(回想 沖縄 - 伊是名島・伊平屋島・粟国島の旅2024(8月12日) 【2日目:名護 - 運天港からフェリーで伊是名島へ/レンタカー島内観光編 “ペルセウス座流星群&天の川に感動!”】はこちら)
8月13日、伊是名島の朝。おはようございます。
昨日の星空に興奮して、日の出忘れてたw
それでも体が反応、ちょい遅れでおはよう太陽。太陽周期で生きてます。
宿の女将さんも昨日は満点の星空と流星群を満喫したそう。
あー酒飲まなければもっと暗いトコロ、行けたのにね。
伊是名島周遊総仕上げ
田んぼ見て漁協でお買い物
宿をチェックアウトしてレンタカー周遊再開。
昨日ほとんど見たんだけど、宿でガイドブックを再チェック。
未訪問で気になるところに向かう。
まずは…ダムな。(
千原地下ダム |
なぜダムかというと、フェリーターミナルに「ダムカード配布について」なるお知らせポスターが複数。
ダムカード、集めてないわけじゃないけど…秘島のダムカードとなれば、あとで管理事務所に行って貰ってこようね。
伊是名島旅の終盤となって訪れた伊是名村ふれあい民俗館。
横の小さな池には水鳥の姿 ここも地表水取水施設 |
伊是名島では稲作も実施 既に稲刈りのあと |
え、田植えを終えたばかりの水田も?! ここ伊是名島では二期作やってるみたい |
続いて昨日も来た島の南部にある伊是名山森林公園。
ここに神の座岩なる景勝地があるそう。一応行ってみるね。
ドゥ!ロープで登る遊歩道きっつー |
その先にある「神の座岩」 怖えーけど絶景なり |
陸ギラタの先には屋那覇島(無人島) ずーっと沖に見えるのは伊江島っぽいね |
悲恋の伝説、美織所 |
伊是名村ふれあい民俗館 |
古民具や文化財を展示 |
伊是名玉陵の祭祀でも使用していたようだが 近年はレプリカを使用 |
伊是名島旅の終盤となって訪れた伊是名村ふれあい民俗館。
ここで上映されるDVDが島を知るには絶好のVTR。初日に来ればよかったけど…昨日休みだったからね。
受付のお姉さんにいろいろレクを受ける。
ぜひ訪問初日、到着後すぐに来たいトコロ。
最後にもう一回、陸ギタラから見る海 |
こちらはシュノーケリングかダイビングか 宿にもダイバーが多数来島している |
伊是名漁協直売所でお土産&お昼のお弁当 |
島ネコ発見 どこいくの |
ランチ営業してるお店を見つけられなかったので フェリーターミナルで沖縄の定番、お弁当ランチ |
オススメ!伊是名島から渡船で伊平屋島へ
チャーター運航として無人島「具志川島」に単独上陸
午後は伊是名島から隣の伊平屋島へ移動予定。
来島時に乗ってきたフェリーに乗って沖縄本島の運天港に一旦戻り、乗り継いで伊平屋島行きのフェリーに乗船することはダイヤ的には可能。
一方、この伊是名島・伊平屋島間の移動では渡船を利用するケースも一般的。
この渡船がこの旅の難手配部分かと思っていたが、電話一本でスムーズに予約することができた。
その渡船の予約「13時ごろ伊是名島・仲田港を出発し、伊平屋島・前泊港へ。乗り合い希望で時間は相談に応じます」としていた。
前日に電話で確認したところ乗り合い希望者はゼロで乗客は私だけ。
割り勘が出来ないため料金がひとり8100円という最大価格には納得。
これを絶好の機会として船長に「ではチャーター船として、すこしコースを曲げてもらえませんか?」と依頼。
相談の結果、途中にある無人島「具志川島」に立ち寄り上陸、島をぐるり一周して向かうこととなった。
もちろん料金は多少追加となったが、こんなチャンスめったにない。思い切って依頼してみたが快諾いただいた。
出発はフェリーが発着する仲田港のすぐ横、 伊是名サンテン港 |
渡船会社は両島に数件ある模様。
今回は伊是名島のH・Yマリンさんで申し込み。
