2020年8月21日金曜日

[JA119W] 富山県消防防災ヘリ「とやま」(AW139) による水難救助訓練動画を公開

 2020年4月より新機体「Leonardo AW139 (JA119W)」による運航を開始した富山県消防防災ヘリコプター「とやま」
今回その新機体による水難救助訓練の様子を撮影する機会を頂きましたのでご紹介します。
当チャンネルでは既に新機体の富山空港着陸動画を撮影・公開していますが、訓練動画はこれが初収録となりました。
まずは訓練の動画をご覧ください。






それでは動画を写真とともに振り返ります。

訓練場所はダム湖を利用して実施。
今回は新機体となって初めての水難救助訓練の実施となり、プールでの事前訓練が6月から行われていたそうです。


富山空港を離陸した富山県消防防災ヘリコプター「とやま」(AW139 JA119W)が進入してきました。 

訓練場所へ進入する防災ヘリ「とやま」
AW139 JA119W



まずはヘリコプターが水面ギリギリまで降下し、
要救助者役となる隊員が入水します

水面の要救助者役の隊員(左)と、万一に備えて隊員1名(右)が待機

ヘリコプターからホイスト装置を使用して救助隊員が降下


水面に浮かぶ要救助者に素早く救助器具を縛着します

吊り上げられた要救助者が機体内に収容
この「投入→救助」の流れが2回繰り返されます

再び水上に要救助者役を投入
ヘリコプターを水面ギリギリまで接近させる操縦技術を私たちに見せてくれます


ふたたびホイスト装置から降下した隊員が水面に接近

要救助者を吊り上げますが…

今度は機体内に収容せず、そのまま隣接する広場へ移動してホイスト降下
これは河川や海岸沿いに待機する救急隊に直接引き渡すことを想定しています



このあと着陸し、地上にいる隊員と交代し再び離陸
この2救助を1セットとし、計3セットの訓練が行われました


訓練終了後には、地上で撮影する報道陣や私たちに向けてお手振りも


約1時間ほどで訓練を終え、富山空港に帰投
お疲れ様でした

なかなか見る機会の少ない水難救助訓練。
その富山県消防防災航空隊による訓練を今回初めて収録することが出来ました。


このほか、富山県消防防災航空隊の訓練動画や、他地域の防災ヘリなどの訓練動画も当チャンネルでは数多く収録しています。



以上、富山県消防防災ヘリコプター「とやま」による水難救助訓練レポートでした。
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