ラベル 防災 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 防災 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年4月2日金曜日

【富山県ドクターヘリ】静岡エアコミュータ「AW109SP JA10YM」による運航が終了 運航最終日の動画を収録

2015年8月に運航を開始した「富山県ドクターヘリ」。
富山県ドクターヘリの運航当初から運航業務委託を行っていた「静岡エアコミュータ(SACC)AW109SP JA10YM」による運航が2021年3月31日をもって終了となりました。

当チャンネルでは最終運航日となった3月31日、小矢部市にある格納庫から拠点病院である富山県立中央病院へのフェリーフライトの離着陸を収録しました。

まずはその様子を動画でご覧ください。



着陸した際、クルーの手には花束がありましたね。
私の親類や友人知人の中にも、このSACCのドクターヘリでの救命救急措置にお世話になった人が何人かいます。
準備期間を含めた約6年間の運航、本当にお疲れさまでした。


当チャンネルではこれまで富山県ドクターヘリの運航開始前の訓練の様子やイベント、各種防災訓練などでJA10YM(代替機JA02KG)のフライトを数多く収録してきました。
その一部をご紹介します。

2020年8月21日金曜日

[JA119W] 富山県消防防災ヘリ「とやま」(AW139) による水難救助訓練動画を公開

 2020年4月より新機体「Leonardo AW139 (JA119W)」による運航を開始した富山県消防防災ヘリコプター「とやま」
今回その新機体による水難救助訓練の様子を撮影する機会を頂きましたのでご紹介します。
当チャンネルでは既に新機体の富山空港着陸動画を撮影・公開していますが、訓練動画はこれが初収録となりました。
まずは訓練の動画をご覧ください。






それでは動画を写真とともに振り返ります。

訓練場所はダム湖を利用して実施。
今回は新機体となって初めての水難救助訓練の実施となり、プールでの事前訓練が6月から行われていたそうです。


富山空港を離陸した富山県消防防災ヘリコプター「とやま」(AW139 JA119W)が進入してきました。 

訓練場所へ進入する防災ヘリ「とやま」
AW139 JA119W

2019年9月25日水曜日

【速報】富山県消防防災ヘリコプター「新・とやま」(JA119W) が富山へのデリバリーフライトを実施! - 富山空港への初着陸動画を公開

2019年9月25日、現在活躍中の富山県消防防災ヘリコプター「とやま」(JA6768)の後継機となるLeonardo AW139 富山県消防防災ヘリコプター「とやま」(JA119W)が本日デリバリーフライトを迎え、富山空港に到着しました。

当チャンネルではこの「新・とやま」が富山空港・神通ヘリパッドに初着陸する様子をキャッチ!
まずはその様子を動画でご覧ください。





- Flight Data -
Date: Sep 25, 2019
Airline: Toyama Fire & Disaster Prevention Aviation 富山県消防防災航空隊
Aircraft: Leonardo AW139  富山県消防防災ヘリコプター"とやま"
Registration No.: JA119W
Flight No.: VFR
Origin: Chofu (RJTF)
Destination: Toyama (RJNT/TOY)
Runway: 20
Landing: 0236Z
METAR RJNT 250200Z 36007KT 320V040 9999 FEW030 24/13 Q1021

富山へのデリバリーフライトは納入整備が行われていた東京の調布飛行場を10時10分ごろに離陸し、大月・松本・糸魚川上空を通過。そして関係者が出迎える中、富山空港の神通ヘリパッドに11時36分に着陸しました。

当チャンネルでは調布飛行場を離陸し西へ飛行する当該機を確認!到着・着陸の様子を収録することが出来ました。

デリバリーフライトでは機体下部に
ファイヤーアタッカー(空中消火用タンク)を装着しての到着となった


そして新・防災ヘリが着陸後、2015年に正式導入された富山県警察ヘリコプター「つるぎ」(JA139T)も隣の格納庫から出場!
2機のAW139が並ぶ様子を見ることが出来ました。

