メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。
(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)
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「マイル切れるぞっ!はよ発券せえやー」(by ANA)
また出だしがこれ。マイルに追われる旅人生ェ…
実をいうと前回の旅ブログで、「3月末に3万マイルが期限を迎える」といいながら「2万9千マイル分を発券した」と書いていたので、少なくとも3月には1000マイル切れる計算。特典に交換する必要があった。
よーくご覧になっていた方なら「あ、6月までにまたどっか行くのかな…」と気づいていた方もいるはず…いや、いないか。
3月末から90日以内に使える旅先となると、これしかないでしょう。
「日本初開催!Red Bull Air Race Chiba 2015」
唯一の日本人選手である室屋義秀さんも出場。室屋さんの曲技フライトはこれまで3度拝見しているが、そのキレ味はすばらしいの一言。そんな室屋さんのエアレースでのフライト、見たいじゃないですか。
ということで期限間近のマイル群を使って特典航空券をぽちっ。
エアレースについての詳細は本家WEBサイトに譲るとして、そのチケットがこれまた高いんですよ…。いろいろ考えた結果、1日目をAエリア、2日目をBエリアで観戦すべくチケットを購入。お値段は合計16,000円。うーん…高いね。
といっても、2日で30万円のチケットもあるんだから、それから比べると安いです。
ホテルは都内での用事を済ませられるようにといつもの宿をぽちっ。
そして迎えた5月16日、レッドブルエアレース観戦の旅がスタートした。
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旅の始まりは…富山空港。
機材が小さくなると特典枠も小さくなるのか、発売前の時点で残席が1~2席レベル。イロイロ工夫しながらなんとか希望便を押さえられたものの、有償席を含めて早々に満席となった。
搭乗機はBoeing 737-800(JA72AN)。実はこのJA72AN、前日のNH317便で東京から到着後に機材故障で整備となった模様。
一晩富山で過ごしたのち私の搭乗便に充当され、東京便としては珍しい搭乗口2/3番スポットからの出発となった。
搭乗口2にもソラリーが設置された |
RJNT 152200Z 01005KT 5000 -SHRA BR FEW004 BKN005 BKN007 17/16 Q1005
地上も青空も見えない飛行が続く |
あいにくの雨で、離陸後すぐに雲中へ。コトコトと揺れが続く中、ガツンと揺れる瞬間も。
地上が見えたのは江東区の埋め立て処分場の上。
HANEDA VOR/DME (HME) |
RJTT 152300Z 24008KT 190V260 8000 -SHRA BR FEW003 BKN008 BKN010 21/20
Q1002 BECMG 30006KT TEMPO 4000 -SHRA BR RMK 1ST003 5ST008 6CU010 A2959
BR N-NE
恒例のGPSによる飛行航跡紹介。
5月16日 ANA312便 |
出発はBasic RNP1である「UOZU ONE DEPARTURE MIRAGE TRANSITION」 |
KOHAK手前でDirect DAIGOか、その後STONEへ |
ILS RWY22 のIF「NEXUS」へベクターされて約5000ft前後で通過、NITROから降下開始 |
UOZU ONE DEPARTURE MIRAGE TRANSITIONを3Dで見る |
羽田へのファイナル 地上が見えた辺り |
FL270到達後、FL290へ上昇とアナウンス。揺れの少ない高度を探してくれたのかも なお、表示の高度はGPS高度で、気圧補正高度と異なるので変換が必要 |
時刻は8時30分。エアレース会場となる幕張海浜公園の入場開始は10時。
リムジンバスで向かえば間に合うのだが、現地では視界不良による天候調査が続いている模様。スケジュール変更もありそうなので、まず向かうは東京駅。というか、どうしても東京駅。
新幹線ホームはいつもと違う緊張感が漂っている。そこへ規制ロープが準備され、ピカピカに磨かれた北陸新幹線が滑り込む。
ほどなくしてJR東日本・東京駅長、JR東日本社長、そして天皇・皇后両陛下がお出ましになられた。
