北陸新幹線金沢開業！ － 金沢発・開業１番列車「かがやき500号」乗車レポート

2015年3月14日、いよいよ北陸新幹線（金沢－長野）が開業しました。

当チャンネルでは開業前の北陸新幹線関連の映像を撮影し動画を公開中。

こちらの再生リスト「北陸新幹線 Hokuriku Shinkansen [whitewing681]」もぜひご参照ください。

そしてこの記念すべき日の北陸新幹線に乗るべく、開業1番列車となる「かがやき500号」のきっぷをGET！

写真を中心に、北陸新幹線開業一番列車の乗車レポートをお送りします。

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北陸新幹線開業1か月前、事前申し込みで手配しておいた切符が取れたとの連絡。某駅発売担当者のご尽力に感謝です！

記念すべき北陸新幹線1番列車の「新幹線特急券」

この1番列車の切符を握りしめて開業日3月14日、早朝の金沢駅へ向かいました。

午前4時
報道陣や乗客・見学者で混雑する北陸新幹線金沢駅

4時20分
改札横に設営された北陸新幹線「金沢駅」開業式式典会場

ズラリとならぶ自動券売機の前には
入場券発売を待つ人たちによる長蛇の列

1番列車は満席の表示

午前4時50分
改札前のシャッターが開けられ、ホームへの入場が始まる

コンコース内・中二階にある発車票

在来線のりかえ改札はまだ閉鎖

11番のりばに停車中の「かがやき500号（金沢方）」
記念すべき1番列車にはW7系W1編成を充当

各乗車口には着物の女性がお出迎え
こちらは「加賀友禅大使」

発車を待つ1番列車の車掌

先頭車両（1号車）付近では出発式
混乱を避けるため、1号車と2号車前寄りの乗降口は閉鎖

社内の電光掲示板に表示される「東京」の文字
文字通り、乗り換えなしで東京駅まで直行

いよいよ午前6時、発車時刻。

…おや、発車しないぞ？！どうやら、あまりの混雑でホームドアを閉められない様子。

そして遅れること1分、午前6時1分に発車ー！
窓の外にはまだ薄暗い金沢の街。景色が流れるように過ぎていきます。

そして車内では自動放送に続いて車掌さんからのアナウンスが放送されました。

本日、多くの方々のご尽力のもと、北陸新幹線・金沢-長野間が開業いたしました。
今後は沿線にお住いの皆様やご利用いただくお客様の期待をしっかりと受け止め、安全運行に徹することはもちろんのこと、最高のおもてなしが出来るよう、社員一丸となって努力してまいります。
北陸新幹線をどうぞよろしくお願いいたします。

ここでGPSロガーによる走行経路をご紹介。

当方が持参したGPSロガーによる北陸新幹線の経路
途切れているのはトンネルによりGPS信号をキャッチできていない為

GPSロガーでは走行速度も記録されますが、あくまでもGPSロガーの計算結果によるもので、実際の速度と誤差があることをご承知おきください。
また、小マルは200km/h以下、中マルに★は200km/h～250km/h、大マルに★は250km/h以上を表しています。

金沢を出発後、最初のトンネルとなる「第二月影トンネル」付近で250km/hを記録

その後、最初のGPS信号受信復帰後には256km/hに到達（明神トンネル）
「新幹線の見える丘公園」付近で最高時速260km/h前後に到達しているものと思われる

6時10分52秒
能越道・福岡インター付近を通過
砺波平野を進む

最初の通過駅となる「新高岡駅」では260km/hをマーク
最高時速での通過となった

6時21分46秒
「富山駅」を発車

6時24分16秒
富山市上飯野付近から見た「立山連峰」

富山駅出発後、改めて車掌さんから2回目の放送が行われました。

乗務員一同より皆様にお礼申し上げます。北陸新幹線かがやき500号にご乗車いただきましてありがとうございます。

本日３月１４日の開業を無事迎えることができましたのは、夢の為に汗を流してくださった方々や、ずっと期待してくださっていた皆様のおかげです。これからは北陸と首都圏の懸け橋として、皆様の希望と、子供たちの夢と未来をはこび、輝き走り続けます。

北陸新幹線をよろしくお願いいたします。

6時28分37秒
早月川を通過、富山湾と魚津ミラージュランドの観覧車が見える

「黒部宇奈月温泉駅」を257.0km/hで通過
こちらも最高時速での通過となった模様

6時32分13秒
黒部川を通過

トンネルが続く中、「長野駅」に到着
金沢出発から長野までわずか1時間

カード式公衆電話もありますヨ

7時27分27秒
軽井沢から見る「浅間山」

8時6分
「大宮駅」に停車

8時16分
荒川を通過
埼玉県からいよいよ東京都へ

8時16分15秒

東京スカイツリーが見える

8時26分
上野駅では一日駅長やパンダのマスコットが横断幕でお出迎え

8時32分
東京駅に到着

出発は遅れたものの、東京駅には定刻で到着。

ホームは報道陣や、北陸新幹線の一番列車をひと目見ようとたくさんの人が。
しばらくの車内清掃・点検ののち、折り返しのかがやき号として、再び金沢を目指して出発していきました。

以上、駆け足ですが北陸新幹線開業1番列車「かがやき500号」の乗車レポートをお送りしました。

※続編として回想旅日記公開予定です。

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