新防災ヘリと同型の富山県警察ヘリコプター「つるぎ」が姿を現す

2015年9月28日月曜日

引退迫る福井県防災航空隊・防災ヘリコプター「ブルーアロー(JA291F)」による吊り上げ救助訓練動画を公開

9月27日、福井県鯖江市にて平成27年度鯖江市総合防災訓練が実施され、福井県の防災ヘリコプター「ブルーアロー(JA291F)」による吊り上げ救助訓練が行われました。

当チャンネルではこれまでに3本ほどこの福井県防災ヘリコプターの動画を公開していますが、実際の救助訓練の動画は今回が初めての収録・公開となりました。

それでは訓練の様子を動画でご覧ください。





- Flight Data -
Date: Sep 27, 2015
Airline: Fukui Air Rescue 福井県防災航空隊
Aircraft: Kawasaki BK117 BK117C-1 福井県防災ヘリコプター "ブルーアロー"
Registration No.: JA291F
Flight No.: VFR

訓練は鯖江市内の小学校で行われ、「倒壊建物から救出した負傷者を医療機関に搬送する」との想定で行われました。
まずは隊員2名がホイスト装置を使用して降下、搬送者とともに再びホイスト装置によって吊り上げ、ヘリコプターに収容しました。

また訓練では防災ヘリコプター「Kawasaki BK117 BK117C-1」の飛行性能を垣間見ることもでき、その機動性を目にした訓練参加者から大きな歓声があがっていましたヨ。



そして訓練を終えた防災ヘリコプターは別の防災訓練会場に着陸し、機体見学会が実施されました。

福井県防災航空隊 防災ヘリコプター「Blue Arrow」
Kawasaki BK117 BK117C-1


登録番号のJA291Fは「ふくい」の語呂合わせ



機体後部から機内へのアクセスが可能



離陸編動画はこちら。
離脱時にはまた素晴らしい機動飛行を見せてくれましたヨ!(激しすぎてカメラが追いついてませんが…)




- Flight Data -
Date: Sep 27, 2015
Airline: Fukui Air Rescue 福井県防災航空隊
Aircraft: Kawasaki BK117 BK117C-1 福井県防災ヘリコプター "ブルーアロー"
Registration No.: JA291F
Flight No.: VFR

そして現在運用中のこの機体は、今年度いっぱいで退役となり、来年度からは新たな機体「Kawasaki BK117 BK117C-2(JA291A)」が就役する予定です。現在の機体「C-1型」よりもひと回り大きな「C-2型」となります。




当チャンネルでは、退役迫る機体に新しい機体、そしてその福井県防災航空隊の活動に今後も注目していきたいと思います。

以上、福井県防災航空隊・防災ヘリ「ブルーアロー」による救助訓練動画のご紹介でした。

2015年7月20日月曜日

まもなく運航開始 - 「富山県ドクターヘリ・キックオフイベント」

富山県が岐阜県と共同で運航を開始する「富山県ドクターヘリ」

前回、当チャンネルブログでは「運航開始前実地訓練」の様子をお届けしました。
「富山県ドクターヘリ」訓練運航開始 - 射水市消防本部と運航前実地訓練を実施
その後も連日運航前実地訓練が行われています。

そして今回、8月下旬の本格運航開始を前にドクターヘリの内覧会「キックオフイベント」が富山県広域消防防災センターで実施されました。イベントはドクターヘリの着陸から始まり、オープニングセレモニー・基調講演・内覧会・ドクターヘリ離陸で構成・実施され、多くの見学者が集まりました。

当チャンネルでもその内覧会の様子を収録!
まずは動画でご覧ください。

[富山県ドクターヘリ・キックオフイベント] TOYAMA Doctor-Heli Agusta A109E Power JA02KG LANDING & TAKE-OFF 2015.7.19




それでは写真で振り返りましょう。

ドクターヘリが開場に進入

ヘリから降機する人は石井富山県知事 

県のマスコット「きときと君」も参加 

囲み取材中の県知事とドクターヘリ

県知事と鹿児島国際航空の榎田和也さん
鹿児島国際航空の専務さんであり、ドクターヘリの操縦士でもある


患者搬入・搬出のデモンストレーション

クルーユニフォームには「All for Toyama」の文字

こちらはエアー式担架での患者搬入デモ(動画収録)


