黒々とした、雪のない滑走路に着陸
大館能代空港の滑走路は初利用です

除雪作業を終えた滑走路は黒々。
おそらく凍結状態の確認が行われていたものと思われるが、SNOWTAMを見てもWET SNOWの5/5/5(GOOD)と、問題なく着陸が可能となっていた。

富山でもそうだが降雪時の除雪は時間との闘い。着陸前のわずか数分程度の降雪でブレーキングアクションが数段階落ちるなんてこともザラ。

そんな日々の除雪隊の苦労もあってか、今日は遅滞なく着陸することができた。

エプロン脇に除雪隊の車両
プラウ・ロータリー車のワイパー上に雪が積もったままなので
おそらくスウィーパー車のみが出動したのかも


降機時「あの…今日はたくさん乗られるんですか?」とCAさんから謎の質問。
どうやら前便のクルーから誤った(?)内容の伝言があったようだ。
いいえ1日飛行機に乗り続けるような趣味はありませんです。


秋田県といえば秋田犬
ここにも…

ここにも…

到着ロビーにもカワイイ秋田犬

こちらは可愛くないナマハゲさん

氷点下でも展望デッキは開放中

もちろんあります空港スタンプ
道の駅としてのスタンプの2種類を設置


ターミナル内でレンタカーの手続きを済ませて出発進行。
一方、マイクロサイズの空港アクセスバスは満員&乗れない人が多数で運転手が困り顔。
こんな時ってどうするんだろうね。

借りた車に乗り込んでまずは…VOR/DMEのチェックだな。(

大館VOR/DMEは隣接する
「大館能代空港周辺ふれあい緑地」からチラッとお姿拝見

搭乗機が羽田へむけて離陸


雪深い秋田内陸を進む&名湯「乳頭温泉」で湯めぐり


ここから秋田ドライブ観光を開始。
今日の宿は角館。機上でフォロワーさんから空港すぐ脇の伊勢堂岱遺跡の情報も頂いていたが降雪量を鑑みてまた次回。
このまま空港エリアを離脱して内陸を進みまずは田沢湖を目指す。

降雪はないものの路面は圧雪状態。ゆっくり行きましょう。

 道の駅 あに・マタギの里でランチタイム


山菜の季節が待ち遠しい

背丈ほどある雪の路肩、路面は圧雪

たつこ像も凍える寒さ

空港から休憩を挟んで2時間30分、田沢湖に到着。
観光客もぽつぽつ。
お目当ての「たつこ像」の写真を撮って次の目的地を検索。

スムーズにここまで進んできて時刻は13時30分、秋田といえばやっぱり乳頭温泉郷でしょうね。
ナビをセットし田沢湖を半周、北東方向に向かう。


鶴の湯温泉は乳頭温泉のランキングNo.1

たつこ像から約50分、乳頭温泉郷に到着。
乳頭温泉はむかーし取得した一般・国内旅行業務取扱主任者試験にも登場する、日本有数の名湯のひとつ。

なかでも鶴の湯温泉はネット検索でもトップに出てくる名湯の宿。
日帰り入浴でお邪魔します。

さすがは豪雪地帯、立派なかまくら

入浴料は600円。
リュックにあった手ぬぐいをもって露天風呂へ…へ、混浴なのね。

東北の温泉郷には混浴も多い。
混浴は初めてじゃないけど心配ご無用、概ねオッサンしかいないから。(
女性専用の露天や内湯もあるのでご安心を。

写真に収めることができないのが残念だが、乳白色の硫黄泉の香りがなんともいえず心地いい。ぬるめのお湯だと油断してたら足元が熱く自噴してる?ところも。
あんまり長湯は得意ではないが、雪景色に囲まれてしばらく湯に浸かる。

宿泊もできるが…人気でなかなか取れないよ

宿の前では湯めぐりバスに乗り込む温泉客。
みんな乳頭温泉の日帰り湯をハシゴしている模様。
では私もと、次は乳頭温泉郷・大釜温泉を目指す。

乳頭温泉郷・大釜温泉
源泉が異なるのか、鶴の湯とは湯の雰囲気が異なる
東北の名湯めぐりもいいかもネ

乳頭温泉を満喫し今日の宿がある角館まで1時間。
夕暮れの宿にチェックイン。今日は和室です。

荷物を部屋に投げ込んで早速の酒場放浪。


荷物を投げ入れて早速の酒場放浪

いろいろ食べて飲んで、最後のシメは「きりたんぽ鍋」
米が高密度で旨し

シメを流しこむための日本酒追加


宿のニャンと戯れて、大浴場で体を温めてお布団入団。
明日は早朝の角館を散策します。

宿のニャンがお出迎え

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