9月20日、ここに併設されている富山県消防学校にて「初任科第55期 卒業実科訓練」が行われました。
富山県内の各消防局・消防本部で採用された新人消防士が、6か月にわたってこの消防学校で集団生活を送りながら消防の基礎を学びます。
学生は10代から20代の若者たち。
その初任科の卒業式を翌週に控え、これまで習得した成果を披露する訓練展示です。
半年間の訓練の様子を撮影した写真の展示 |
来賓や保護者・地域住民の方々も集まり、いよいよ開式です |
訓練展示の様子は動画でどうぞ
訓練は
- 訓練礼式(通常点検・部隊訓練)
- ホース延長・放水訓練
- 高所救助訓練
- ロープ救助訓練
- 検索救助訓練
- 火災防ぎょ総合訓練
の順に展示されました。
(映像はダイジェストとして制作。すべての訓練をお見せできなくて申し訳ありません。)
それでは、写真(未公開シーン含む)で動画を振り返ってみましょう。
富山県消防学校長が訓練実施者を点検 |
部隊訓練(行進) |
ホース延長・放水訓練 二重巻き・ホースカー・島田折り・狭所巻きの各ホースを持って走ります |
一斉放水 |
高所救助訓練 三連はしごとロープを使用した「応急はしご救助」 このようなはしご救助・使用法があることに関心 |
ロープ登はん |
セーラー渡過 |
地上30mでのチロリアン渡過も! |
検索救助訓練(煙が充満した建物を想定) 視界不良の中ではロープで状況と行動を伝達 |
火災防ぎょ総合訓練 素早く消防服に着替えていざ出動! |
基礎訓練を応用した総合展示 最後は一斉放水で終了です |
各訓練では学生の団結力・規律・士気、消防の基礎的な技術、またそれらを踏まえた総合的な消火救助活動を見ることができました。
最初の行進を見て早くも感動!
6か月でここまで成長出来る若い力と精神力、また指導された学校職員の方々の御苦労があっての事ですね。
6か月でここまで成長出来る若い力と精神力、また指導された学校職員の方々の御苦労があっての事ですね。
職員の方も「6か月前には想像も出来なかった姿ですよ。よくここまで成長してくれました…」との言葉。
この学校で学んだのは、あくまでも「消防の基礎」。
これから各職員がそれぞれの消防局・消防本部に戻り、実践的な訓練と火災・災害現場などでの活動の日々が始まります。
彼らの長い消防人生は、まだ始まったばかりなのです。
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第55期初任科の皆さん、卒業おめでとうございます。
今後は各地域のイベントや防災訓練などで、日々の活動の一端や訓練の成果が見られますことを楽しみにしています。
若いって素晴らしい |
今回は消防学校より訓練開催のご連絡をいただき、また撮影にもご配慮を頂きました。ありがとうございました。
以上、富山県消防学校 初任科卒業実科訓練のレポートでした。
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