2019年11月23日土曜日

回想 九州の旅 【初めてのpeach搭乗編】(11月10日/フライト記録版)

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)


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宮崎から関空までPeach Aviationをチョイス


ちょっと野暮用で週末に2フライト。
記録のためにと復路フライト部分のみの回想記に。

今回の目的地は九州・宮崎
九州の中でもここ富山から宮崎へはちょっと交通の便に困るってのが本音。
ススッと乗り継ぎフライトで行きたいところだが富山・小松からの特典航空券の枠も厳しくAIR&HOTELなツアーもお高め。そのため今回は大阪をフライトの出発地とした。

宮崎空港
かなーり前に利用実績あり
でもターミナルの外に出たのは初めて

車寄せ付近にはブーゲンビリア

11月9日の往路は伊丹空港からANAの東北フラワージェットで宮崎入り。

そして帰路の11月10日、宮崎空港から格安航空会社(LCC)「peach」に初搭乗。
LCCに初めて搭乗したのは2013年のジェットスター航空。そして今回のピーチが通算2度目のLCC搭乗だ。

国内LCC登場から長い年月が経過して何を今更のLCC搭乗レポートですがとりあえず…。

予約から搭乗まで


宮崎空港または鹿児島空港からのフライトを各社サイトでチェックするも、宮崎空港発のピーチが最も安かった。
受託手荷物も1個預ける予定なので「バリューピーチ運賃」での予約をチョイス。出発の10日前に予約してお値段合計9430円。
実は予約する数日前からチラチラと運賃を眺めていたが、1000円程度値下りしたタイミングで予約することが出来た。
一応レガシーキャリアの運賃も検索はしたけど高すぎてその運賃額のメモすら取っておらず、金額をご紹介が出来ないのが残念。

ちなみにJAL/ANAでマイル発券したら片道6000マイルだから、マイル単価的にはマイルを使わずに今回のpeachを利用した方がお得感がある。
そんなこと言ってるからマイルの期限に追われるんだけども。


宮崎空港に到着すると既にチェックインが始まっている。
まずは自動チェックイン機で搭乗券を発行。それを持って荷物を預けるためカウンターへ。



カウンターには5組ほどで列を作っていたが、荷物を預けるのに一人当たりの所要時間が長めな印象。事前支払いのない受託手荷物はカウンターでの料金支払いが発生するため時間がかかっているようだ。
事前予約の受託手荷物料金は1700円、カウンターで当日支払いの料金が2800円。
当日カウンターで荷物を追加するぐらいなら、いっそ宅配便で送ったほうが安くなるね。

カウンターには3,4人のピーチ係員の姿。そのピンクのジャンバーからチラリと見えるANAグランドスタッフの制服。
ピーチはANAホールディングスの連結子会社なので、地方空港での地上支援については、各空港のANA航空代理店がそのまま請け負うところもある。

また受託手荷物がない人でも機内持ち込み手荷物は「一人2個、合計7kg」まで。LCCはこの辺がシビアだと聞いているが、そのためかチェックインカウンター脇の秤で念入りにチェックする人も多かった。

秤に荷物を載せて念入りにチェックする人の姿も

カウンターで受託手荷物にバゲージタグが取り付けられて、次はANAの手荷物X線検査レーンに進むよう指示。
ここ宮崎空港のANAカウンターでは、①受託手荷物の受付・タグ付けを行い、②X線検査をして荷物を受託する、通称「宮崎方式」と呼ばれる手荷物同線が組まれている。富山空港も既に導入したようだが、この方式のほうがスムーズなんだとか。
確かに検査後の荷物に旅客が再度触れることがないので、保安上もよろしいのかと。


展望デッキはワイヤーフェンス
動画は撮れなくもないが…

搭乗待合室に入ると丁度搭乗予定の機体が着陸。
到着から出発までわずか30分という、LCCらしい地上運用。到着からわずか20分で我々の搭乗が始まった。

グラウンド業務もANAチームが受託

忘れてません宮崎VORDME 



搭乗ゲート前では車椅子利用客の優先案内があったのみで、あとは早いもの順。
レガシーキャリアにあるような機内カースト制度に基づく見世物タイムもなく機内へ進むことが出来る。



