(回想 北海道 帯広・十勝の旅2024(7月13日) 【旅の計画/1日目:ギリギリ乗り継ぎ往路フライト&帯広酒場放浪編】はこちら)
7月14日、帯広の朝。おはようございます。
散歩がてら外に出たら青空の帯広。
スマホのレンズにゴミ…と思ったら気球だったよ。
ホテルの朝食もあるが…近所の喫茶店でモーニング。
帰ってホテルの朝食も食べますよ。
レンタカーで十勝エリアドライブ
まずは襟裳岬を目指す
本日は3連休旅の中日。
帯広駅前でレンタカーを借りて十勝エリアをドライブ。
まずは…やっぱり襟裳岬ですよねー。
道の駅 コスモール大樹で… |
午前中からソフトクリーム しっかり牛乳の味がするぅ |
見渡す限りのトウモロコシ畑 |
フンベ海岸 海岸線では海霧で視界不良 |
フンベ海岸はサーファーでにぎわう |
望洋台 襟裳岬はもうすぐ |
帯広から車で2時間、襟裳岬に到着。
すぐ手前までは青空だったのだが、襟裳岬は海霧の中。
襟裳岬とうちゃこ …も、霧の襟裳岬 |
襟裳岬にある、うわさの歌碑 ああそうか、お千代さんの襟裳岬もあるのね |
言わずと知れた、森進一の襟裳岬 |
襟裳岬灯台 |
灯台を撮影しているうちに、海霧が取れて青空に |
何もない春…は歌詞の世界。
歌のおかげですっかり有名になった襟裳岬は大盛況。
7月の北海道、ツーリングやキャンパーも多く訪れている。
帰るころには青空が広がる襟裳岬。
来てよかったね。
眺望よし、気温よし |
襟裳岬の食堂で海鮮ラーメン おいCー |
航空自衛隊 襟裳分屯基地 |
あれれ、レドームがないけど… |
襟裳分屯基地、レドームのない基地?かと思ったら、どうやら撤去されたみたい。
航空自衛隊襟裳分屯基地から「メロン」が消えた!!
十勝港に海上保安庁・PM53「とかち」 |
十勝の戦跡&滑走路探検
…も、車両スタックに遭遇…これ、出られる?!
旅のワークである滑走路・戦跡探訪。
大樹町には場外離着陸場もあるし、旭浜にはトーチカも。
まずはトーチカに…と、林道を抜けて旭浜の入り口前に到着、浜へ歩くと…車がハマってるよおい。
旭浜トーチカ群 いくつかのトーチカ跡が点在している |
一応声をかけるも…これ出られる?ってレヴェル。
ヤングなご夫婦、とりあえず砂利を掻き出している。
「轍があるから入ったんですがハマっちゃって…」
いや、この浜は無茶w
車で入っていいのは千里浜なぎさドライブウェイだけだよ。
車で入っていいのは千里浜なぎさドライブウェイだけだよ。
「サーセン、ちょっとトーチカ撮ってきます。手を貸すのはそれからネ。」
浜辺には傾いたトーチカ 一応中も入れます |
数枚写真を撮って、先ほどのご夫婦の元へ。
海岸線には轍がいくつかあり、イケると思ったそうだが…これはジムニー、ランクルレヴェルで行ってくださいw
SUVタイプの一応は4WD車、横滑り防止装置をOFFにさせて何度かトライ。
乗ってタイヤに加重をかけるも…きっつい展開。
ロードサービス呼ぶ?…って完全に浜の中。来てはくれると思うけども。
近所のホームセンターまで行って救出に役立つ物資買ってくる?うーん…。
格闘すること30分。最初は無理っぽかったけど、かなりイイ線までは来ている。もう一息じゃね?
最後のあがきにご主人と私で車を押すことに。これでダメなら…ゴメン、次の目的地向かいます。
せーの…。せーの…!
オー!なんとか脱出成功!知らぬ同士が喜び合うw
格闘30分、なんとか出たネ |
ここから林道に戻るという第2のミッションがあるが、ここはご夫婦におまかせして先に進みます。
ご主人「ありがとうございました!帯広泊ですか?よろしかったら晩飯ご馳走したいんですが…」
私「いえいえとんでもない、お気遣いなく。
もし今日酒場で出会ったら私がビールご馳走しますよ!」
もし今日酒場で出会ったら私がビールご馳走しますよ!」
情けは人の為ならず。
北海道ドライブ、無茶しちゃダメよ。
木陰で休む乳牛たち |
北海道スペースポート(大樹場外離着陸場) |
遅れて到着、大樹場外離着陸場。
つい先日滑走路の延長工事も終了、イベントではホンダジェットもやってくるそう。
今年滑走路を延長 場外ながら1300mの滑走路を持つ |
屋内展示もあります |
広尾線廃線跡「幸福駅」「愛国駅」を巡る
今日の宿も帯広で連泊。
大樹町から戻る道すがら、広尾線の廃線跡が点在。
中でも有名なのが「幸福駅」と「愛国駅」よね。
麦畑と幸福駅 |
昭和に一大ブームを巻き起こした幸福駅 駅舎は再現されたもののよう |
「幸福駅」「愛国から幸福ゆき」の入場券・乗車券が爆売れ、昭和の一大ブームとなった。
我が家にも叔母さんが当時買ったと思われる幸福駅の入場券があり、その人気は全国に広がっていた。
廃線となってからもその人気は今も長く続いている。
観光客も多数、大型バスでインバウンド観光客グループも訪問。
漢字圏なら意味は同じかしら。
ホームにはキハ22が2両鎮座 |
タブレットキャッチャーもあるよ |
愛国駅 |
帯広への帰り道、もう一方の愛国駅にも寄ってみるが…こちらは閑散。
観光客は私を含めて3組のみ。
この切符が爆売れ 当時、全国から現金書留等を利用した通信販売の手段を用いて多数売られた |
駅舎の中はミニ博物館 |
こちらのホームにはSLが鎮座 |
駅前には朽ちた「ヨ」 これも貴重なんだけどな |
酒場でスタック夫婦とバッタリ!
約束どおり、助けた私がビールをおごる
ホテルに戻ってちょい昼寝。
日が暮れてから昨日の酒場エリアに向かい、今日はどこで飲もうかな…と店を覗いていると…向かいから「アー!アーーー!」と声が聞こえる。
「先ほどは!!ありがとうございました!!!」
と、トーチカ前で車をスタックさせていたご夫婦に遭遇。
無事にあのあと出られたそうで、帯広の酒場でずっと私を探していたそうw
じゃー約束通り、一緒に飲みますかw
奇跡の再会 ビールで乾杯! |
千葉から観光で来たご夫婦。
新婚旅行も北海道だったという北海道偏重な旅が多いそうで、来月も函館に行くそう。
「実は今日の午前中、別のスタックした車を助けてたのに、その後今度は僕らがハマっちゃったんですよw」
まーあの海岸は砂利・石が多いし、ちょっと無茶だったよね。
旭浜でハマる前に大樹場外に立ち寄ってから、戦跡をと旭浜トーチカを訪れたそう。なんだかベクトルが一緒だなぁw
ただ、旭浜もそれほど人が訪れる場所でもないので本当に声をかけたときはフッっと気分が楽になったそう。
わかるよ、その感覚。
旅の話に花が咲いて2時間。
奢られるつもりもなく、支払いはご主人と割り勘に。
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