朝から青空を予感させる絶好の日の出ツアー日和。
だが昨日既にレンタカーを返却しているので高台に行けず。
今日も宿周辺の海岸で日の出観察。

フロントには1泊目のチェックインの際にお世話になったスタッフさん。
| 人生初のゲストハウス・ドミトリー お世話になりました |
| 滑走路の写真を撮っていると散歩中の島の方からご質問 「何か珍しいものでも?…え、滑走路を撮ってるの??」 はい、滑走路探検隊ですから… |
| ドミトリーの朝食 初日に泊った系列ホテルの朝食券が付いていた |
フロントには1泊目のチェックインの際にお世話になったスタッフさん。
「昨日出社したらゲストハウスのほうにお名前があってビックリ。欠航になったんですって?」
コロナ禍における宿泊予約状況や観光の現状についてレクをうけ、昨日の喜界島周遊の様子や島の人たちの厚意にふれた事を話す。
「この島の人はみんな温かいですから。ぜひまたご来島ください。」


ここ徳之島を中心に奄美群島には徳洲会病院が各島で数多くみられ、離島の医療を支えている。





思わぬ欠航で予定外の喜界島2泊となったけど、その分ゆっくりと島を満喫できた。







本来であれば今頃は徳之島を周遊中だったのだが、欠航で喜界島2連泊となり振替便により奄美大島に早着。



ドローンを飛ばし終わったところに関西から来た初老のオジサン2人。
続いて赤尾木地区にある無線塔跡へ。






| 早朝にもかかわらず自衛隊のヘリが空港から離陸 離島間救急搬送のミッションだった模様 |
時間はたっぷりあるので、スーツケースを引きずりながら徒歩で空港ターミナルへ。
昨日欠航した航空券予約を提示し、振替便の搭乗券を発行してもらう。
フライトまでまだ2時間以上。
空港北側のスギラビーチ・臨海公園で鹿児島便の写真でも…とターミナルを出てを歩いていると空港から突然のエンジン音。
あわてて戻るとエプロンにはパイパーPA-34(JA123E)の姿。朝着いたのかな?
| 那覇基地航空祭ではおなじみ(?)のJA123E |
フェンス越しには機体に手を振り見送るスーツ姿の男性。
「徳洲会病院のドクターがこれから徳之島に向かうんです。昨日この島の徳洲会病院で手術があったんですよ」
以前、那覇から搭乗した与論便では隣席のおばぁが「前に座ってるあの人、徳洲会病院の小児科のドクターで東京から毎週通ってくれてるのよ」と教えてくれたのを思い出した。
| VFRで徳之島へ 私も乗せてぇ |
| 鹿児島行きが離陸 |
| セッカ?がお食事中 |
| 3日目にして青く輝くスギラビーチを見ることができた ビーチでは観光客がSUPを楽しんでいた |
| ミサゴが上空旋回 サシバの鳴き声も聞こえるが…どこかな? |
| 奄美大島からの第1便が到着 折り返しが搭乗する奄美行きとなる |
| JACのキャラクター「ルリー」 旧JAS時代からのマスコット絶滅危惧種 |
| 11/7 JL3830 KKX-ASJ ATR42-600 JA09JC |
思わぬ欠航で予定外の喜界島2泊となったけど、その分ゆっくりと島を満喫できた。
なによりもこのコロナ禍においても、島の人たちが温かく迎えてくれた事に感謝。
徳之島はまたの機会に。
喜界島のみなさん、また逢いましょう。
| 今日も喜界空港にお泊りJA07JC 早く直るといいね |
さて、この「喜界-奄美」路線は日本で2番目に短い航空路線。(日本最短は北大東-南大東路線)
喜界空港から奄美空港までは目と鼻の先。IFRで出発することは少ないようで、出発前に喜界リモートに「Cancel IFR on Ground, VFR to AMAMI」が宣言され、離陸後に奄美空港の滑走路21のレフトベースに向け直線飛行となった。
ベルト着用サインが消えることもないし、機内サービスも当然ない。
VFRでわずか7分ほどの空の旅。
| 離陸後、ほどなくして奄美空港が見えた |
![]() |
| 離陸後、奄美空港RWY21のレフトベースに直行 スコークもVFRを示す1200だ |
| 奄美空港のエプロンに…なぜか海上自衛隊の哨戒ヘリ JACの地上支援を受けてこれから離陸する模様 |
| 今日もFDAチャーターが飛来中 |
| 飛行機を降りてから結構な距離を 歩いてターミナルへ これだけエプロンを歩かせてくれる空港も珍しい |
懸賞旅行ツアーに含めて予約していたレンタカーを借り、もう一度空港へ逆戻り。
展望デッキにあがったら先ほどの海上自衛隊の哨戒ヘリがちょうど出発するところ。
奄美空港では普通の光景なのか、ローカルの航空ファンの姿は見当たらなかった。
この2週間前には、ここ奄美空港で航空自衛隊府中基地の移動管制隊が機動展開訓練を実施していた模様。昨年のブルーインパルスの飛来がきっかけとなったのか、島しょ防衛のための訓練がここ奄美の地方管理空港でも行われるようになった。
| SH-60K 8433 海上自衛隊 第22航空隊所属の機体かな? 海の向こうには喜界島が見える |
本来であれば今頃は徳之島を周遊中だったのだが、欠航で喜界島2連泊となり振替便により奄美大島に早着。
予定を前倒しして、まずは奄美北部を回ってみる。
| 「みなとや」で鶏飯のランチ |
| 蒲生崎観光公園から海岸線を見る |

