旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。
メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。
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夏休みに巡ろう!
ちょっと行きにくい離島「伊是名島」「伊平屋島」
那覇から近い「粟国島」
8月のお盆といえば阿波おどりのシーズン。
今年も行くぞーと半年前からホテルを押さえていたが、お盆の夏休みが想定よりも長かったため沖縄の旅に変更。徳島ごめんねー。
今回は計7日間の沖縄旅行日程。これほど長く沖縄を旅行するのは初めて。
そこで夏場かつ余裕のある日程でしか計画できない離島旅「伊是名島」「伊平屋島」と、自身未利用の粟国空港を利用する粟国島の旅を組み立ててみた。
この「伊是名島」「伊平屋島」は名護・本部の北方にある島。初めてその名前を聞いた方も多いかもしれない。
10年近く前、得意の冬場に旅行しようと計画していたのだが、観光協会に情報収集で電話すると「冬場は海が荒れてフェリーが欠航することが多いので夏に来たらいいですよー」と、なんとも前向き、旅行者思いなスタッフのアドバイスをいただいたことがある。
丁度6月に石川県で開催されたMRO旅フェスタにOCVB「沖縄しまさんぽ」で伊平屋・伊是名の担当者が来県、以前調べた両島の情報をアップデート。
また小松-羽田線のJTA運航便機内で上映されている沖縄離島のプロモーションビデオも、これら離島旅の欲求を呼び覚ますきっかけとなった。
また小松-羽田線のJTA運航便機内で上映されている沖縄離島のプロモーションビデオも、これら離島旅の欲求を呼び覚ますきっかけとなった。
特典航空券は早々に予約し往復24000マイル(※下限は18000マイル)で確保。閑散期トラベラーの私にしてはちょっと割高感はあるが、お盆シーズンでこれなら上出来。
航空券以外の旅行素材、実際の計画に入ったのは7月に入ってから。
名護、那覇の宿は都市部につき通常期から閑散期並みの価格で予約することが出来た。
一方の島の予約、マイナーゆえにメジャー離島の旅手配とは異なる、ちょっとした難関がある。
それは…
予約はほぼ「電話」のみ
素材に限りがあるため、すべてを事前予約
石垣島や宮古島などのメジャー離島やその周辺離島もたくさん旅してきたが、宿やレンタカーはオンライン予約に対応しているところがほとんど。
一方、今回の伊是名・伊平屋・粟国、宿やレンタカーのほぼすべてがオンライン在庫などなし。
WEBサイトを持ち、メールによる問い合わせやフォーム(折り返し回答)に対応している施設もあるが「電話予約が優先」や「返信に時間がかかります」などの表記も。
つまりは「電話してくれるとありがたいです」ってことだな。
伊是名島 |
その電話も、日中やフェリーの発着時間は留守がちなど、スムーズにいかないことも多い。
特に今回は2つの島を連続して渡ることから双方の宿に空きが必要なため、まずは各所に空室を問い合わせ日程調整してから予約…とちょっと手間がかかる。
また予約記録もメモでしか残らないためしっかりと復唱し、直前の予約確認も大事な作業。
この不便さこそがマイナー離島旅の醍醐味…って感じ。
もちろんネット予約がここまで簡単になる前は当然電話で予約していた。
近年で電話予約した離島旅は…黒島、大東島、多良間島、与那国島…それぐらいさかのぼるかなぁ。
また南大東島・北大東島のBlogにも記したが、離島でのレンタカーやレンタルバイクも事前予約は必須。
台数が少ないうえに観光客だけでなく工事や業務関係者が借りているケースもあるため、これらの島旅ではその確保に苦労。
島内移動手段についても十分な検討と予約が必要だ。
島内移動手段についても十分な検討と予約が必要だ。
伊平屋島 野甫島とは橋で繋がっている |
また私なりの沖縄離島旅で注意すべき日程がある。
それはローカルのイベント・祭祀。
今回も予約するにあたって祭やイベント、旧盆を避けて予約したつもりだが、伊是名島ではいぜな尚円王まつりが10日・11日に開催。
島のイベントを見てみたいという気持ちがないわけではないが、多くの場合に宿が混雑し、また宿の人たちも祭に参加するため食事の提供がなく素泊まりのみの場合もある。島内の飲食店や商店も同様、お休みの可能性は十分にある。
必ず役場や観光協会のサイトをチェックし、念のため観光案内所に電話して確認することが大切だ。
島のイベントを見てみたいという気持ちがないわけではないが、多くの場合に宿が混雑し、また宿の人たちも祭に参加するため食事の提供がなく素泊まりのみの場合もある。島内の飲食店や商店も同様、お休みの可能性は十分にある。
必ず役場や観光協会のサイトをチェックし、念のため観光案内所に電話して確認することが大切だ。
伊是名島-伊平屋島間のフェリーはなく「渡船」を準備
今回の日程、ざっとこんな感じで構成・予約。
