(回想 沖縄・冬の旅(12月13日) 【那覇基地エアーフェスタ2015(3日目)】はこちら)
12月14日、那覇最終日の朝。おはようございます。
早起きして散歩しようかと思ったけど、起きたら既に7時。出かけるにしても飛行機の時間を考えると中途半端なので、とりあえず朝飯へ。
三笠久茂地店を目指すも臨時休業。仕方なくいつもの三笠松山店。
那覇の朝飯といえばいつも“三笠”と“みかど”ばっかり。次回は新規開拓しなければ。
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焼きそばを頼むとご飯もついてくる
麺は沖縄そばだ |
向いの席では朝まで飲み歩いた青年が床に転がって寝ている。それを何とか起き上がらせようとする友人と店のオバチャンが奮闘。
「こんなんになるまで酒飲んでみっともない!」なんて容赦なくオバチャンの声が飛ぶ。
若いって大変だ。
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恒例、パレットくもじ前のツリー
夜見たかったナ |
ホテルをチェックアウトしてモノレール。ちょっと早いけど空港に向かう。
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昨日はお世話になりました |
出発2時間前。時間があるので飛行機見物。
今日の空は昨日と違い、沖縄らしい冬の空。
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海上自衛隊が朝練中
その沖合には埋め立てが進む第2滑走路 |
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芦屋基地のT-4が帰投 |
と、ここで本日の搭乗機が到着。
その機材は…念願の
SWALジェット特別塗装機だ。
前回6月の沖縄の旅で、
ジンベエジェット・
さくらジンベエジェットにそれぞれ搭乗。残る特別塗装機はこのSWALジェットだったが、今回の搭乗ですべてのJTA特別塗装機に乗ることができた。
搭乗すると、機内には6名もの客室乗務員の姿。
「今日は品質向上調査も兼ねて3名余計に乗ってます。」との事。
そして着席した私を見るなり
「あ…もしかして、昨日のエアーフェスタ行ってましたぁ?」
なんで分かるのよ…
「なんか、ピンと来たんですよね、飛行機好きそうだなぁって。」
顔に何にも書いてないって。
次はエリートビジネスマンに見られたい。
機内販売のJTAカレンダーを注文すると、既にエアーフェスタネタが他のCAさんに伝わっている。
「長くこの業界に居ますけど、エアーフェスタの日はいつも乗務日でまだ行った事ないんですよ…」
ぜひ次回のブルーインパルス飛行展示を見てくださいナ。
鹿児島周辺までは雲が多く、九州から広島辺りまでは地上が見えるも、小さな雲が邪魔をしてあまりよく見えない。旧広島西空港が見えたと思ったらバッテリー切れでタイミングを逃す。
そうこうしていると、日本海へ出て小松アプローチのシーケンス。
恒例のGPSロガーによる航跡紹介。
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EISAR TWO DEPARTURE
KAFUU TRANSITIONを レーダーベクターされながら北上 |
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細かくショートカットを貰いながら… |
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SONBU手前から小松アプローチのシーケンスへ
滑走路06へのVISUAL APPROACHを実施した模様 |
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嘉手納基地のアプローチコースを避けるようにALTITUDE RESTRICTIONを実施 離陸後しばらく約1000feetで飛行している(地図中のAltはGPS高度につき、気圧高度補正が必要) |
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小松空港到着を3Dで |
飛行機を降りてボーディングブリッジを渡っていると、なにやら見慣れぬ航空機が飛行。
…これは…国土交通省航空局飛行検査センター所属のGulfstream IV-SPではないか!
しかも、まだ飛行する姿を未撮影であった「チェックスター2(JA002G)」!!
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チェックスター2に運命の出会い |
慌てて展望デッキにあがると、更新工事中である小松ILSのローカライザー前にはセオドライトが。どうやら新しいローカライザーの開局飛行検査にやってきている模様。
JA002Gでローカライザーの検査って出来るのか…それとも検査の初期段階のみ出来るのか…また謎が一つ増えた。
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ローカライザーアンテナ前にはセオドライト |
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JA002Gが滑走路上をローアプローチして進入
JA002Gが飛行する姿は初めて見た |
早く帰らないといけないのだが、ちょっとだけエンドに寄り道。時間がないぃー
正式な開局は来年春となり、今年の冬はILSのない小松空港。精密誘導としてPARがあるので、よっぽどのことがない限り大丈夫だとは思うが…
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検査中のローカライザー |
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地上の技官がセオドライトを使って飛行検査機を誘導中 |
SWALの離陸を見送って、沖縄の旅も終了。
最後は念願のSWALジェットに搭乗し、さらにJA002Gにも出会うことが出来た。
最初はブルーインパルスの中止で旅行計画も二転三転したが、実際に足を運ばなければ見られない、聞けない、知ることの出来ない事ってある。やっぱり旅って面白い。
そして2015年の空の旅もこれにて終了。
来年もいい旅がたくさんできますように。