2022年1月13日木曜日

回想 新春・沖縄の旅2022(1月1日) 【旅の計画/1日目:往路フライト・那覇到着編 "沖縄レンタカー業界の闇を見た"】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

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記載の情報は2022年1月1日旅行時・まん延防止等重点措置発出前のものです。
旅行の際は最新の情報やルールを確認し、安全・安心な旅行をお楽しみください。 



2022年お正月の那覇便、空いてます


2021年の正月に沖縄を旅行したのは当ブログにて既報のとおり。当時を思い出すと、GoToトラベルの一時停止により正月旅行客がサーっと予約をキャンセル。お正月なのに超閑散期という前代未聞の旅行現場をレポートした。

さて2022年のお正月は…と11月末に小松-那覇便を検索すると「◎」表示。とりあえず押さえましょうと1月1日からの4日間行程で仮予約。
那覇から先はソラシドのバーゲンやSKY、JALの「どこかにマイル」などの検索も続けていたが…良席&良案に巡り合えず。また那覇からアクセスできる周辺離島も検討したが、島嶼部の自治体の要請も考慮し今回は沖縄本島の旅に。

しかし沖縄本島の旅では欠かせないレンタカーがどこも満車で予約が出来ない異常事態。このレンタカー問題については後述するとして、今回はローカル路線バスを利用しての移動とし、那覇と恩納村にそれぞれ宿を取った。

一方、ホテルの価格は去年と比べると若干の値上がりはあるものの…去年同様、オフシーズン並みの料金で宿泊が可能。お正月なのに閑散期料金なんてのは今年も多数。需要がないとはいえ、値上げしてもいいんですよ…。

レンタカーを利用しないので荷物は最小限に。それでも12月31日の夜になってようやく準備完了。この辺のドタバタは変わらず…反省。

当然ながら県や自治体の行動要請は常にチェック。
2週間前からの体調管理・感染予防対策の徹底、12月にリリースされたばかりのワクチン接種証明アプリ接触確認アプリ(COCOA)RICCA(沖縄県-新型コロナ対策パーソナルサポート)への登録を忘れずに。

今回の旅行素材、JALの特典航空券は取消料3000円もしくは1年以内の日程変更可。ホテルはギリギリまでキャンセル料のかからないプランなので「体調悪ければ取消」も躊躇なく行える。

そして迎えた2022年元日、27回目の沖縄旅が始まった。

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人生2度目の元日フライト - 駐車場&ターミナルは混雑


旅の始まりは…小松空港


2021年の同日もここ小松空港から那覇へ向かっていたが、2022年との違いは満車に近い駐車場から既に見られた。
ターミナルに入るとJTA那覇便、ANA福岡便の出発が重なり、チェックインカウンターは賑わいを見せる。
ただ札幌便は新千歳空港周辺の雪の影響で欠航。ANAカウンター付近の混雑はこの欠航による振替・払い戻しによるものかもしれない。


ちなみに…読んでくれた人だけへの現場情報。
富山-札幌便も欠航していたのだが、空港では東京経由の振替が実施されていた。通常であれば天候事由なので翌日以降の当該欠航路線のみへの振替対象だが、現場判断により東京経由が提案されていたものと思われる。
こういう時はとにかく空港へ。もしかしたら他路線経由の振替ができるかもしれない。
ちょいと慌ててたので昼飯食べるのを忘れる。
保安検査場横の売店で寿司折りを買うと「今年はお客さん多いですね」と売店のお姉さん。こんな調子が続いてくれるといいですね。

ANA・新千歳空港行きのフライトは欠航
その後ろを那覇からのJTA便が到着


札幌便以外はすべて運航予定
フルダイヤでの運航が続くのも久しぶり

一方、那覇便の搭乗率は半分ぐらいかなぁ…な程度。去年から比べると2倍以上の乗客が乗っているが、さすがの1月1日は繁忙期間中の”中休み”といった感じ。
もちろん12月末、1月3日前後の帰省・観光のベスト日程は満席だったのを確認、去年よりも乗客が増えていることは間違いない。


1/1 NU37 KMQ-OKA Boeing 737-800 JA01RK

ウイングレットの内側にはヤンバルクイナのイラスト



JTAのヤンバルクイナは空を飛べます

岩国飛行場

NH333 NGO-KMJ FL200 Bombardier DHC-8-400 JA851A

大分空港

多良木場外離着陸場
今も使っているかは…不明

広島の上空に差し掛かると雲もなく視界良好。鹿児島VORTACをヒットして東シナ海に出る。
ここで航路を確認すると…プラン通りに吐噶喇列島の西側を飛ぶ模様。今座っているK列からは島を見ることは出来ない。反対側の座席が空席だったので、CAさんに断ってポートサイドの窓も拝借。

CAさん「何か見えますか?」
「はい、滑走路が見えます」

馬毛島と、奥に薄っすら種子島

鹿児島県の竹島

鹿児島県の硫黄島

その硫黄島にある薩摩硫黄島飛行場

吐噶喇列島付近から再び雲上の人

喜屋武岬




降機して保安エリアに出ると去年とは別世界。大勢の人が行き交うターミナル。
到着ロビーに出たら「お久しぶりー」と、孫を迎える男性の姿。これが普通の年末年始、お正月の空港の姿だろうね。


沖縄のバス利用者必携 - バスマップ&OKICAを入手せよ


さて到着ロビーを出たら観光案内所へ。
ここでは「バスマップ沖縄」が制作する紙のバスマップが無料で手に入る。今回の旅の下調べでもバスマップ沖縄のサイトでは路線や停留所を確認するのに大いに役立った。空港のほか配布窓口があるので詳しくはサイトをチェック。サイトでは時刻表も見やすくまとめられている。