機内に入ると…あれれ。
持ち込み手荷物の個数と重量は厳しくチェックされているのかと思いきや、2個以上の手荷物を持っている人も多数。どう見ても7kg以上あるようなサイズオーバー感のあるキャリーと手荷物を持っている人も見受けられるが、それを乗客に代わってCAが荷物棚にホイホイっと載せている。

こっちったぁ苦労して荷造りしたのにこれじゃあね。正直者が〇〇を見る…やっぱり正直でありたいとは思うが。

荷物棚がパンパンになったところで満席の飛行機の扉がクローズして滑走路へ。

持ち込み手荷物はWEBサイトやチェックイン機で
しつこいまでの念押しがあったが…

気になるシートピッチは…まあこんなもんでしょう。トイレに行くにも隣の人の協力が欠かせないのはレガシーでも同じ。
ピーチには「スペースシートオプション」と呼ばれる隣席ブロックサービスもある。
横3席を自分の席にしちゃうってのも可能。必要ならこういうオプションを使うのもアリ。

狭いけど…どこぞのドルフィンも同じだよね

宮崎空港はRadar Available

KIZAK TWO DEPARTURE MADOG TRANSITIONを
レーダーベクターで上昇


航空旅客動態調査票に記入しながら関西国際空港へ


離陸後海上に出るも薄い雲というか霞が広がっていて伊能忠敬も困っちゃう空模様。

地上が見えない間にゲートで配られた政府統計の「航空旅客動態調査票」を記入。
機内で時々行われているのは知っていたが、私自身初めて配布の機会に出会う。

調査用紙はA4用紙計4ページ分あり、ちょっと分かりづらい表現の設問などもありペンが止まることも。全員配布のはずなのに周りの客は記入もしてなければ持ってない人もいる。
これ正確な統計取れてんのかなぁ。

機内で配布された「航空旅客動態調査票」
四国の南でようやく雲が切れる
高知県・琴ヶ浜

徳島県小松島市周辺

機内サービスに目を向けると…あんまりセールスしてない感じ。聞くとどうやら今日まで機内販売は休止の模様。

またピーチ搭乗者は関西空港からの鉄道乗車券などが割引されたきっぷを購入できるのだが、そちらは販売端末が故障中で購入不可。
ラピートの乗車券を買おうと思っていたんだけど計画変更を余儀なくされる。

そして宮崎を離陸してから1時間。ほぼ直線的な航路を進んで関西国際空港の滑走路06Lに着陸。

BECKY BRAVO ARRIVALから
ILS Y RWY06Lで着陸




関西国際空港第2ターミナルは初訪問。
鉄骨むき出しの建物がLCC感を出しているのか、LCC感を出すためにそうしているのかわからないが、ここはひとつターミナル探訪でも…と言ってるそばからバスが出発。いそげー


ピーチのカウンター前には
チェックイン機がズラリ

第2ターミナルから第1ターミナルまではバスで移動

関西空港からは鉄路で金沢へ。
想定よりも若干早めに改札までたどりつけたので金沢までの電車を1本早めることに。
しかしながら、ネット予約しているきっぷを受け取るための券売機が長蛇の列。ノンビリ座席選んでるんじゃないよぉ…。

一方、みどりの窓口は訪日外国人がジャパンレールパスの引き換えを行うためにさらに長い列。でもよく見ると「みどりの窓口利用のみ」の入り口は誰も並んでいない。そんな訪日外国人の行列をスッ飛ばして発車8分前にマルス前へ。スマホで変更操作したものを発券してもらう。
あ、乗車券は杉本町切りネ。

はるかは外国人観光客で満席
そんな中、近くの日本人女性のお行儀が悪くて閉口…

淀川を渡る

新大阪で弁当を買ってサンダーバードに乗り継ぎ。定刻どおり金沢駅に到着。

今回は初めてのピーチに搭乗で、久しぶりのLCC搭乗となった。レガシーと比べると…飛行機で移動するという事に関しては別に何も変わらない。そして何の問題もない。
今後はさらにLCCによる空の価格破壊が各地に波及し、空の旅における高コストなサービスへの価値観は変わっていくのでは思われる。国内LCC不毛の地「北陸」でもそのメリットが享受できればと思うが…。

もっとも、私にとってのローコストチケットは「特典航空券」なんだけど…最近特典の枠が渋めで困っちゃうんだよなぁ。


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