2018年6月6日水曜日

回想 東京・八丈島の旅(6月3日) 【八丈島観光後編・復路フライト/HELLO 2020 JET搭乗編】

(回想 東京・八丈島の旅(6月2日) 【都心早朝サイクリング&八丈島フライト・島内観光編】はこちら)


2018年6月3日八丈島の朝。おはようございます。

八丈島2日目は島の北部を周遊する計画。7時前には宿を出発し早朝からドライブ開始。
まずは大事なキノコ狩りから。

八丈島VOR/DME (HCE)
空港の南側・消防本部横にある

フォロワーさんから「八丈島のキョン!は?」との投げ掛けに「???」と思ってググってみると、どうやら外来種のシカの事らしい。
VOR横の植物公園にいるらしいので訪れてみた。





中型犬ぐらいのシカが数頭飼育されている。
このキョン、伊豆大島では野生化して島内の植物等を食い荒らしているそう。
これまで訪れた他の離島でも、このような外来動物・植物問題が存在している。


そろそろ羽田からの第1便が空港に到着する頃。
ターミナル探訪を兼ねて八丈島空港へ向かう。





飛行場灯台

八丈島空港はRAG化
局者看板には「八丈島空港・航空路監視レーダー事務所」とある。


ANAのターミナル
自動チェックイン機は1台あり

東邦航空の「東京愛らんどシャトル」のチェックインカウンター

シコルスキー社製S-76C+/++ヘリコプターで6つの島をむすんでいる

土産店とレストラン

展望デッキからの眺望は良好


八丈島空港に設置のローカライザーは26側のみ

八丈島空港にはILSを構成するローカライザー(オフセット)が滑走路26に設置。滑走路08への着陸時はVORアプローチのみ。
ただし、近年RNP ARによる着陸方式が双方の滑走路に設定され、対応機種(ANAの場合は737NGシリーズ)であればその恩恵をうけられるようになった。

ここでもチェック
八丈島VOR/DME (HCE)

定期便の到着まであと20分ほど。
昨日宿の女将さんによると「島で朝食は…あんまりお店ないかなぁ。何か買っておいたほうがいいかもねぇ」との事だったので、昨日スーパーで買っておいたサンドイッチと牛乳をデッキに持ち込んでのもぐもぐタイム。

…あれ、何か飛んできたよ。しかもジェット機じゃない。

滑走路08に向け進入する機影が見えて…

セスナ172が着陸
この機体は…

横田基地内にある「YOKOTA AERO CLUB(横田飛行クラブ)」の
Cessna 172H Skyhawk N4972Rが八丈島空港に飛来

ナント!横田基地内にある「横田飛行クラブ」のセスナ172に再会!


実はこの機体、2013年に富山空港に飛来したのを撮影。
その後2016年にはアメリカ海軍厚木航空施設海上自衛隊厚木航空基地による共催の「日米親善春まつり」で、2013年に飛来した際のパイロットさんにもお会いしている。

いやぁ、こんな偶然あるんだなぁ。

2016年の厚木基地内でのスナップ
写真のPilotさんは2013年に富山に飛来した際の方
この機体に再び再会することが出来た



機体には兜に日本刀に富士山が描かれている

ほどなくして、東京からの定期便がアプローチ




定期便の撮影もそこそこに、ぜひとも横田飛行クラブ機の方にご挨拶したいなぁと思って出てくるのを待っていたが、なにやら機体の固定に手間取っている様子。

この後は西山(八丈富士)から定期便の離陸を撮りたいんだけど遅いなぁ…残念ながら時間切れ。



空港から登山道路を走り、八丈富士の中腹を周回する道路へ。
ふれあい牧場よりもチョット手前で眺望抜群なところを発見。


高いところからも八丈島VOR/DMEチェック

入港する船は、竹芝と三宅島・御蔵島と八丈島を結ぶ
東海汽船の大型客船「橘丸」


定期便が出発

滑走路08にラインナップして…

エアボーン

グングン上昇

まだまだ上昇

左下の港には橘丸

と、まあこんな感じで撮れる、航空ファンにとっては有名なポイント。
コンデジの超望遠でこんな感じなので、いい機材ならもっとよく撮れると思いますよ。
つづいて「ふれあい牧場」へ
ここも定番撮影スポット





展望台から西山山頂部を見る
雲が少し出てきたよ

周回道路を時計回りに進むと「遊び平牧野看視舎」がある
ここは「八丈小島」のフォトスポット

牛さんもノンビリ


大越鼻灯台と大越園地の展望台

橘丸が出航

大越園地の近くにアンテナ発見

八丈島空港のRAGアンテナ
おそらく島内には3か所RAGアンテナがある…?

