8月12日、名護の朝。おはようございます。
ホテル近くの漁港に海上保安庁巡視艇の姿。
昨日のお酒はまだ若干残っていそうだが、朝からお散歩して汗を流す。
PC123 なごづき |
PC114 おきぐも |
ホテルの朝食を食べてチェックアウト。
ここから伊是名島へのゲートウェイ、今帰仁村にある運天港を目指す。
タクシーでもいいんだけど…5000円ぐらいはかかるかなーと昨晩ホテルスタッフ&タクシー運転手に確認済み。
時間は倍以上かかるけどここはお値段優先。690円を支払い、やんばる急行バスで終点まで乗車。
やんばる急行バスで終点の運天港まで 本部の海岸線を行くので所要時間1時間10分 |
運天港旅客ターミナル |
運天港旅客ターミナルに到着。
ここから伊是名島・伊平屋島へのフェリーが発着。
これから乗船する伊是名島行き、旅客用のネット予約システムなどなく当日購入。
まあ満席で乗れないってことはほぼないんだと思う。
自動車航送は予約必須ね。
乗船前にチケット購入 現金のみ、旅客予約システムはなし |
チケットを購入し、売店でお弁当を購入。
離島の離島、行きにくい離島あるあるとして食事確保の難しさがある。
たぶん島でもランチ営業やっているとは思うが…念のためお弁当を買っておいたほうが無難。
そもそも沖縄はお弁当文化の土地。バラエティ豊富で安価な手作りお弁当店が多数。
ここは沖縄流で行きましょう。
ターミナル内には伊是名島観光協会。
乗船前にお弁当を購入 名護市内にも弁当専門店あるよ |
フェリーいぜな尚円 |
まずは船内探検 定番の雑魚寝ルーム |
屋外のベンチ |
伊平屋島のフェリーが入港 こちらは明後日乗りますよ |
座席エリアに着席 |
乗船前、船からは伊是名島から乗ってきた乗客が多数下船。
この前日、前々日には伊是名島で「いぜな尚円王まつり」が開催。
これは伝統的な島の祭ではなく、釣りや芸能やスポーツ、花火などの総合的なイベントが開催されていた。
一方、伊是名へ向かう乗客は少数。
一方、伊是名へ向かう乗客は少数。
沖縄の旧盆までまだ日数もあるためか、少人数での出航となった。
10時30分、もやいレッコ |
古宇利島灯台 |
伊是名島が見えてきたよ |
11時30分、おもてもやい取りましたー |
約1時間の船旅、念願の伊是名島に到着。
単純にここまで那覇からバスで名護経由運天港、そしてフェリーで伊是名島と、やはり“行きにくい離島”に入るかなぁ。
渡難と呼ばれた与那国島も那覇・石垣からエアラインで、波照間も石垣から高速船or第一航空で行けるようになっている。
フェリーターミナル内に売店や喫茶 観光協会もここにある |
WEBサイトやLINE公式アカウント、Xにインスタグラムと情報発信はマメな協会。カウンターにも資料多数、WEBサイトにも同じものがアップロードされている。
それでも現場情報は大事。事前に電話でいろいろ尋ねたが快くご回答いただき、改めて窓口で感謝を伝える。
イベント前後の飲食店情報は大事 事前に観光協会へ電話で尋ねるのが有効 まあ、弁当持ってきたほうがイイネ |
フェリーターミナル近くにある島唯一のレンタカー店で予約していた車を借り受け島内観光スタート。
時間は24時間、たっぷりあるよ。
伊是名城跡 |
伊是名玉陵 |
運天港で買ったお弁当 ターシの浜で食べます |
さて、お弁当食べて午後の周遊。
ここで大事な業務、予約の確認。
丁度明日お世話になる渡船から電話着信。どうやら乗り合いでお願いしていたがお客は私のみ、一人で貸し切りとなるようだ。
乗り合いであれば8000円の渡船料も割り勘にできたのだがここは逆転の発想、オリジナルコースにしてもらえませんか?と依頼。
わずかな追加代金で伊是名島と伊平屋島の間にある無人島「具志川島」に立ち寄ってもらうプランにしてみた。
続けて明日の伊平屋島の宿とレンタカー会社にも電話連絡。現在地の報告をして渡航方法を伝達し予約確認。
