ラベル 沖縄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 沖縄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年9月15日月曜日

回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月12日) 【4日目:石垣島で昆虫探検隊が再集結/那覇フライト&那覇酒場放浪編】

(回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月11日) 【3日目:西表島でマンゴー食べて石垣島へ/石垣島酒場放浪編】はこちら)

2025年8月12日、石垣島の朝。おはようございます。


今日は特段の予定も入れず、石垣島から那覇へ移動する日。


昆虫探検隊再び集結!&那覇フライト編


ホテルで朝食を食べて、チェックアウト時間までお散歩。


何度も石垣島に来ているが、ここ石垣島ユーグレナモール・公設市場には初めて来た。
ほとんどのお店はまだ開店準備中。

この場所、火野正平こころ旅ポイント

さて2日目に西表島で出会った昆虫大好き親子、台風の影響できょう午前に西表島から戻ってくる模様。
もしかしてこの船かしら…とフェリーターミナルで待ち構えていると…ア!降りてきたYO!


オヤジさんは再会するなり「ゴードンいこうや!」と、石垣市で有名な喫茶ゴードンで旅の報告会を行うことに。
オッケー、じゃあホテルをチェックアウトして現地集合ね。

ゴードンでも騒がしい3人
お店のお姉さん「賑やかで楽しいわ」

喫茶ゴードンで再集合、船浮後の昆虫観察結果を高校生からレク。
あいにく満席で私は参加できなかった夜の虫観察ツアーも成果はあったようだが、お目当てのナナフシには出会えなかったそう。
今日はこれから一旦大阪に戻って、北海道で虫探索をやるんだって。元気なーw


私が搭乗する午後のフライト時刻も迫ってきたところで「じゃあ俺たちも一緒に空港いくわ!」と3人で空港へ、全員でチェックインを済ませる。
親子は夕方のフライトなので空港周辺のオススメスポット尋ねられ、海岸も近いしバスでちょっと戻って白保の海もいいわよとレク。

ロビーでお茶を飲んでいると、そこへ昨日虫ツアーで親子と一緒だったご家族が登場。この家族が居たからツアーに参加できなかった訳だが、そのご家族の奥さんとこの昆虫高校生との未来の奇妙な(?)繋がりも判明し、最後の最後まで面白い事いっぱいの八重山旅。

保安検査締め切りギリギリまで話に花が咲いたが、ここでお別れ。

八重山での楽しい時間、忘れません。
…なんかまたどこかで会いそうな気がするなぁw


8/12 NU614 ISG-OKA Boeing 737-800 JA09RK

忘れてませんIGE

開港日から通い続ける新石垣空港も
ようやく「新」を取る通達が出た



宮古空港

シブがき島のある慶良間はまだ未訪問

渡嘉敷ヘリポートをインサイト

前島を通過して那覇空港のファイナルへ



那覇空港からUberのプロモーション割引を使って天久まで。
いつもの「かりゆしウェア」工場でオーダーメイド。
ようやく会えた会長さんが私の帽子に付けているミャクミャクのピンバッジを見て「万博また来月行くのよー」と、ここ沖縄から万博にハマリ中だとか。


定宿にチェックインして、今日は早めに休肝日の酒場放浪スタート。
1年ぶりのexママの店。…ちょっと飲むけどぉ。


「そういえば富山から貴方の紹介でお店に来られた方、いらしたわよ」

我が家に来る宅配便のお姉さんが「今度旦那と沖縄行くんだけど、どこかオススメのお店や場所ある?」との事だったのでご紹介。
富山から来たってことで、ピンときた模様。
ここは…大事なお店なのでBlogではヒミツよ。


明日は去年も訪れた島へ再訪問。
台風の影響もあってお船の様子が心配だけど…プランBでも覚悟はできてますよ。


8月13日編に続く…

2025年9月14日日曜日

回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月11日) 【3日目:西表島でマンゴー食べて石垣島へ/石垣島酒場放浪編】

(回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月10日) 【2日目:西表島・船浮編 “見知らぬ親子と昆虫探索&船浮要塞 - 戦跡探訪”編】はこちら)

2025年8月11日、西表島の朝。おはようございます。


ちょい寝坊で日の出に間に合わず。
それでも向かった海岸には先客1名。地元のオッチャンがサヨリ釣り中。


たぶんリュウキュウメジロだと思うんだけど…
動かないで―!


