2019年12月15日日曜日

回想 冬の沖縄・八重山の旅2019(12月7日)【2日目 - エアーフェスタは暴風雨ところにより満天の星空な黒島編】

(回想 冬の沖縄・八重山の旅2019(12月6日)【旅の計画/1日目 - 二代目さくらジンベエジェットで行く那覇往路編】はこちら)

2019年12月7日那覇の朝。おはようございます。

夜中何度か風の音で目が覚めたが、朝の街道沿いには木の葉がそこら中に散らばっている。
時々暴風雨な那覇のお天気ですが、お空に文句は言いませんのよ。


午後のフライトで石垣島に向かうので一旦那覇空港で受託手荷物をチェックイン。
そしてまた朝食を取るために県庁前まで戻り、隊長と毎度の「みかど」で朝ごはん。



いつも楽しみなゆいレールのクリスマス飾り…はまだ姿なし


暴風雨のエアーフェスタはテンションUP


赤嶺駅前のホテルで待ち合わせて富山大隊3名で一緒に基地へ。
傘も飛ばされそうな風雨の中、開門時間に基地に進入。いつもは長い列も…お天気のお陰(?)でスカスカ。
エプロンまでのアプローチ、隊員さんに声をかけながら進みますが、皆さん諦めを通り越して笑っちゃってるし。

こういう状況…テンションあがります。⤴

ガラガラな手荷物検査場




現在の那覇空港管制塔(左手前)と、新管制塔(右奥)
新滑走路の運用開始に先立ち、令和2年1月15日から慣熟運用が開始される

飛行安全への誓い 

エプロン地区は傘禁止。
飛ばされたら滑走路運用が止まっちゃうからね。

傘を閉じたその先には…


誰もいないエプロン。
列線警備の隊員さんは大変。でもこんな光景、滅多に見られない。
最高でしょ?

エプロンの人もまばらなら、展示ブースもまばら。格納庫ブースの自衛隊員・JTA/ANAの皆さんもどこか手持ち無沙汰。

早速ですが毎度の情報収集タイム開始。
JTAブースに向かうと…ほら、パイロットさんが一人でポツンと。
今日ブースにお越しのパイロットさんは佐々木機長。JTAのCMにも登場する、ジンベエジェットを考案した有名な機長さん。


佐々木機長「どちらから来られたんですか?」

私「昨日SONBU TWO Depで来ました!ウフフ」

佐々木機長「えーっとそれはどこだっけ…ええっと…あ、小松空港!」

日頃の疑問を直接お伺い出来るチャンス。いろいろ聞いてみましょうネ。



一方、ANAブースには3本線の副操縦士さん。
お伺いすると現在737-500に乗務中との事。

「機体と共にドルフィンのマスコットも引退するんです。-500の次は737-700/800に乗るんですヨ」

では富山空港でお会いしましょうネ。

飛べないホヌ
飛べるホヌ持って来てぇ

1月15日からの慣熟運用開始を待つ新タワー

MROジャパンの牽引車には、ミンサー柄の特別塗装


KC-767・空中給油機も独り占め



ファントムさんはこれが那覇での最後の展示

入場から約1時間。この辺で時間切れ。
搭乗すべく基地を後にして空港に向かう。

明日はお天気に恵まれそうなので、隊員の皆さんは今日1日の御辛抱を。
僅かな時間ですがお世話になりました。


JAL側ターミナルにまだツリーなし


搭乗は28番ゲート・バスラウンジから。
着席してすぐにアナウンス。「ゲート変えますんで21番行ってください」

21番ゲート前に座ると「まだ使用する飛行機は着陸出来てません」ってFR24アプリを見ると悪天候理由かミストアプローチやってるし。これは遅れるぞぉ。

35分遅れ
これ以上遅れるとヤヴァイなぁ…

新石垣へのフライトも昨日同様、新さくらジンベエジェット(JA06RK)


機内からエアーフェスタ会場に向けてスマホのライトを振ってみる
みんな見てくれたかな?