両陛下の御出発をお見送りされる大島理森衆議院議長 |
両陛下の行幸啓御出発・北陸新幹線初御乗車に立ち会うことができ、とても幸せなひとときを過ごすことができた。
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地上の新幹線ホームから、大深度な京葉線ホームへ移動し、エアレース会場最寄駅の「海浜幕張駅」へ。車内はディズニーリゾートとエアレースに向かう人で大混雑。
幕張海浜公園のゲートに到着。上空からはレース機のエンジン音も。既にチャレンジャークラスのトレーニング飛行が始まっている。
今日はAエリアで観戦。会場内には既に列線が出来ているが、隙間を見つけて前方に着席。席といってもただの砂浜。
隣に座った青年と「スマホ繋がりませんねぇ」なんていいながらの観戦タイム。
海上にはパイロンの姿。沖合には船からエアレースを見ようとたくさんの船が出ている。
さてこのレース機たちはどこで離着陸しているのかというと、浦安市総合公園と浦安市墓地公園の海岸堤防上に設置された臨時の離着陸場とハンガー施設を使用している。
— Red Bull Japan (@redbulljapan) 2015, 5月 14
そして離着陸場と会場上空には羽田を出発する飛行機の姿も。東京特別管制区の下に位置するので、会場周辺と上空待機エリアは1999フィート以下でのエアロバティックスが行われるNOTAMが出されていた。
ハイドロフライト・ジェットデッキのパフォーマンス |
13時50分すぎからは、室屋さんがエントリーしている「マスタークラス」のトレーニング飛行が開始。
開始早々、2番目に飛行のJuan Velarde氏がここでパイロンヒット!
パイロットにとっては痛恨のミスだが、ちょっと見てみたかった瞬間だ。
パイロンに翼が触れてカットされる瞬間 |
空気が抜けて倒れこんだパイロン。そこへメンテナンスチームが急行 |
破れた部分を交換。ファスナー式で当該部分のみ交換が可能 |
空気を入れて… |
パイロンが復活 約2分ほどで復活となる |
パイロン切られまくりのレースですね! レッドブル・エアレースのパイロンについての豆知識はこちらの通り>> http://t.co/6m3mHaKp6p #airrace pic.twitter.com/AwYCio8RuT
— Red Bull Japan (@redbulljapan) 2015, 5月 17
そして15時前、室屋義秀さんがトレーニング飛行に登場!会場内が一気に盛り上がりを見せる。
トレーニング飛行は2、3回ほどコースを周回。
前日のトレーニング飛行はキャンセルとなっていたため、これが初めてのコース飛行だ。
Edge 540 V3 (N31YM) |
室屋さんのトレーニング飛行も無事終了。予選での好結果を期待しています。
レッドブルアスリートによるウェイクボードのパフォーマンス |
上空で撮影を行うヘリは… |
The Flying Bulls / MBB Bo105CBS-5 (D-HUDM) なかなかの撮影機動飛行を見せてくれます |
時刻は16時。いよいよ予選スタートです。
エアレーストリビア: 16時スタートの予選本番前に基本ルールをおさらいしましょう #airrace
LIVE中継>> http://t.co/Z5l8kqty4c pic.twitter.com/ZkzlOpXwpW
— Red Bull Japan (@redbulljapan) 2015, 5月 16
8人の飛行を終え、いよいよ室屋さんのフライト!
がんばってー!
予選1フライト |
予選2フライト |
ゴール後、くるくるっとロールしてファンサービス |
結果は9位。明日の決勝「ラウンド14」は3組目・Martin Sonka選手と対戦となる。
予選最終フライトを観戦し時刻は17時20分。ちょっとお目当てのエリアに寄り道したいところだけど、明日に備えてホテルへ向かう。
当初は16時終了予定とあったのでもう少し早く終わると思っていたが、詳細なスケジュールは間際になってようやく発表に。
また会場内の統制など運営がイマイチな面もあり、ツイートを見ても皆さんチョット不満気味。レース自体に不満はないんだけど…
ホテルに荷物を投げ込んで、毎度の吉田類的・酒場放浪記。
いつも立ち寄る大衆居酒屋で390円の生ビール。安いビールは泡も少ないのね。
明日はお日様カンカン照りで暑くなる予報。そして明日の決勝も熱くなりそうだ。
(5月17日編へ続く)
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