| 笠利崎灯台 |
ドローンを飛ばし終わったところに関西から来た初老のオジサン2人。
「あ!ドローンかぁ!オレ、エンジンのラジコンヘリコプター飛ばしてたんだけど、最近は市街地の規制が厳しくてねぇ。オレも今日帰ったらドローンについて調べよう。」
と、しばし無人航空機談義しながら写真を見せあう。
「GoToのクーポンは昨日マングローブカヌーで使ったよ。今日はぜひハートロック行ってきなよ。今日の潮まわりだと午後4時ごろがオススメなんだって。」
とアクティブなお二人。
ここで笠利崎で奄美観光を終え、午後のフライトで関西へ帰るそうだ。
| 笠利崎・用浜 |
| あやまる岬 |
| 奄美パーク展望所 この展望室から見えるのが… |
| 旧奄美空港滑走路 |
| 敷地内のフェンスからも旧滑走路が見える 残念ながら滑走路内に入ることはできないようだ 時々自衛隊が使っていると聞いたが…? |
続いて赤尾木地区にある無線塔跡へ。
離島間通信を担った産業遺跡。戦跡ではないものの、戦争の爪痕も残る史跡のひとつだ。
Googleマップを頼りに進むと…あったよ。
場所は事前に調べてあったのだが、念のため空港の観光案内所で奄美群島の戦跡関連のマップ等を置いてないか尋ねたが見当たらなかった。
島内の市町村のWEBサイトには奄美群島における史跡・戦跡の記述はあるものの、場所や歴史などは一般の方のWEBサイトやBlog、書籍等に頼ることろが多い。



先ほど笠利崎灯台で出会ったオッチャンが「16時にハートロック海岸に行ってみなよ」って言っていたのを思い出す。場所は赤尾木の無線塔のすぐ近く。
| 赤尾木無線塔(受信側・2基) 昭和13年に開設された赤尾木送受信所のアンテナ塔 当時は計10基あったそうだが、現在は3基が残るのみ |
| 送信塔(1基) |
| 送信塔側には太平洋戦争の際の機銃掃射痕も |
先ほど笠利崎灯台で出会ったオッチャンが「16時にハートロック海岸に行ってみなよ」って言っていたのを思い出す。場所は赤尾木の無線塔のすぐ近く。
| ハートロック…? どれが?? |
| どうやらこの岩の中がハートに見えるらしい うーむ、よく見えないなぁ… |
| 必死にハートロックを撮影しようと集まった人たち 老夫婦が私に「これじゃあ何がハートだか分かんねぇな」 |
| 日没まで時間があるので 龍郷町の「奄美自然観察の森」周辺をドライブ |
| お目当ては…奄美TACAN |
| 野鳥がいっぱい ヤマガラがTACAN前に |
| 奄美航空路監視レーダー (奄美ARSR) |
| ひょっこり出てきた謎のレドームは… 本茶峠気象観測施設 |
ここで日没となり、今日のホテルへ向かう。
先述のとおり、今回の旅は2019年に当選した海外旅行懸賞の代替賞品。
GoTo割り増しもあって約9万円の旅に無理矢理仕立てないといけないので、今日はリゾートホテルに一泊。1万円を優に超える宿なんて超久しぶり。
そして今回は1泊2食つきプランを予約。夕食はホテル併設のレストランで。
このコロナ禍において、夕食の心配をしなくていいのはありがたい。
本音を言えば…予約なしのフリー酒場放浪したいけどね。
いろいろ選べる中から伊勢海老鍋のコースをチョイス。
結構ボリュームあるよ。
スタッフの目も行き届いていてナイスなレストラン。静かに、そしておいしく頂くことができた。
追加精算分はGoTo地域クーポンでお支払い。もう1杯飲んでおけば丁度2千円でキリがよかったかな…。地域クーポンはおつりが出ないからね。
レストランからそのままビーチに出てみると、先ほどまで雲に覆われていたのに満天の星空。
| 中央の明るい星が火星 あとはご自分で |
今のスマホ、ここまで綺麗に天体撮影ができるなんてすごいよね。
でも写真もほどほどに、しばらく海岸で座って星空見物。
明日は奄美大島西部を目指し、さらにそこから加計呂麻島に渡ってみたいのだが海上時化の予報。
計画どおりに行けるとよいが。
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