新滑走路は既に先月より飛行検査を開始
供用が待ち遠しい

JALゲートの売店に大東寿司の入荷なし
やむなく大東まつり寿司を機内で頂く

さて新タスク「都道府県スタンプ」の2個目。

CAさんにお声がけすると「どの県がよろしいでしょうか?」なんてズラリと県名を列挙してくれる。どうやらBriefingで共有されているようだ。
貴重そうな(?)和歌山をお願いすると「チーフですね!お待ちください」ってわざわざ前方からチーフが参上。あらきのどくな。

ちなみにこの「ゆかりの地」っていうのは出身地ってわけではなく、親戚がいるから…などの理由でも都道府県を選んでらっしゃるそう。
本音は…ほぼ全員が沖縄になっちゃうので無理矢理47都道府県作ってるとか機内で聞こえてきたような…ボソ。

和歌山はJTAには2名しかいらっしゃらないとか




旧石垣空港滑走路跡



今回の便、スケジュールSTAが13:25なのに対し、実際のATAが14:08。

乗船予定の船に乗るには14:30発のバスが最終の接続。
預けた荷物を受け取って、開港時にお世話になった店長への挨拶もそこそこにバスに飛び乗る。いそげー。


満天の星空を見るため、暴風の黒島へ


フェリーターミナルで黒島行き乗船券を買って、余計な荷物をコインロッカーに。
今日は黒島で宿泊の予定。黒島の訪問は9年ぶり2度目。一度泊まってみたいと思っていた島。
波が高そうですが…那覇で既に酔い止め飲んでますぅ。


尖閣諸島の警備にあたる海保の巡視艇団



船を降りると宿から迎えの車。
港近くの宿に入って一通り説明を受け、自転車を借りる。

強風の中、とりあえず走り出してみるが…やっぱ風つおぉ。
記憶と地図を辿りながらとりあえず仲本海岸を目指す。


宮里海岸東端

プズマリ(先島諸島火番盛)

仲本海岸

遠くに見えるは新城・下地島のサイロ

仲本海岸まで来たところで、風が強くて限界。
宿への帰り道、お目当ての場所に到着。

黒島ヘリポート

黒島ヘリポート、9年前に寄ってるハズ…と思ってたけど、やっぱりスルーしてたと現場で実感。
これでようやく八重山のヘリポートをComplete。(黒島・西表大原・西表上原・小浜・竹富・鳩間・新城)

ウインドソックスはボロボロ…サンタも来れないよ

黒島といえば「牛まつり」
一度来てみたいね

宿に戻ってウトウト…してると晩飯の呼び出し。

お客は私と宮城からのお姉さんの2名。それに宿のヘルパーさんたちの計4名で食卓を囲みながら頂く。
ビールを飲みながら黒島の話からこれまで皆さんが行った島の話をしているうちに、そのまま泡盛にチェンジしてゆんたくに突入。

相変わらず外は風も強く曇り空。宮城のお姉さんが「今日は星空難しそうかな」
いやいや、ボクはワンチャンあると思ってますよ。さてどうなるかな。


食事開始から4時間ほど経ったところでお開き。
軽くシャワーして就寝。とりあえず月の入り前後となる2時30分に目覚ましセット。


…って軽く寝坊、2時50分に起床。
窓から外を見ると…一面の雲り空。はいはい想定内。


お次は4時30分に起床。
窓の外は…おいさっきの雲り空どこ行った?そして満点の星空。
宿の部屋で「ほら星空出とるにかー」と思わず出る富山弁。

外に出ると…こりゃすげえ。

宿の玄関を出ると…満点の星空
下の緑は玄関先の芝生

玄関の明りが眩しいくらい。
宿の前の道を5メートルほど進んでさらに真っ暗な中で立つとさらに星が見える。

最初は見上げるだけの星空。
コンデジはあるけど三脚持ってきてねえし、スマホで撮れるわけがねえ…とスマホを星空に向けると「天体撮影モード」って出る。
どれどれ…と自転車の荷台にスマホを固定して撮ると…ごらんのとおり。

Google謹製スマホすごいよ。(そっち

スマホで撮った写真とは思えぬ星空
でもやっぱり肉眼がイイネ

そして道端には以前竹富島や西表島でも出会った冬のホタル群。
でも今日は星空に負けてるな。


自転車を引いて5メートル先の宿の庭に戻ると暗闇から「おはようございます」ってビックリしたぁー!
宮城のお姉さんも私の足音に気づいて外へ出てらした模様。

「部屋を出て行かれたって事は星空が出てるんだと思って!」って驚かさないでぇー。

でもほら、ワンチャンあったでしょ。諦めちゃダメよ。

「夏の波照間島も星空凄かったです。天の川もすごくはっきり見えましたYO」

そんなん言われるとオレも行きてえなぁ…。


暫く2人で星空観察をしていると…はい流れ星。さっきは人工衛星も見えたよ。

そして西から雲も流れてきて星空タイム終了。僅か1時間ほどの満天の星空だった。

一番明るい星が「おおいぬ座」のシリウス

さて時刻は5時30分。
もうそろそろ夜明けですけど、島の夜明けと言えばアレやらないとね。

(12月8日編に続く…)
スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