朝もハヨからアダンの食痕探し
脳が昆虫に侵されてます

宿で朝食を頂いて再び外出。
昨日の星空観察の際に地元の方から「砲台跡があるから見ておいでよ」といわれていた場所を目指す。




とりあえず歩いてはみるものの、一番開けている場所に何かしらの痕跡はあったが、砲台のそれとわかるものは見つけられなかった。
のちに検索してみると砲台跡と弾薬庫跡があるみたい。ちゃんと調べてから向かわないとダメね。

いちばん開けているところまで来てみたものの…
それらしき痕跡は見つけられなかった

昨日の星空観察の海に出ると…
ウミガメが息継ぎ中
撮れなかった―

新盛家住宅
沖縄最古の木造茅葺き民家といわれている



祖納から路線バスで大原地区へ


宿に戻ってチェックアウト。
路線バスに乗って大原地区まで、90分のロング乗車。
西表島の路線バスは完全キャッシュレス実証実験中、クレカのタッチで乗車。
…地元の人はコッソリ現金で乗ってる?(ボソ

今日は3日目にして旅の中休み。
特段の予定もないが、大原にある元那覇の居酒屋のママが営む喫茶店でお茶する予定。


浦内川ではSAPやカヌー実施中

ピナイサーラの滝も車窓から

大原港に着いた頃にちょうどママの喫茶店が開店。
先客の家族連れとともに店を訪れるが…ランチタイムは予約で満席、断られる。

「今日は予約があってごめんなさ…あ!なんだか懐かしい顔!ちょっと寄って行きなさい!」と、後ろの私は手招きされて店内へ。

予約客の準備であわただしい中、昔話に花が咲く。
那覇の居酒屋もそうだったが、ここ西表島でも相変わらずの繁盛店、予約が重なっちゃって大変そう。
予約のお客さんが来たところでお別れ。
今度はゆっくりと。また逢いましょうね。

ママが育てるマンゴーを頂く
日本一の味よ

ランチは港の東屋でお弁当

港のアダンにも食痕あり


午後の安栄観光で石垣に戻る

石垣海上保安部は日本一の忙しさ
いつも領土と海を守ってくれてありがとう


ホテルにチェックインしてちょっとお昼寝。
日が暮れたところで酒場放浪スタート。

初日に断られた店を含めて何件か覗いてはみるものの…結構混んでるね。
そんな中でもカウンターに空席発見、快く受けてくださり隣にはスペイン人カップル。

続いて地元のお客さんの輪に加えて頂き、店主やスタッフも明るく楽しい時間。
石垣島での行きつけのお店、ひとつ出来ました。



明日ものんびり過ごしつつ那覇への移動日。
1年ぶり9日間の沖縄旅、まだまだ日程は続きます。


8月12日編に続く

2025年9月13日土曜日

回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月10日) 【2日目:西表島・船浮編 “見知らぬ親子と昆虫探索&船浮要塞 - 戦跡探訪”編】

(回想 沖縄 - 西表島・石垣島/沖縄本島 - 粟国島・水納島・津堅島の旅2025(8月9日) 【旅の計画“人気離島の手配はお早めに…”/1日目:石垣フライト・酒場放浪編】はこちら)

2025年8月10日、石垣島の朝。おはようございます。


日の出を拝めなくはないロケーションだけど、目覚ましアラームを掛けない旅がここに。
ええ、自然と早く目が覚めますから。(歳

西表島女子&八重山旅のプロフェッショナル女子が薦める「船浮」へ


宿の朝食をサクッと食べて毎度のフェリーターミナル。
今日は念願の西表島・船浮地区へ。


これまでも何度か船浮訪問を計画して石垣島まで来てはいるが、上原航路の欠航などでチャンスに恵まれず。

そんな船浮、那覇にあった西表島出身の居酒屋のママに「まだ船浮行ってないでしょ?」と6年前に言われ、また今年の金沢で開催された旅フェスタにて八重山の観光宣伝を手掛ける八重山ビジターズビューローのお姉さんにも「船浮行きました?まだ?いいですよぉー」と、2名の女子にオススメされたエリア。