観光案内カウンターでバスマップを入手

またバス乗車において現金での支払いは煩雑であることから、ゆいレールや路線バスで使用できる沖縄のICカード「OKICA」をゆいレール那覇空港駅で入手。ゆいレールはsuicaなどの交通系ICカードが使用できるようになったが、残念ながら県内の路線バスでは利用することが出来ない。
また路線バスではフリーパスなどの乗り放題系運賃もあるが、かなりの長距離を乗らないとお得にならない可能性もあるので事前の価格調査が必要だ。

それにしてもですよ…どうしてこう全国のバス事業者の路線表・バス時刻表は鉄道と比べても検索や参照が容易ではないんだろうか。特にバス停の位置などはGoogleマップでも反映はされているが、各バス事業者のWEBサイトでは詳細な位置などを把握することは難しい。

その点、沖縄ではこのバスマップのサイトほかバス利用者向けのアプリなども充実しており、また複数あるバス会社ごとではなく統合した形で情報を参照できるので、ある意味バス情報先進県と言えるのかもしれない。

空港など主要施設で配布されているバスマップ
WEBサイトでもPDF版が入手できる


バスマップを入手したら空港からホテルへ移動。

今回は松山地区のホテルを取ったので、ゆいレール&徒歩よりタクシーで那覇うみそらトンネルを利用したほうが時間効率もよく運賃も1000円程度なハズ。
しかーし、1階到着ロビーのタクシースタンドは大行列…なので4階で拾います。(コソ)
運転手さんも「はいはいどうぞー」。どうせだから、波上宮で初詣しようね。


タクシーの運転手さんから沖縄の現状をアップデート。
「去年よりは確かにお客は多いけど、こんなのまだまだ」。修学旅行客も昨年末までは復活の兆しもあったようだが、沖縄では定番のタクシーを利用した班別学習などはまだ行われていないそう。

そしてその後、話題はレンタカーの話に。
ここで私がこの年末に見たレンタカー業界の闇を取り上げる。


沖縄レンタカーの闇を見た! “レンタカーは適正価格で予約せよ”


沖縄の観光には欠かせないレンタカー。
今年のお正月のレンタカーは2021年とは異なりどこも満車。去年は当日に小松空港から激安価格で予約したってのに…。
しかし、楽天トラベルやじゃらんなどのレンタカー予約サイトで検索を行うと空車は一応出てくる。問題はその料金だ。

レンタカー送迎レーンには各社の送迎バス多数
ちなみに去年の同時間帯には1台もいなかった

私が検索していたのはお正月の3日間料金
そこで目にした料金は軽やコンパクトカークラスで6万8千円、10万円、15万円、挙句の果てには30万円も確かにあった。これ、いっそ現地で中古車を買ったほうが安い。

大手・老舗ローカルのレンタカーで1日1万円、3日で2万~3万円台などという料金はハイシーズン料金として明記されており理解できる。しかしその大手の2倍、3倍、5倍、10倍などという料金は正直言うとぼったくり以外の何者でもない。
残念なことにこれらの在庫が消えて満車になったのも確認しているので、この法外な値段で予約しちゃった人はいると思われる。

ハッキリ申し上げるが、沖縄本島では全国大手・老舗ローカル(トヨタ・日産・ニッポン・オリックス・タイムズ・フジ)を利用し適正価格で予約するべき。
新興・ローカル会社の「無知な観光客が高い料金で予約しちゃうのを待とう」的な、法外ともいえる料金で集客を行う会社があるのは誠に残念。
皆さんも適正な価格、安全安心なレンタカー会社で予約してほしい。
もちろん大手・ローカルもOTA・比較予約サイト等を利用することで安価に予約できるので公式と併せて検索を。もちろん免責補償・RAP/NOC免除補償は必須ですよ。


タクシーの運転手さんも「ほんとに?ありえない。沖縄の品位を下げるね。」とはごもっとも。「それにしてもひどいな。タクシーをチャーターしたほうが安いね」

そう、3日で10万なんて料金を払うなら、タクシーをチャーターしたほうが安いしお得。沖縄では観光でタクシーをチャーターするのも一般的な利用方法。事前の予約も可能だし、なんなら当日の交渉もアリ。事前に相場を知らべておくのがよいね。

沖縄のレンタカー会社はこのコロナ禍で各社かなりの台数を処分した模様。大手でもこの繁忙期に臨時休業している店舗もある。状況が厳しいのは分かるのだが…。

波上宮に到着も…すごい行列
この状況では並べない

タクシーで波上宮まで乗り付け、お値段1120円。空港の4階からここまで約10分未満、タイムイズマネー。

しかーし、下車してみると波上宮にはとんでもない人出。いやこれどこまで並んでるのよ。
屋外とはいえ、リスクを考えるとこれは並べない。

きびすを返して松山地区に取ったホテルまで徒歩で移動。
今回は2021年に新しく出来たホテルを予約。セールもあって朝食付き5000円台で泊まれたのだが…このホテルレベルだとちょっと安すぎぃ。


部屋に荷物を投げ込んだら酒場放浪…と行きたいトコロだが、元日の夜はまだお休みの店も多い。
そんな中で沖縄では珍しい北海道居酒屋を発見。感染対策も十分かつ疎なカウンターでひとり静かに食事を頂く。

すべて北海道直送の食材
スタッフも全員が北海道出身者

令和4年最初の日本酒は
福島の楽器正宗

シメのジンギスカン
北海道行きたいネ

もっとじっくりと味わいたいが…2件目は部屋飲みで。

部屋に戻って明日の準備。
明日はローカル路線バスのみで読谷村の戦跡・史跡と恩納村の宿を目指すまでは決めているが…さてどうなりますやら。


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