2020年1月24日金曜日

回想 冬の北海道・道東の旅2020 (1月19日)【2日目 - 納沙布岬から猛禽類見て復路フライト編】

(回想 冬の北海道・道東の旅2020 (1月18日)【旅の計画・1日目 - 釧路フライト・根室酒場放浪編】はこちら)

2020年1月19日北海道根室市の朝。おはようございます。

最東端なだけあって、この季節でも日の出時刻は6時45分。
6時前にホテルを出発しレンタカーで納沙布岬を目指す。

納沙布岬

納沙布岬灯台に到着すると既に辺りは明るくなってきたが、水平線付近は雲に阻まれ最東端での日の出観測はおあずけ。

そしてこの納沙布岬への訪問をもって、自由に到達可能な日本の東西南北端(納沙布岬・与那国島/西崎・波照間島・宗谷岬)を制覇することが出来た。
最初に訪問した与那国島から結構年月かかったなぁ。

納沙布岬灯台




灯台の後方より北方領土方面を見る

灯台の後ろにある納沙布岬野鳥観察舎
7時オープンのはずも…誰も開錠に来なかった

ご存知の通り、この本土最東端である納沙布岬の沖合には、日本の北方四島(択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島)があり、ロシアによる占拠が続いている。
我が国固有の領土である北方四島へ自由に行くことができれば、ここ納沙布岬も宗谷岬も自由到達可能な最東端・最北端ではないのだが…。

きっといつの日か、北方領土へ自由に訪問することができるようになると信じている。

岬からは歯舞群島・貝殻島の貝殻島灯台も見える

貝殻島の左に見えるのは水晶島



岬には個人・団体等が設置した北方領土返還を願う碑が
多数設置されている

北方四島の守備にあたった、富山歩兵第35連隊第2大隊国後島守備隊松野隊の鎮魂碑
我が先祖も歩兵第35連隊に一時在籍していたそうだ

四島のかけ橋

オーロラタワーは冬季閉館中


8時になりそろそろ食堂が営業開始…のはずもどこの店も開く気配がない。
どうやら1月は冬季閉鎖する店舗が多いようだ。
名物のさんま丼のお店も休業の様子。はらへったー。

冬季は訪問客も少ないのか、日の出前からここまで観光客と思われる訪問者はゼロ。冬の納沙布岬を独り占め。

次々と漁に出かける日本の漁船


納沙布岬全景

納沙布岬灯台周辺
海岸線の一部は白く凍っている
北方領土方面を見る
中央に小さく貝殻島灯台、左が水晶島、右には秋勇留島に勇留島か


根室市にはこのような看板が多数設置されている
昔は富山にも「返せ!北方領土」の看板が多数設置されていた

友知トーチカ

友知トーチカから
航空自衛隊第26警戒隊のアンテナ群を見る

納沙布岬を8時30分に出発して50分ほど走り「道の駅スワン44ねむろ」で朝食を…も、開店11時。
缶コーヒーをひとつポケットにいれて展望エリアから凍った風連湖の木々を見てみると…多数の猛禽類。かなり大きいぞ。

君たちはもしかして…オジロワシ?

そこへ写真を撮りに来たローカルのオジサンが登場。
ああやっぱりこれオジロワシオオワシですって。ほかトンビもいるかな。

ここ風連湖湿原周辺は野鳥の宝庫。鳥目当ての旅行も楽しいよ。

オジロワシ

オオワシ

何事?と思ったら、ワカサギ漁師の雑魚に群がるようだ

オオワシにオジロワシにトンビに…


こちらでも漁師が雑魚をまいたみたいよ


時刻は10時。13時35分のフライトに向けて空港へ向かう。

お腹ペコペコなので昨日に引き続きセイコマ飯でも…をグッと我慢して途中の厚岸町へ。
名産のカキ料理と花咲ガニの鉄砲汁をブランチに。



厚岸町のカキにようやくありつく

花咲ガニの鉄砲汁

満腹になったところでさらに車を走らせて釧路空港へ。これにて24時間の激安レンタカー終了。

って、よくよく考えたら帰りは中標津空港から羽田に戻るべきだったと後悔。
まだ中標津空港も未利用の空港だし、トクたびマイルにこだわらずに1区間だけ6000マイルのローシーズン通常特典にすればよかったのだ。

トクたびマイルに注目しすぎて行程に柔軟性を持たせられなかったのはちょっと反省…。こんなんだから、マイルを使いきれず有効期限に追われるのである。

釧路空港


釧路空港の展望デッキはワイヤーフェンスも…
動画向けじゃないな

関空行きのPeachが出発

そこへ羽田からのANAが到着
羽田への折り返しとなる



ANA742 KUH-HND Boeing 737-800 JA77AN

海上保安庁のS-76C
MH909 「せきれい」が給油中

TANCHO ONE DEPARTURE

襟裳岬はギリギリ…見えず


筑波山

下総航空基地はうっすらと
GODIN 1D ARRIVAL

おや?ヘリポートもあるし
なんだか滑走路っぽいなと思ったら…

陸上自衛隊習志野演習場の中にあった
初めて目にとまったかも

LDA W RWY23でのアプローチ
翼の先には…
RWY22に進入するSQ632 SIN-HND Airbus A350-900 9V-SMO






次の搭乗ゲートまで移動
結構歩いたよ

機体を見ると…スターアライアンス特別塗装機


ANA755 HND-KMQ Boeing 767-300ER JA614A


BEKLA ONE DEPARTURE
雲海の先にちょっとだけ日没をキャッチ

新宿の街あかりと新国立競技場
新国立競技場
東京オリンピックが待ち遠しい

横田飛行場
この後レーダーベクターののちRNAV RWY24で着陸


小松空港に到着。
1泊2日の弾丸間際予約旅だったが、お天気に恵まれ効率よく釧路・根室を訪問することができ、念願だった納沙布岬訪問も果たせた。

さて次はどこへ行こうかな。
トクたびマイルの発表が待ち遠しいね。


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