2014年5月9日金曜日

回想 東京の旅(5月6日) 【ボーイング787初搭乗記】

(5月5日編はこちら)

5月6日、東京2日目の朝。

昨晩のアルコールもすっかり抜け、清々しいドン曇りの空。


隣室の友人はチェックアウト間際まで寝る作戦の様子。

旅の朝は早朝街巡りでしょと、スマホの地図とカメラを持ってひとり駅へ向かう。

電車を乗り継いで有楽町、市ヶ谷へ。
GW最終日は電車もガラガラ、雨ポツポツ。




靖国神社

靖国神社


2時間ほどの散歩からホテルに戻って朝食をかきこみ友人と合流、荷物を持ってチェックアウト。

今回は大井町駅前すぐのホテルに宿泊。旅行AGT時代から知っていた比較的安価な宿だが数年前にリニューアル。部屋はシンプルなれどアクセスもよく環境抜群。また機会があれば利用したい。




東京モノレール


困ったときのJAL頼み…ではないけれど、今回も機体工場見学に参加。
(「JAL工場見学 - SKY MUSEUM - 」再訪&見学レポート - 伝説のDC-8「富士号」も登場!)

フライトまでに時間があるときは好都合なスポット。とはいえなかなか予約が取れないが、今回も間際にぽちっと。JALさんいつもありがとう。


受付開始までの間、高いフェンスの向こう側を行き交う飛行機を眺めて過ごす。



狙いどおりお隣のハンガー前にはスカイマークのA330-300。
DC-8の処遇に寂しさを感じながらも90分の見学終了。

モノレールでそのまま羽田空港へ。



久しぶりに第2ターミナルからの出発。
モノレールを降りて上にあがるとUターンラッシュの到着客や見学の家族連れ、昼飯を求める人たちやらで大混雑。

空いているレストランがないか物色しながら北へ南へ。何度か来ている第2ターミナルなれど「展望デッキってどうやって行くんだったっけ?」とようやくセンターピアへ。

エスカレーターで5階へあがって写真数枚。
飛行機はたくさんいるものの、いつもテンションが上がらない巨大空港羽田。機体が多すぎて何を撮っていいのやら。
さっさと降りて制限エリアで蕎麦、そしてビール。

遠くに薄らと東京スカイツリー

ゲートに向かうとボーイング787の姿。今更ながら今回が初搭乗。








機窓の様子は動画で。





- Flight Data -
Date: May 6, 2014
Airline: All Nippon Airways 全日空 全日本空輸 (ANA/NH)
Aircraft: Boeing 787-8 Dreamliner
Registration No.: JA824A
Flight No.: NH887

Origin:  Tokyo International Airport 東京国際空港(羽田空港) (RJTT/HND) Tokyo, JAPAN
Runway: 34R
Departure: 15:14JST
Take-off: 15:24JST
Spot/Gate: 60
METAR:  RJTT 060600Z 04016KT 9999 SCT020 BKN025 13/08 Q1014 NOSIG RMK 3SC020 7SC025 A2995

Destination: 富山空港 Toyama (RJNT/TOY) Toyama, JAPAN
Spot/Gate: 1A (Domestic)
Landing: 16:08JST
Arrival: 16:10JST
Runway: 20
METAR:  RJNT 060700Z 29011KT 190V320 9999 FEW040 SCT/// 18/01 Q1016


RWY34Rから上がって右旋回後に雲の中。
途中富士山がポッコリと頭を見せてくれ、八ヶ岳の手前ぐらいから雲がすっきりと消えてくれる。


肝心の座席チョイス、今回はあえて左列窓側(ポートサイド)を予約。

お空の交通事情で休日はまれに室堂の北側を飛行することもあり、さらに運がよければサークリング時の景色が満喫できると皮算用。わずかな可能性にかけてみたがあえなく失敗。

それでもポートサイドからは諏訪湖松本空港北アルプス、そして富山空港を見ることができた。









URUSIを過ぎて右旋回を開始したところで電源OFFの指示。
MEDICからのファイナルは結構なラフエアー。RWY20に接地してからの強烈な逆噴射。

富山空港の滑走路は2000m。しかし時間のロスなくススッと駐機するためには1200m程度で止める必要が。国内空港で体感できる最も強烈な停止劇ではないかと思う。

“着陸へ” 東京-富山線CaptainからのRoute Information |ANA SKY WEB
http://www.ana.co.jp/travel/topics/pilot/061212/


右列窓側に座っていた友人と出口で合流。「室堂と雪の大谷見えたぞ!」とご満悦の様子。


自分も予約前は「こんな短い路線でマイル使うの勿体ないなぁ」とか言っていたが、北アルプスと故郷富山の景色を空から眺められるのは最高。その価値は十分にある路線だった。

FR24が記録した飛行経路を見る。もっと早くにダイレクトURUSIを貰うと読んでいたのだが…

飛行高度はFL240。立山上空ではFL230。天候にも恵まれ絶好の立山眺望フライトとなった



あの事件以降に付けられたと思われる格子



対岸に渡って搭乗機の離陸を見守る。


あの上空からの景色、大小問わずにいつまでも見られることを願うばかり。
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