2015年2月25日水曜日

回想 日本縦断6レグの旅 1日目:富山発エアドゥで行く札幌の旅 【後方窓側に座るべきただ1つの理由】

(旅の計画・準備編 【私がスターアライアンス・ゴールド会員だったワケ】はこちら)

---

旅の始まりは…富山空港。
今回の旅では計6回航空機に搭乗。そのファーストレグはエアドゥによる富山-札幌線だ。

ここ富山空港から札幌・新千歳空港への路線は「AIR DO (エアドゥ)」によって運航されているが、残念ながら3月28日をもって富山空港から撤退しANAに移管される。

元々ANAによって運航されていたこの路線がエアドゥに移管され、そして来月3月で再びANAへ移管。小松・新潟を含めエアドゥの北陸3路線撤退だ。


小松発のエアドゥ便については2度ほど搭乗しているが、ここ富山からのエアドゥ便は初めて。
最後のお別れという言い方はしたくないが、この機会に乗っておきたい路線だ。

富山空港の搭乗口2にはソラリーなし
ボードがひとつ置かれているだけ

搭乗機はJA07AN(Boeing 737-700)

機体入口横には「すてきなたびを Have a nice trip.」
エアドゥのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」のイラスト

L1ドア横のベアドゥちゃんに「今日もヨロシク」とお決まりの機体タッチをして機内へ。

そんな飛行中の様子は動画でご紹介。





- Flight Data -
Date: Feb 19, 2015
Airline: AIRDO エアドゥ (ADO/HD)
Aircraft: Boeing 737-700
Registration No.: JA07AN
Flight No.: HD121

Origin: Toyama (RJNT/TOY) Toyama, JAPAN
Runway: 02
Departure: 14:17JST
Take-off: 14:25JST
Spot: 3
METAR/SPECI:
RJNT 190500Z 23004KT 210V280 8000 -SHRA FEW005 SCT010 BKN020 04/02 Q1016
RJNT 190521Z 21003KT 170V250 6000 SHRA FEW005 SCT010 BKN020 04/02 Q1016 RMK 1ST005 4CU010 6CU020 A3002

Destination: Sapporo/New Chitose (RJCC/CTS) Hokkaido, JAPAN
Spot:1 
Landing: 15:38JST
Arrival: 15:43JST
Runway: 01R
METAR: RJCC 190630Z 36010KT 9999 FEW030 BKN/// 02/M04 Q1015


離陸後すぐに雲中へ。途中秋田近辺から地上が見えた。残念ながら他の空港・滑走路は見えず。滑走路探検隊員としてはちょっと残念な空の旅。

そして動画をご覧いただければこのエアドゥの737-700型機搭乗の際、後方座席に座るべき理由についてお分かりになられたと思う。


そう、この可愛いベアドゥちゃんを見るためである。

このボーイング737-700型の翼端にあるウイングレットの内側にベアドゥのイラストが描かれている。このウイングレット、前方座席からではよく視認できない。そのため後方座席に座る必要があるのだ。

このベアドゥのイラスト、エアドゥが保有する737-700型機それぞれで違う絵柄が描かれている。
今回は眠るベアドゥ。他にもギター・チョコ・サッカー・読書・凝視などのバージョンがあるのでぜひ探してみてドゥ。



搭乗率は半分ぐらい?隣席2つは空席のままのフライト。
いつものように窓に顔を押し当てて外を眺めているとCAさんから「ご旅行ですか?」とお声掛け。
エリートビジネスマンには見えないようで…ガクッ

「富山でエアドゥが見られなくなるので、この機会に北海道旅行を計画したんですヨ」なんて言ってると、あとからベアドゥの折り紙が付けられたメッセージカードのプレゼント。
こんなオッサンにわざわざスイマセン…。