基本的にはいろいろな港間をアレンジできるようだ。もちろんグラスボートや釣り船、貸し切りクルーズなど様々なマリンメニューもあるよ。他の運航会社では別の港を使うところもあるので要確認。
13時に桟橋に参上しご挨拶。
「じゃあ昨日の打ち合わせ通り寄り道するから50分前後はかかりますよ。では出発します」
元フェリークルーだった船長さんの操舵で船が出発。
元フェリークルーだった船長さんの操舵で船が出発。
自分だけのチャーター船を出すなんて旅人生初めての経験。
酔い止め飲んで気分は上々。
外海に出ても船はピタリと揺れず。
酔い止め飲んで気分は上々。
人生初、自分のためだけの渡船 |
仲田港東防波堤灯台を通過 いよいよ外海へ |
コアジサシ?が海へダイブ |
外海に出ても船はピタリと揺れず。
船長曰く「今日は凪ですから」と余裕の表情。
天候にも恵まれた渡船旅、サイコーです。
伊是名島を離れて数十分、無人島である具志川島が近づいてきた。
船は北側から進入、船長が船を横づけしてくれて島に飛び移る。
具志川島の横を通過し、北側に回り込む |
亀みたいな島が付随 |
元は漁港?の桟橋に接近 |
船は北側から進入、船長が船を横づけしてくれて島に飛び移る。
正真正銘の無人島に上陸。
昭和45年までは有人島で、小学校も存在した。
現在は無人島だがこのような渡船で渡ることは可能な模様。
現在は無人島だがこのような渡船で渡ることは可能な模様。
船長に「10分ほど、島の様子を見てきますね」と伝え、桟橋跡を島方向へ。
上陸して朽ちた元桟橋を進みながら写真を撮る。
正真正銘の無人島に上陸 |
空と海の青さがスバラシイ |
上陸して朽ちた元桟橋を進みながら写真を撮る。
いまここにいるのは私ひとり。
乾いた砂を踏みしめながら少しづつ島方向へ進むも獣道が途切れる。
もうちょっと時間があれば探検もできそうだけどこれでも十分。貴重な体験となった。
船長に手を振り、船を再び付けてもらう |
貴重な無人島上陸体験 興奮したー |
「じゃあ、島を一周して伊平屋島向かいますよ」
せっかくの船旅を楽しむべくリクエストしておいた周遊コースへ。
スマホを手放すことなく写真や動画を撮る。
具志川島を離れて、次は島一周リバーサルデパーチャー。
— whitewing681 (@white_w681) August 13, 2024
海青し! pic.twitter.com/yq36fOND7j
前泊港我喜屋地区防波堤灯台 |
伊平屋島・前泊港にとうちゃこ |
約1時間の航海を終えて伊平屋島・フェリーターミナルの近くに船をつける。
船を降りて料金をお支払い。わずかですがチップもどうぞ。
船長に礼を言って、伊是名島に船が引き返すのを見送る。
この旅のハイライトと言ってもいい渡船の旅。
乗り合いもいいが、せっかくならチャーター船としていろんなコースアレンジをリクエストしてみるとよいかも。こんなチャンス滅多にないよマジで。
もちろん海上時化によっては運航不能なケースもあるので、フェリーへの代替乗船が可能なスケジュールにするなど、綿密な時間計画と余裕を持った日程で挑みたい。
伊平屋島ドライブ
伊平屋島の北半分の観光を残して今日も早々に宿にチェックイン。
最高の1時間 船長さんありがとう! |
伊平屋島ドライブ
中学生と釣りをする&エイサー練習を見る&満点の星空を見る
渡船で伊平屋島・前泊港のフェリーターミナルに到着。
ここからレンタカーを借りて島内観光。
時刻は既に14時すぎ、今日は島の南側&野甫島方面を巡ります。
伊平屋島北緯27度線モニュメント |
そのすぐ脇、米崎ビーチ |
ハンタ毛から見る漁港ですらこの青さ |
野甫島展望台 |
肝心の展望台は老朽化で立ち入り禁止も 高台からの眺めは良好 |
クシヌカーの浜 |
