2014年10月5日日曜日

開業前の新駅に潜入! - 北陸新幹線「新高岡駅」駅舎見学会レポート

2015年3月の開業まであと半年となった北陸新幹線

その北陸新幹線の新駅となる「新高岡駅」の駅舎見学会が10月5日に行われました。
当ブログもこの見学会の様子をレポートする機会に恵まれましたので、写真を中心にお届けします。

「新高岡駅」(北口)


駅舎周辺にはレンタカーの営業所が先行して開業、飲食店・商店等も増えてきました。

駅前にはレンタカーの店舗が移設・開業


北口駅前広場はまだ建設中

南口駅前広場もまだ建設中
この南北の駅前広場間を自由通路で結ぶ

南口側にあるイオンモール高岡
新高岡駅舎に雰囲気を合わせるように、外装を工事中

この北陸新幹線「新高岡駅」城端線「新高岡駅」と接続。その城端線の新駅も建設が進んでいます。

城端線に新設される「新高岡駅」
新幹線駅の西側(金沢方)に設置される
乗り換え改札等は設置されない


自由通路側から城端線「新高岡駅」方面を見る
ここには観光交流センター(案内所・物販施設)が建設される予定
城端線と新幹線との連絡通路になる

いよいよ北陸新幹線「新高岡駅」駅舎内へ。
なお、開業までにこの駅舎内が再び公開されることはないとの事です。

まずはコンコースとコンコース内の施設を見てみましょう。

有人きっぷ売り場「みどりの窓口」内のカウンターは2つ
自動券売機は自由通路側に設置されるそう(シャッター閉により見えず)

新幹線ホームへの改札口はこの1か所のみ
既に自動改札機(3台)が設置されている


改札機はIC対応。有人改札内にもIC読み取り機があった
開業までにIC対応(モバイルSuica特急券?)について
発表がされるものと思われる 

発車票


改札内コンコース

コンコースの建材には、高岡の産業「鋳造」の製品のほか、富山県内の五箇山和紙や県産杉・能登の珪藻土など、北陸の産業・特産品が使われています。

コンコース内の壁に設置された柱は県内産の杉
県産ガラスには五箇山の和紙が挟みこまれている

柱の上部は能登産の「珪藻土」を使った塗り壁
柱の角には高岡市の主要産業である鋳造業の「アルミ鋳物」が使用されている


コンコース中央にある「待合室」

待合室外側の黒い壁は高岡の銅板

同様に待合室内側の壁には真鍮板
いずれも高岡鋳物産業の建材だ

続いてコンコースから新幹線ホームへ
残念ながら本日は、新幹線の試運転はありませんヨ



下りホーム(金沢方)からホーム全景を見る

写真では分かり難いが、高岡駅は若干のカーブ曲線の中に建設された
そのため、上りホームのほうが下りホームに比べて若干高くなっている

金沢方面

ホーム階より南口方面を見る
南口には公園や駐車場が整備される計画

停車場中心

「305K800M」は高崎駅からの距離
北陸新幹線の線路は分岐駅となる高崎駅が起点となる

ホーム待合室(手前)と喫煙所(奥)
ホームには売店は設置されない予定

富山・長野・東京方面

公開された駅舎部分は以上でした。
バックヤード以外、ほぼすべての駅舎設備を見ることができましたよ。
駅舎自体は広告看板等や一部設備の設置を残すのみとなりましたが、駅舎周辺はまだまだ工事が続いています。


開業まであと半年。この新高岡駅から東京まで1本の列車で結ばれる日はもうすぐです。


以上、 「新高岡駅」駅舎見学会レポートでした。
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