定刻より7分早着で新千歳空港に到着。雪は少な目?ちょっと期待外れの窓の外。

今冬ダイヤでお別れとなるエアドゥ機搭乗が終了。
いつの日か、再び富山の地でエアドゥ機が見られることを願ってます。


そして今回もGPSロガーによる航跡紹介。昨年の電子機器解禁によりすべての時間帯において利用できるようになった。
前回の旅でも説明したが、GPSによって位置・高度・速度などが記録される。ただし高度はGPS高度であって航空機が使用する気圧高度が記録されるわけではない。

今回のHD121便の航跡
巡航高度はFL390

IKUJI FIVE DEPのはずだが、T27でレーダーベクターされてちょっと大回り
おそらく他のトラフィック(NH885?)がいたのではと思う
七尾手前でGOLDO、さらにその後青森を貰ったか

富山からの出発を3Dで見る



IFのYOTEIを3千フィートで通過し、FAFのYODAIで降下開始
ILS Y RWY01Rを実施したものと思われる


隣にはバニラエア
レガシーに交じってLCCの機体が次から次へと発着する

手荷物引渡場のターンテーブル前で荷物を待っていると、私の荷物が2番目に出てきた。
スターアライアンス主催のゲームキャンペーンで獲得の「スターアライアンス・ゴールド」のベネフィットのひとつ、「手荷物取り扱いの優先」である。ANA運航便ではないけれど、ありがたくそのパワーを体感させていただいた。

私がこのステータスを取得したときに友人は「お前のは早く出てきても、ヒラ会員の俺の荷物が出てくるまでお前は待ってないといけないけどな」なんて言われてそれもそうだなんて思っていたが、今回のような一人旅では重宝するサービスだ。


4Fのエアライングッズショップを覗いてから快速エアポート号に乗り込み、そのまま札幌駅で地下鉄に乗り換えて中島公園駅へ。以前よりこの中島公園周辺のホテルを好んで選択。静かというか安いというかなんというか。





ホテルにチェックインしてしばしの休憩。遅めの夕食へ。
2012年6月に北海道を旅行した際に立ち寄ったジンギスカンのお店に入店。中では訪日外国人のグループがお会計中。
近年、この札幌では以前にも増してたくさんの外国人観光客を見かけるようになった。


「今年の札幌は雪が少なくてね。ほら、路面に圧雪がないでしょ」と店のご主人。
そして話題は北海道と富山の繋がりに。ご常連にも富山からの単身赴任者がいらっしゃるのだとか。
北陸からのエアドゥ3路線について、2014年9月中間期の搭乗率は新潟線が37.9%、小松線が55.8%、富山線が71.3%との事(時事通信より引用)。北海道と富山との繋がりが数字からもうかがえる。


ほろ酔いでホテルに戻って早めの就寝。
明日はこの札幌・新千歳空港から、日本で最も長い国内線に搭乗だ。



(2月20日編に続く…)

2015年2月24日火曜日

回想 日本縦断6レグの旅 旅の計画・準備編 【私がスターアライアンス・ゴールド会員だったワケ】

旅に出かけると書いている気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)

---

またマイルの有効期限である。

マイルを貯めることに夢中で、マイルを使うことを考えていない。手段が目的になってしまっている。
そして近年はそのマイルの価値も特に米系を中心に切り下げられている。この風が日系エアラインに吹かなければいいが…

さて、3月末に期限が迫るのはANAの30000マイル。過去最高の期限切れマイル数である。(どうしてこうなったのかは、丘マイラーの方ならわかるはず。)

3万マイルとなれば、近距離アジアならビジネスクラスに乗れる。富山-東京線ならシーズンによるが2往復でもお釣りがくる。2009年以来海外旅行にも行ってないのでこちらも検討するも、お目当ての国際線は満席。3冊目のパスポートが泣いている。

