2013年5月16日木曜日

歡迎光臨!能登包機日本之旅・2013 - 能登空港に中華航空チャーター便が飛来

2013年5月、能登空港に梅の花が咲いているというのでちょっとお花見に。
中華航空による台湾・台北からの訪日チャーター便が運航されています。


というわけで、約2か月ぶりに能登空港へ。ちょっと遠いんですが一応守備範囲。

能登空港にはANAの東京線が毎日2往復就航。スケジュールされたトラフィックはこれだけ。
あとは日本航空学園能登キャンパスのフライトがあるか、小型機がたまーにやってくる程度です。

「今回は午後のANA便を撮影してから…」と計画、まだ時間があったので空港手前のコンビニでお買い物。すると、頭上を海上保安庁のビーチクラフト(JA864A)が飛んでるじゃないですか!

貴重なトラフィックを逃す…ガックリ。油断するとこれだ…



気を取り直して午後のANA便を撮影し、中華航空のチャーター便を待ちます。到着予定時刻は17時な模様。
能登は日暮れて~♪…ってあれは瀬戸か。


あ!NOPPYからILSに乗って降下してくる中華航空機が見えたYO!

(能登空港マスコットキャラクター「スカイのっぴー」の名前が、ILS ZのIF(Intermediate Fix)名「NOPPY」になってるんです。どっちが先に決まったのかは知らないけれども…)

まずは着陸動画から。



- Flight Data -
Date: May 15, 2013
Airline: China Airlines チャイナエアライン 中華航空 (CAL/CI)
Aircraft: Boeing 737-800 "50th Anniversary Livery"
Registration No.: B-18606
Flight No.: CI7592 (Charter)
Origin: Taipei (RCTP/TPE)
Destination: Noto (RJNW/NTQ)
Runway: 25
Landing: 0807Z
METAR: RJNW 150800Z 28012KT 9999 FEW040 20/12 Q1010 RMK 1CU040 A2985


機材は富山空港でもおなじみ737-800。この日は50周年特別塗装機が飛来。
(「ドノーマルのほうが良かった」ってのは贅沢かなぁ…)
風が強くてお見苦しい(お聞き苦しい)点がありますがご了承を…。編集もゴリ押し気味ぃ。


空港内はどんな様子なんだろうかと、ターミナルへ向かいます。

空港前にはバスがズラリ
4番スポットの搭乗橋は普段使用されません
滅多に見られない能登空港の珍景

今回の一連のチャーター便は台湾からのインバウンドのみで、4月と5月で計8出発日を設定。
今日が台湾旅客の受け入れ最終回。

ここでモデル的な能登チャーターのツアーコースをご紹介。
1日目:夕方、能登空港着。加賀屋泊
2日目:ゆのくにの森・五箇山・加賀屋にもう1泊
3日目:立山黒部アルペンルート(立山駅-扇沢駅)・白馬温泉
4日目:小布施・金沢・兼六園・金沢泊
5日目:千里浜・輪島朝市・能登金剛・巌門。夜、能登空港発
とモリモリたくさん!価格は…メモるの忘れたぁ…スンマセン。

同様のコースは富山空港・小松空港・中部国際空港から設定され、コースは多少変化して高山や名古屋圏が入ったり。これが台湾からの北陸ツアーで売れ筋かつ一般的な旅程です。


到着口前では中文繁体版の石川県観光チラシを配布
加賀屋の仲居さんによる歓迎の横断幕
こちらは台湾への帰国者へ向けたメッセージ

「加賀屋」さんも空港に出向いてお出迎え。加賀屋のおもてなしは空港から始まってます。
今回の能登チャーターのほぼ全員が加賀屋に宿泊すると思われます。台北にも加賀屋があるので、台湾での知名度は抜群です。

加賀屋の接客教育長(?)さんにお話しを伺うと、一番多い外国人宿泊者はやはり台湾。次いでオーストラリア、欧米と続く模様。台湾の方は個人旅行・リピーターも多いそう。

空港のソラリーにはCI便がちゃんと表示されてますよ


さて、ここ能登空港は国内線用空港。CIQ(税関・出入国・検疫)はどうやって運用しているのか気になってました。

近くにいらした中の人にお話しを伺います。

能登空港には国際線用の設備はないものの、4番スポットの搭乗橋は国際線専用として運用。CIQは国内線用の到着エリア・出発エリア内で間仕切り等によりスペースを区切って出入国手続き等を行っているそうです。

到着口を覗くと、通常は外からガラス越しに中が丸見えになっているんですが、到着者の動線が見えないよう目隠しがされていました。同様に出発フロアのガラス面もシャッターが。国際線対応がちゃんとされています。

国際線用の専用エリアがあれば国内線ダイヤと重なっても対応できるんだろうけど、とりあえずは今のままで十分いけそうですね。でも国内線がディレイしちゃったりすると大変かも。

お次は出発編。

チェックインを待つ台湾旅行客ご一行
頭上には鯉のぼりの群れ
チェックイン業務はANAが代行
小さな中華航空の看板がぶら下がっていた
帰国者には加賀屋からカットフルーツの差し入れ!
これが加賀屋の「おもてなしの心」ですなぁ

出発フロアのガラス窓にはシャッターが
これも国際線CIQ対応ですね

折り返しの台北行のフライトはほぼ定刻に出発。撮影途中でゴロゴロと雷と雨が。離陸と同時に土砂降りに。結構ピカピカしてました。皆さんマネしちゃいけません…

離陸動画はこちら



- Flight Data -
Date: May 15, 2013
Airline: China Airlines チャイナエアライン 中華航空 (CAL/CI)
Aircraft: Boeing 737-800 "50th Anniversary Livery"
Registration No.: B-18606
Flight No.: CI7593
Origin: Noto (RJNW/NTQ)
Destination: Taipei (RCTP/TPE)
Runway: 25
Take-off: 1007Z
METAR/SPECI:
RJNW 150947Z 26009KT 210V300 9999 TS FEW015CB SCT020 BKN080 17/13 Q1013 RMK 1CB015 4CU020 7AC080 A2991 P/RR FBL TS 20KM W MOV NE
RJNW 151000Z 27006KT 240V360 5000 TSRA SCT015CB BKN020 BKN080 16/13 Q1012 RMK 3CB015 5CU020 7AC080 A2991 MOD TS OHD MOV NE P/RR




以上、台湾からの旅行客で賑わう能登空港の様子でした。なんだか「加賀屋専用機」状態でしたね。

日本人も負けずに台北便の座席を埋めないと!
行こうぜ台湾!


スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