今回は電話予約がほとんどなので、必ず事前の予約確認を忘れずに実施しようね。
ついでに…粟国島のレンタカーをここから予約。やっぱり車が便利ぞ。
続いてシラサギ展望台 |
シラサギ展望台から伊是名城跡方面を見る |
ギタラ展望台には慰霊塔 |
伊是名村役場の隣に 緊急患者輸送用ヘリポート |
長浜 |
勢理客漁港近くで浚渫工事中 |
さて、ここ伊是名島には「伊是名場外離着陸場」がある。
地方管理空港ではないが、一応は滑走路ですから見ておきましょうね。
エクセル航空によるヘリチャーターではここを利用する模様。お値段、那覇から352,000円也。
Air Portと書かれても… 場外離着陸場です |
先ほどの浚渫残土をトラックがピストン輸送 滑走路脇に処分しているみたい |
格納庫らしきものもあるが詳細不明 |
内花橋公園 |
電子基準点「伊是名」 国土地理院が管理する計測所 |
島の主要産業はサトウキビ どうやら稲作もやっているようだけど 未だ田んぼに遭遇なし |
さて、フェリーの名前にもなっている尚円とは、琉球王国の王「尚円王」の名。
ここ伊是名島が尚円王生誕の地として、王にまつわる史跡もいくつかがある。
尚円王のみほそ所 尚円王生誕の地 |
諸見の神アサギ |
くだみ石 尚円王が馬に乗るとき踏み台にしたとされる石 |
ドライブも早々に切り上げ、本日の宿にチェックイン。
今日はフェリーターミナルすぐ横の民宿へ。
部屋の設備はホテル同等 |
民宿といっても設備十分。
旅館業法の定義の問題なんだけど、民宿と書いてあってもホテル、ホテルと書いてあっても民宿…と、離島では実際の形態は施設名と連動しないことが多い。ここはガイド誌やネットの投稿写真を見て判断。
今回のような離島旅の場合、私は食事は宿で2食付きとすることが多い。
先述のランチのように、店が営業していない事も多く晩飯は宿で取ったほうが無難。
食事は宿泊客が食堂で同時に食べることが多く、今日の宿泊客はダイビングや島に帰省中のご夫婦といったところ。一人旅はボクだけかな。
女将さん自慢の手作りカレーが美味 |
隣の居酒屋で続きを…と思ったらお休みぃ 雲のない夕暮れ、星空チャンスありそうだぞ |
食事を終えて外を散歩、お隣の居酒屋で2次会…と思ったら「13日まで休みます」の張り紙。
宿に戻って女将さんに部屋飲みビールを注文しつつ談笑。
今日はペルセウス座流星群の日。「屋上があるから上ってみたら?」のアドバイス。おかみさんは車で山のほうへ行くみたい。
くー、酒飲んじまったからお出かけできないが…港の明かり、大丈夫かしら。
月の入りが23時30分ぐらい。
宿に戻ってビールを追加、お部屋で2次会 ツマミ仕込んでおいてよかったね |
月の入りが23時30分ぐらい。
そろそろかな…と屋上に上がってみる。
曇ってるんじゃないの、天の川なの |
満点の星空!これも島旅の魅力のひとつ。
ペルセウス座流星群もお目当てだけど、これ天の川じゃね?
天の川を初めて見た人が「星空が曇ってるなぁ」と感じるそうだが、まさにそのとおり。
天を切り裂くような筋となっているが、これ天の川だよ。
夏の沖縄旅で星空を観察するのは初めて。以前冬の黒島で星空を見たことはあるが、夏の天の川すげーなおい。
写真はスマホの長秒天体撮影なので肉眼以上に映ってしまっているが、肉眼でみても天の川ははっきりとわかる。…スマホもスゴイけどw
1時間ぐらい屋上で撮影しつつ、寝転がって星空を眺めていると流星群らしき流れ星も多数。
10個以上は見たかなぁ。
港の明かりがあっても十分に見える天の川 水平線遠くの光は名護・本部方面の明かり |
まだまだ見ていたいけど、ここらで就寝。
明日は伊是名島から伊平屋島へ、チャーター船で移動します。
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