こうしているうちに空けておいた旅行予定日が迫る。
もうこうするしかない。そう、「沖縄」である。

しかし、ただ単に沖縄に行っても3万マイルは使いきれない。そこでいま気になっているタスクを一度に盛り込んでみる事にした。

  • 1月に開通した宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」を見に行く。
  • 3月28日をもって富山-札幌線から撤退するエアドゥ便に搭乗。
  • 国内最長路線となる「札幌-那覇線」の、最長フライトタイムとなる札幌発に搭乗。
  • 北陸新幹線開業後に737型機への小型化がアナウンスされている富山-東京線の767/787に搭乗。

特に「札幌-那覇線」は以前から乗りたいと思っていた路線。しかし特割航空券でも片道47,000円、普通航空券だと片道70,100円もする。また使用機材が737型機と小型機材が使われていて、そのためか特典航空券の残席もそれほど出てこない路線なのだが、空けておいた旅行予定日に空席が出た。

特典航空券の予約可能最終日である出発4日前に「富山-新千歳-那覇-宮古-那覇-東京-富山」の3日間6レグの旅を予約。しめて29000マイル。その移動距離はTPMで数えても合計3404マイル(約5478km)にもなる大旅行だ。

特典航空券を手配したら続いて宿とレンタカーの手配。
札幌で1泊、伊良部島(宮古島市)で1泊。こちらも貯まっていた某サイトのポイントでゴッソリと決済。
宮古島でのレンタカーはオフシーズンの激安価格「24時間3100円」でポチ。
冬の旅、特に冬の沖縄が魅力的なのは観光客が少ないのと何よりもこの価格だ。

この時点で最終日は宮古島から富山まで一気に3レグ飛ぶはずだった。なぜなら3泊目の宿泊希望地である東京都内のホテルがどこも満室でカプセルホテルしか取れない始末。しかしダメモトで定宿に何度か電話して空室確認をしていると運よく空きが。早速押さえてもらって特典航空券の旅程を変更。
特典航空券のメリットは、発券後であっても予約変更が可能な点(申込期限あり)。普通航空券に近い運用が出来、また搭乗日に前便への変更も可能。早期購入型運賃やパッケージツアーでは出来ない事だ。

おっと!忘れずに国内旅行保険をポチ。意外と忘れがちですが、携行品特にカメラ等をお持ちの方は大事ですヨ。

4日間で6区間搭乗。そしてここまで手配したお値段は1万円もしない激安日本縦断旅が完成。
慌ててバッグに荷物を詰め込んで、2015年最初の旅がスタートした。


---

そして、今回の旅では副題が付く。
それは「with スターアライアンス・ゴールドの旅」である。

「お前ステータス付与されるほど飛行機に乗ってないじゃないか」とのツッコミがあると思うが、その理由を説明するために時計の針を2013年12月に戻したい。


2013年12月。
ヨーロッパのスターアライアンス事務局から画像添付された英文メールが届いた。

「CONGRATULATIONS YOU'RE A WINNER」



典型的なフィッシング詐欺である。

…失礼。

正真正銘、スターアライアンス事務局からのメールである


2013年にスターアライアンス事務局が主催したキャンペーン「スターアライアンス ゴールドゲーム」というのがあった。
ANAなどの加盟航空会社でも一斉にプレスリリースが打たれたので、参加した方も多いだろう。


WEB上で行われるスターアライアンスに関するゲームに参加して、最も早くゲームをクリアした参加エアライン18社の各上位2名に1年間のスターアライアンスゴールドステータスを付与するという何とも太っ腹なキャンペーンだった。
「面白そうだなぁ」と軽い気持ちで参加。希望する加盟航空会社を選択しゲームを開始。全編英語のゲームでチョット苦労したが、意外にも好成績だった。
しかしこの時、まさか自分がエアライン上位2名・世界で36名に選ばれるとは思ってもいなかった。

英文メールに記載された必要事項をタイプし即日返信。欧米らしく新年を迎えてからの返信メール。
そして待たされる事数か月。某航空会社から「スターアライアンス ゴールド」のステータスカードが郵送されてきた。