先ほどの伊是名島のダムカードを手に入れたからには、お隣伊平屋島にもありますダム&ダムカード。
我喜屋ダムは先ほどの地下ダムとは違い、本州でよく見るタイプの重力式コンクリートダム。
まー、ようわからんけどとりあえずダムカード貰いに行きましょう。
我喜屋ダム |
ダムカードは市役所で貰えます |
その市役所には消防車庫 消防団によって運営されている |
伊平屋ヘリポート |
伊平屋島の北半分の観光を残して今日も早々に宿にチェックイン。
部屋に荷物を投げ入れて滞在中の飲料の買い出し。
宿のすぐ向かいに島のスーパーがあり飲料を購入、それをもって隣接のナートゥの浜へ。
もうすぐ日の入りとなったところで、どこからともなく子供たちが集まってきてそのまま海にドボーン。
観光客は昼間に水着で、地元民は夕方に着の身着のまま海に入るのが沖縄での定番光景。
私の隣では日焼けした中学生が遠投の竿を投げて釣りを楽しんでいる。
子供たちがそのまま海にドボン |
中学生の太公望はタマン(ハマフエフキ)を狙っているのだとか。
大きいもので1m近くにもなるらしい。もちろん沖縄の巨大魚といえばGT(ロウニンアジ)だが、釣ったことがあるそう。
「今日は22時過ぎぐらいまで釣りやってます。」
と、宿の飯食ったら再び会う約束。ちょっと一杯飲んでくるわぁ。
食堂にはダイビングと思しき観光客グループ。あとは仕事や一人旅の面々。
ボリューム満点の夕食に満足。
再びビーチに戻って釣果確認。さっきアタリはあったそう。
夕食は宿で ビールはスーパーで買って持ち込み |
再びビーチに戻って釣果確認。さっきアタリはあったそう。
差し入れのさんぴん茶を渡してしばしのゆんたく。
聞くと中学3年生。この島には高校がないので、来年この島を出て沖縄本島で兄と暮らすのだそう。
- ねえ、なんでこんな何もない島に観光客来るんだろう?って思ってるでしょ
と聞くと少年が頷く。
島を出たらわかると思うけどな。
放浪二軒目、共同売店でお刺身「マチ」とチューハイ買って、夕方トモダチになった兄ちゃんの釣果確認。
— whitewing681 (@white_w681) August 13, 2024
エイサーの練習?が聞こえてきたぞ。 pic.twitter.com/DA0GaiSWhK
すっかり暗くなったところで太鼓と三線の音色。
「フェリーターミナルで青年部がエイサーの練習してますよ」と少年に教わり、ちょっと歩いて向かってみる。
練習会場に凸。
— whitewing681 (@white_w681) August 13, 2024
フェリーの灯りで島のエイサーを見る。
イイネー。 pic.twitter.com/eZk9mQKCr0
エイサー、那覇基地航空祭では見たことがあるが、基地以外で見るのはたぶん初めて。
その太鼓と三線の音色に引き寄せられた、沖縄市から出張で来たというオヤジさん。
「青年部で私も昔やってたけど、太鼓の音で血が騒ぐねえ!」と一緒に見学。
エイサーは中部で盛んな行事だそう。その沖縄市では旧盆の舞踏が行われるのだとか。一度見てみたいな。
唐船ドーイ。
— whitewing681 (@white_w681) August 13, 2024
これは曲名わかる。
突然のライブよかった。
お邪魔しましたー。 pic.twitter.com/tI643aoJoO
オヤジさんと別れて宿に戻ってウトウト。
今宵の月の入り時刻を待って再び宿の前のビーチへ。
先ほどの少年は既に帰宅したようだが、今日も星空がバッチリ見えるよ。
今日も天の川ばバッチリ |
伊是名に続いて伊平屋でも天の川を見ることが出来た。
明日は伊平屋島の北側を周遊し、那覇に戻ります。
(8月14日編に続く…)
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