機体にはドクターヘリのロゴと医療の象徴「アスクレピオスの杖」
ドクターヘリのデザインは「救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)」共通のもの

16時過ぎ、ドクターヘリが離陸
クルーの皆さんからも手を振ってご挨拶

離脱したかと思ったらそのまま引き返して…

ローパスしてお別れのご挨拶
AW109 Powerの高速性能を披露

なお、富山県ドクターヘリの運航はこの機体(JA02KG)ではなく、同シリーズの「AW109 Grand New (AW109 SP) JA10YM」が主務機として投入される予定です。この機体より大きなモデルとなります。


富山県と岐阜・飛騨地方の救急・救命の一翼を担う富山県ドクターヘリ。今回はドクターヘリを間近で見られる貴重な機会となりました。

消防防災ヘリ「とやま」、富山県警察ヘリ「つるぎ」とともに、富山県を空から見守る新しい翼に今後も注目したいと思います。

以上、「富山県ドクターヘリ・キックオフイベント」レポートでした。



-訓練動画-

[救急車&ドクターヘリ] 富山県ドクターヘリ・射水市消防本部 運航前実地訓練 [TOYAMA Doctor-Heli Training] 2015.6.19


2015年6月19日金曜日

「富山県ドクターヘリ」訓練運航開始 - 射水市消防本部と運航前実地訓練を実施

2015年夏季に富山県内で初めて運航される「ドクターヘリ」の本格運用開始を前に、富山県と岐阜県飛騨地域北部の各消防署との連携実地訓練が行われています。

当チャンネルでは今回、ドクターヘリ訓練機射水市消防本部との連携訓練の様子を収録しましたのでご紹介します。

---

「富山県ドクターヘリ」のヘリコプター運航・整備は静岡エアコミュータと鹿児島国際航空による共同事業体により行われます。
運航前訓練では鹿児島国際航空が所有するAgusta社「A109E Power(JA02KG)」が使用されています。

2015年8月頃から本格運用が開始される予定で、機体はAgusta Westland社の「AW109SP(JA10YM)」が使用される計画です。(富山→とやま→10(とう)+YA+MA=10YM?)

