正式名称は「飛騨農道離着陸場」といい、800mの滑走路を持つ場外離着陸場です。
この飛騨エアパークで9月27日・28日に「2014年ひだエアパークスカイホリデー」が開催されました。
昨年は雨で中止となったこのスカイホリデー、今年は青空が広がる絶好の航空イベント日和になりました。
のんびりとした雰囲気の中で開門を待ち、まずは「グライダー・曳航機体験搭乗」に応募します。当選の権利を得られるのは16名。毎年狭き門ですが一応参加…。
その後、小牧基地から飛来の救難ヘリコプター「UH-60J」が到着。
この機体が所属する小牧基地・救難教育隊は、救難に必要な教育・訓練を主に行う部隊です。
恒例の部隊マークチェック レッドクロスにとまる鷲が救助用スリングと、未来の救難隊員を表す“金の卵”を持つ |
…なんと!見事当選!
しかもグライダーに搭乗できるとあって、のんびりムードが一転朝から興奮モードに!
何度か軽飛行機には搭乗したことがありますが、滑空機は初体験♪
その「グライダー体験飛行」の様子を写真でご紹介します。
次々とグライダー(滑空機)が曳航機に牽かれて上空へ向かう |
私が搭乗するのはこの「ELAN DG-505 Orion
」(JA505G) もちろん動力はなく、複座式の滑空機だ |
上空まで連れて行ってくれる曳航機は「Christen Husky A-1」(JA4083) |
いよいよ搭乗 滑走路の標高は約2400フィートを示している |
前方に曳航機がスタンバイし、牽引ロープが繋がれる |
いよいよ離陸 |
前方には曳航機の姿 |
高山市上空をゆっくりと上昇 |
高山駅上空 |
とここで曳航機からリリース |
動力を持たないグライダーからは、風切音しか聞こえてこない |
飛騨エアパークを上空から見る |
滑空中の時速は約95km/h、高度は約4000フィート |
先行して離陸していたグライダーとすれ違う 主翼の先に見えるのが、前日27日に噴火した御嶽山周辺 雲もあり、噴煙は確認できなかった |
いよいよ着陸 滑走路10のライトベースに入り… |
ターニングファイナル |
着陸 あっという間の15分間 |
本日の搭乗機とパイロットさん ありがとうございました! |
風切音しか聞こえてこないグライダーによる飛行はとても快適で静か。まさに風を感じて飛んでいるという感覚です。
人生初のグライダー搭乗は最高のフライトでした。ありがとうございました。
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さて時刻は午後。
いよいよ午後のメインイベント、室屋義秀さんによる曲技飛行展示が行われます。
曲技飛行に使用される機体は「Extra 300S」(JA11DB) |
この飛行の様子は動画でご覧ください!
室屋さんのフライトを見るのはこれが3度目。このキレがたまりません!
と、今回はグライダー搭乗にUH-60Jの飛来、そして室屋義秀さんによる華麗なアクロバット飛行と、内容盛り沢山のスカイホリデーとなりました。
以上、「2014年ひだエアパークスカイホリデー」イベントレポートでした。