Day1:那覇へフライト、バスで名護へ移動(名護泊)Day2:名護から運天港に移動、フェリーで伊是名島へ(伊是名島泊・レンタカー)Day3:伊是名島から渡船で伊平屋島へ(伊平屋島泊・レンタカー)Day4:伊平屋島からフェリーで運天港、名護経由で那覇へ(那覇泊)Day5:那覇・泊港からフェリーで粟国島へ(粟国島泊・レンタカー)Day6:第一航空のツインオッターで粟国空港から那覇空港へ(那覇泊)Day7:小松への帰路フライト
と、前半で伊是名・伊平屋、後半に粟国を組み入れてみた。
6泊すべて違う宿ってことになってしまったが、ちょっとやりすぎかなぁ…。
3日目、伊是名島と伊平屋島を結ぶフェリーはなく、一旦運天港に戻って乗り継ぐパターンが思いつくが、両島間を結ぶ渡船を運航している会社(個人)がある。自動車やバイクを持ち込むのでなければ、このほうが時間的には有効。
今回はそんな渡船業者に依頼し、チャンスがあれば他の渡航者との乗り合い希望としていただいた。
万が一のフェリー欠航などの場合でも、後半の粟国日程を調整・変更することで対応する考え。
その粟国島は那覇から近くアクセスも良好なれど慶良間諸島と比べたら観光客による混雑はない印象…マイナーな部類かしら。宿もオンライン予約できるところがないためこちらも電話で予約。
第一航空のフライトはオンライン予約に対応していて(それでも回答方式だが)、ここまでオンラインで予約できたのはこの第一航空のフライトのみ。
あとは…現場でなんとかしてみようね。
久しぶりの綿密な計画的予約に、ちょっと億劫になっている自分がいる。旅行業に携わっていた頃は当たり前の作業だったんだけどなぁ。
ネット予約の便利さゆえか、今回のような予約の緊張感は最近味わってない感覚だ。ガチガチに予定を決めてしまう不安もあるが、効率よく行きにくい離島旅を行うためには必要な作業。
まあ、なんとかなるでしょう。
そして2024年8月11日、34回目の沖縄旅が始まった。
那覇から名護へ移動
酒場放浪ではビール7杯の酒豪女子登場
8月11日。旅の始まりは…小松空港。
先週月曜に青森から帰ってきたばかりだが、1週間経たずしての小松again。
もうお病気です。
夏休み&お盆ウィークとあって、那覇便は当然満席。
今日はクラスJ特典航空券。
普通席よりもクラスJのほうが特典マイル数が少なくなるケースも度々ある新特典ルール。
個人的には新ルールも悪くないと思うよ。
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8/11 JTA037 KMQ-OKA Boeing 737-800 JA348J |
鳥取空港 |
広島空港 |
松山空港 |
海上自衛隊・鹿屋航空基地 |
馬毛島の滑走路は建設中 |
沖永良部空港 |
与論空港 久しぶりに与論島も行きたいネ |
津堅島 こちらもまだ未訪問 |
大混雑シーズン満席便にもかかわらずナント13分早着。
インフォメーションカウンターでこれから巡る伊是名島・伊平屋島・粟国島の資料を求めるが…自分が既に持っている村公式すら準備がなく出てこない。
金沢での旅フェスタでは十分に資料があったのでよかったが、まだまだ観光協会に直接資料請求する手段も大事ってこと。遠慮なく資料請求しましょうね。
早着のおかげで那覇空港から名護市に向かう高速バスも早い便に余裕で乗車。
予約制ではないので混雑が心配だったが…単身者は2列1名座りが出来る感。
16:30、やんばる急行バスで名護市を目指す |
伊芸SAで10分休憩 |
名護市役所前に到着 遅れ7分 |
ほぼ定刻といっていい、7分遅れの18時23分に名護市到着。
ホテルに荷物を投げ入れて早速の吉田類的名護酒場放浪スタート。
ここ名護の繁華街は4月末のやんばる旅でも放浪済み。
今日は違う店に行ってみましょうね。
島豆腐をツマミに乾杯 たけちゃん本店 |
フロアの兄さん、ナント徳島ご出身。
阿波おどりに行こうと思ってたんだけど…ここで阿波っ子と繋がるかね。
カウンター横に置かれたTVのオリンピックに夢中になってると、隣に女子酒場放浪者がいつの間にか着席済み。
そのまた隣には地元の兄さん2名。カウンターで自然と会話に花が咲く。
兄さんたちは地元で飲食店を経営する方々、今日明日はお休みで酒場放浪中。
隣の女子は名護に住んでいたものの一旦地元北海道に戻り、今回は旅として名護再訪中の33歳。
既にせんべろでビール3飲んできて隣に座ってまたビールだそう。やるなぁ女子。
「2カ月前に酒場放浪デビューしたんです!吉田類みたいでしょ?」
フォー、パワフル酒場女子来たぞおい。
そんな酒場放浪女子が「次どこ行きますかー!」と発声も、兄さん2人組は早々にお勘定。
結局女子に誘われるがまま2人で二件目に突入。
まー話が止まりません、女子もボクも。
沖縄の話、地元の話、旅の話。
「16日に那覇?私も!どこで飲んでます?!」って言われちゃ紹介しますママの店。
結局20時から1時すぎまでビール7杯の女子に根負け。昭和の飲み会じゃないんだからこの辺にしましょうや。我も若けりゃもう少し飲めたけどなぁ。
そんな女子とは16日に行きつけの居酒屋か国際通りで逢えたらビールおごりますと約束w
連絡先聞いてないけど…聞いとくべきだった?
いや、また逢える。(
楽しい名護の夜も…明日はお船乗るのに、酒に酔ってて大丈夫かしら。
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