岩場にある垂土海水浴場

底土園地

底土園地のすぐ横には「神湊港底土船客待合所」
ここから先ほどの定期客船が発着する


屋上の展望台から底土海水浴場を見る
島唯一の砂浜

車を西に走らせ昨日日の入りを見た南原千畳敷へ



ここで腹時計鳴動。
空港内のレストラン「アカコッコ」では、島寿司が食べられる。
昨日の銀八寿司の島寿司と食べ比べ…と、再び島寿司の八丈そばのセットを頂く。

この売店では、島寿司弁当を買うことができる。
店の方に伺うと「島寿司?まあ売り切れることもありますよ。繁忙期は前日に予約したほうがいいかしらねぇ」って、かなりの早期予約だなぁ。

ここの島寿司はメダイ

一旦宿に戻ってレンタカーを返却。
女将さんの運転でふたたび空港へ。2日間お世話になりました。

デッキにあがるとちょうど定期便が到着したところ。
折り返しの羽田行が搭乗機となる。





席に着くとほどなくしてほぼ満席に。
機内には外国人もチラホラ見受けられるが、島内全体を旅しても沖縄ほど外国人観光客が押し寄せている感じは見受けられなかった。

そうそう、今回の八丈島空港は久しぶりの未訪問空港への飛行。
自分の旅人生の目標のひとつに、空港・飛行場への訪問(離着陸を伴うもの)をカウントしているが、約2年半ぶりの未訪問空港訪問となった。
とはいってもまだ国内では未訪問空港のほうが多い旅人生。もう半ばあきらめているが、果たしてこの先どれだけの空港を訪問できるだろうかね。





陸上自衛隊 木更津駐屯地
海ほたると、パラレルアプローチするスカイマーク




恒例のGPS航跡紹介…ガーァ、ログが記録されていなかった。
操作ミスったかなぁ。



八丈島空港で乗り継ぎチェックイン済みだったが、時間があるので一旦外へ。
喉を潤して再び保安検査場へ。乗り継ぎ検査の記録を消してもらって場内に入る。

さて小松へのフライト、機材は…なんだか派手な機体が入ってきたよ。
昨日使用機材を767型機から777型機に変更したと通知が来ていたが、そのトリプルセブンでもド派手な「HELLO 2020 JET」と呼ばれる、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念した特別塗装機。

しかもこれって小松初飛来じゃないのー?


しかしながらゲートでは搭乗時刻になっても動きがない。
どうやら整備作業が行われているようで、出発が20分遅延となった。

壊れて再びの機材変更にならなくてよかったね。



機内に乗り込んで滑走路へ。
滑走路までのその道中、機内ではお詫びの機長アナウンスが延々と。
ハイハイわかったって、そんなに謝らなくっていいからぁ。

「これから持てる力をすべて発揮し全速力で小松に向かいます!」

ってそこまで言わなくてもいいってぇ。



穂高周辺

機内では、「(アナタ飛行機好きそうねぇ…)」とCAさんからお声がけ。顔に書いてあるらしい。
「この機体に乗務するときは特別仕様のエプロンを着用するんですYO!私も今日が初搭乗で…!」と一人エプロンファッションショー。
「このヘッドレストカバーも特別仕様なんです。どうぞお持ち帰りください!」と空席のカバーをビリビリーっと手渡される。自宅のチェアに付けないと。(


YARIIをFL200で通過して小松アプローチのシーケンス。
VisualApproachを実施して滑走路06に着陸。
デッキの人だかりは、特別塗装機の小松初飛来を待ち構えているローカルエアファン達。


そんな中、前の座席の男の子がずっと愚図って泣いていた。周りのお客さんもチラチラ…。CAさんもジュースをもって来たり絵本を渡したりするも効果なし。旅の疲れで眠いんだねきっと。
降りるときにはピタリの泣き止み男の子と目が合う。「ボク疲れて眠かった?」との問いかけに母親が「ホントすいません…。私のほうが疲れちゃいました…。ほら謝りなさい」「ゴメンナサァイ」と母親と男の子。

「泣いたぐらいで謝らなくってもいいんだよ。オジサンも毎日泣いているから。」


特別塗装機ならば離陸まで見ていくかぁーと、小松ローカルの方々と談笑しながら離陸を待つ。



東京滞在3日間のうち、八丈島2日間を中心とした、初めての東京離島旅。

ちょっと準備不足も否めない立ち回りで見逃したトコロも多数。
やっぱり旅は事前の準備が大事だね。
それでもまだまだ知らなかった東京をいろいろ見ることが出来た充実の3日間だった。

さあ、次の旅はどこに行こうかなぁー


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