まずは実際の訓練の様子を動画でご覧ください。






それでは写真で訓練を振り返ります。

訓練は射水市内の公園で実施。富山県立中央病院を離陸した機体が訓練会場に到着します。



まずは機体と搬入方法について説明が行われました。


実際の運航開始時には、AW109SP(JA10YM)が使用される予定

ドクターヘリの機体に描かれている蛇と杖は「アスクレピオスの杖」
医療のシンボルとして様々なところで用いられている

傷病者の搬入・搬出訓練では、実際の救急車が使用されました。
ヘリコプター横への進入手順の確認や、傷病者を運び入れる位置・方向などを実際に確認します。






続いて実機を使っての実働訓練に移ります。
ドクターヘリが一旦離陸し、再び訓練会場に進入します。

ドクターヘリが進入

着陸してエンジンカットと同時に救急車を機体横に据え付ける

ヘリ搬入前に、まずは医師と看護師が救急車に乗り込んで傷病者の診察・処置を行う

必要な処置を実施したのち、担架に乗せられた傷病者をヘリへと搬入

傷病者とともに医師と看護師がヘリに搭乗、救急車を移動させてすぐにエンジンスタート
地上では救急隊員が離陸の合図を送る

離陸し訓練終了


小雨がぱらつく中での訓練でしたが、約1時間30分の訓練が無事終了。
7月ごろまで富山県内と岐阜県飛騨地域北部の各消防署と合同で運航前訓練が実施されます。


富山を空から守る「富山県警察ヘリコプター“つるぎ”」「富山県消防防災ヘリ“とやま”」に加え、新たなへリコプターがこの夏に仲間入りします。

このドクターヘリ運航によって、これまでの救急活動に加えて、さらに多くの人の命が救われることを願っています。


以上、富山県ドクターヘリ運航前実地訓練レポートでした。

2015年5月30日土曜日

富山県警ヘリ“3代目つるぎ”(JA139T)による「はん濫河川吊り上げ救助訓練動画」を公開

5月30日、常願寺川河川敷において「富山市水防訓練」が実施されました。

この訓練では水防工法訓練のほか、「ヘリコプターによる吊り上げ救助」が実施され、富山県警察ヘリコプター「つるぎ」が参加しました。

この富山県警ヘリ「JA139T」は、2代目つるぎ「JA6769」の後継機として昨年(2014年)11月に正式に「3代目つるぎ」として就役。当チャンネルでも2代目・3代目の両つるぎを追いかけてきました。
※富山空港に初飛来した際の動画はこちら [新・富山県警ヘリ“つるぎ” 富山空港初着陸] Toyama Police AgustaWestland AW139 JA139T LANDING TOYAMA Airport 2014.10.10

以降、警察業務や救難救助活動で活躍する「3代目つるぎ」ですが、関係者によると今回が初めての「公開訓練展示」となった模様です。
もちろん当チャンネルでも、3代目つるぎによる初の訓練活動収録となりました。

まずはその訓練の様子を動画でご覧ください。





- Flight Data -
Date: May 30, 2015
Airline: Toyama Police Aviation 富山県警察航空隊
Aircraft: AgustaWestland AW139 "Tsurugi" つるぎ
Registration No.: JA139T
Flight No.: VFR

訓練は「はん濫注意水位を超えた常願寺川において、釣り人1名が中州に取り残された」と想定し、ヘリコプターの出動を要請。

通常は富山県消防防災ヘリコプター「とやま」(JA6768)の出動となる訓練場面ですが耐空証明検査実施につきお休み中。おなじく富山の空を守る「つるぎ」が出動となりました。
(耐空検査実施中は県警ヘリのほか隣県の防災ヘリ(北陸3県消防防災ヘリコプターの運航不能期間等における相互応援協定等)や海上保安庁などと連携して防災対応が行われます)

そして訓練開始中「おやっ!?」と思った方は「つるぎ&とやま」フリーク!

ホイスト装置によって降下し、救助にあたるオレンジ色の制服に身を包んだ人は消防防災ヘリ「とやま」に搭乗している救助隊員。

県警ヘリに搭乗する救助隊員は通常「広域緊急援助隊」の隊員など警察官から選ばれますが、今回は富山県警察航空隊と富山県防災航空センターとの合同訓練として実施されました。
防災航空センターの方によると「県警ヘリに防災航空センターの隊員が搭乗しての実活動も行っていますヨ」との事。
初めて合同訓練を収録する機会となりました。


それでは動画を写真で振り返ります。

県警ヘリ「つるぎ」が訓練会場に進入
初めて聞く3代目つるぎのサイレン音

救助を待つ要救助者

ダウンウォッシュで砂埃が舞い上がる

県警ヘリから、富山県防災航空センターの隊員が降下

「ゲホンゲホン…早くしてー」


スリング装着完了、再びつるぎが進入

要救助者を無事収容
 

最後にチョットだけ機動飛行展示も

県警ヘリの訓練展示は消防防災ヘリに比べて機会が少ないのですが、就役から約半年後に見る事が出来ました。



---

さて、訓練を終えたつるぎを追いかけて富山空港に隣接する県警ヘリパッドへ。そこには着陸したばかりの「つるぎ」の姿がありました。



給油作業につづき、富山県防災航空センターの隊員も加わっての清掃作業。
普段あまり目にすることのない、合同訓練後ならではの光景ですね。



機体は格納庫へ

格納庫の片隅には…

2代目つるぎ(元JA6769)の姿

元JA6769・2代目つるぎとならんで格納庫へ。
退役・抹消登録後はこの格納庫の片隅で過ごしているようですが、今後の去就が気になりますね。



以上、富山県警察ヘリコプター「3代目つるぎ」による、救助訓練展示レポートでした。