主に働き過ぎの出張族サラリーマンや旅行しすぎのトラベラーが手にするこのステータス。1年間のフライト数・マイル(ポイント)に応じて、翌年1年間にステータスが付与される。これを手にすると航空旅行する上での様々な特典・優遇が受けられる。
中にはこのステータスが欲しいがために「修行」と称したマイレージランを行う人もいる。かかる費用はANAであれば最も効率のよい方法でも年間50万円とも60万円ともいわれる。
そのステータスを、わずか数クリックのマウス操作だけで獲得してしまった。

こうして私は、飛行機に搭乗することなく公式にアナウンスされた正当な方法で1年間のスターアライアンス・ゴールドステータスを手にしたのである。

私は複数のスタアラ加盟航空会社のマイレージ会員であるが、このいずれかの会社から与えられた。なおどの加盟航空会社のスターアライアンス・ゴールドであっても、ANAの特典航空券利用時にそのメリットは享受可能である。

カードが届いてから約1年。まもなく期限切れとなる今回の回想記では、今後手にすることはないであろうスターアライアンス・ゴールドの体験記もご紹介したい。


「スターアライアンス・ゴールドとは何ぞや?」という解説は本家サイトを。
http://www.staralliance.com/ja/benefits/status-benefits/gold-silver-status/

2015年2月1日日曜日

開業間近の北陸新幹線「富山駅」 見学会レポート - W7系による試運転も!

北陸新幹線開業まであと41日となった2月1日、新幹線富山駅の見学会が開催されました。

当ブログではこれまで、開業前の糸魚川駅・上越妙高駅・新高岡駅をレポート。
今回も開業前の富山駅をレポートする機会に恵まれましたので、写真を中心にお届けします。


市内電車の富山駅高架下乗り入れ工事
試運転も近日始まる模様
なおライトレールと結ばれるのは2019年頃の計画とか

富山駅14番ホームには北陸新幹線の姿
今日も試運転が行われていた


いよいよ新幹線駅舎へ



駅舎内の看板には既に「あいの風とやま鉄道」の文字
なお高山線は並行在来線ではないため、JRが運行を続ける

1階構内コンコースに目を向けると…

先頭のきときと君ほはじめ、富山のゆるキャラたちがなにやら撮影中

中央口には自動改札機の姿
既にICサービス(モバイルsuica特急券)のサービス開始が発表されている

新幹線から下車後、中央改札をまっすぐ進むと…

市内電車のホーム
乗り換えは改札を出てすぐとなる



恒例のみどりの窓口チェック

有人窓口

売り場内に3台の「みどりの券売機」

中央口側にも2台の券売機
中央口には計5台のMV端末が設置される模様

在来線きっぷ売り場も準備が進む

富山駅の発車票(中央口)


駅舎内には富山県産の建材があちらこちらに
こちらは立山杉を使った建材

柱には八尾和紙


富山の産業であるアルミ建材も使用されている



中二階には立山連峰が描かれた大きなパネル
ちょっと見づらいかなぁ…

中二階には在来線との乗り換え口を設置







いよいよホーム階へ
14番線ホームには「つるぎ」を想定した試運転列車の姿



続けて「はくたか」を想定した試運転列車が到着 

はくたかの方向幕表示「はくたか561号」
営業ダイヤと同じ発着時間だった

同・英語表記



駅を出発したW7系を見送るホーム駅員
営業時と同様に、駅員によるアナウンスや安全確認も訓練走行にあわせて行われている

そしてもちろんあります…

停車場中心
高崎起点より286K900
駅の前後には散水消雪装置(スプリンクラー)を設置

新幹線ホームから、建設中の在来線高架ホームを見る
新幹線と在来線の間を仕切る壁は設置されないとの事




と、駅舎見学会はここで終了。
時間の制限により撮りきれなかった場面もあり残念。

そんな北陸新幹線も、開業まであと41日。
3月14日には、この富山駅のホームから長野・高崎・大宮を経由して、終点東京駅まで結ばれることになります。

以上、北陸新幹線富山駅の見学会レポートでした。