女子に誘われちゃあ行くしかないでしょ。
…一人で行くけど。


フェリーターミナルにある
尖閣諸島行政標柱


ここで行程を確認。
まずは石垣島から西表島・上原航路で上原港へ。
そこから路線バスまたはフェリー連絡バスで白浜港まで。
そして白浜港からさらに船に乗って船浮港を目指す、ちょっと行きにくいエリア。

白浜港から船で行くって言っても船浮は西表島に隣接する島ではなく、あくまで西表島の島内航路。
同じ西表島にある、船でしかたどり着けない秘境。それが船浮だ。

石垣島から日帰りでも行けるけど、公共交通機関オンリーで行く場合は入念なスケジュール確認が必要。
上原港行きのフェリー欠航時は大原から行けなくもないけど…ちょっと行程的にはキツイかも。

そして季節は夏休み超繁忙期&3連休の中日。
八重山の離島航路予約なんてしたことないけど、さすがに今日の往路は事前予約。
当然ながら満席の船内です。

安栄観光の“いりかじ”
双胴船です

当日枠もあるものの…事前予約は満席
なんとか空席を拾って予約GET

西表島・上原港に到着

西表島・上原港に到着。
ここからは路線バスで…となるのが通常だが、安栄観光の乗客は白浜エリアまで西表島西部地区送迎バス(無料)を利用可能、今回はそれに乗車。
このしくみ、とっても便利なのよ。

憧れの船浮ひとり旅のハズが…見知らぬ親子と昆虫探検


安栄観光の西表島西部地区送迎バス
乗船前に乗車チケット貰うのを忘れずに

乗車時に行先を告げる
車内はグループ含め3組、白浜までは私だけ

白浜港ターミナル
ここまでは以前に訪問済み

11時の白浜発まで1時間
ひとりで待ちます…

船浮で定期航路との接続待ち、1時間。
自販機で飲み物買ってひとり港で待つ私。


…とそこへ、緑のトゥクトゥクで現れた2人組。
なんか珍しいのに乗ってるなぁ…と話しかけたが最後。お互いに話が止まらないw

大阪から昆虫観察に来た親子、にぎやかなオヤジさん&とにかく昆虫に詳しい高校生。
西表島に滞在して昼も夜も活動的に巡っているそう。

待ち時間もあっという間、一緒に船に乗り込んでもやかましい3人。
しゃべりに夢中で、お船の写真撮り忘れたじゃないのYO!

白浜港出航

おしゃべりしてたらあっという間に
船浮とうちゃこ


船浮のメインストリート
小さな集落に宿が数件、ランチも食べられる静かな集落

15分の船旅で船浮に到着。
これで八重山の旅客定期航路全部乗ったことになるかしら。
むかーし航空便欠航で与那国-石垣航路にも乗ってるのが効いている。

「イダの浜いくでしょ?一緒に行きましょうや!」とお誘いし、ここからは…3人組で巡ります。

小さな路地を進み…

イダの浜までは森の中を歩く

イダの浜への道すがら、トンボやチョウ、セミの姿。
すかさず詳しすぎる高校生から説明を受ける。
昆虫マニアといっても細分化されるそうで、彼はトンボ好き。
でもトンボにとどまらないその知識とトークにぐーっと引き込まれる。

これまで沖縄では植物や鳥には多少興味をもって目を向けてきたけど、今度は昆虫。
そりゃ沖縄の離島、珍しい虫が多いのはわかっちゃいるが…へぇーの連続。

上の川(ウイヌカー)
ここにも…

トンボ発見
詳しい説明が続きます
フムフム

虫の道を歩いていると、現れた海。
イダの浜に到着。

イダの浜
船浮いちばんの見どころ


青い空・青い海・白い砂浜の3点セットが絶妙にマッチ。
綺麗な―。
「うわーすごい青い!ほら見て海!」と私が騒ぐと「“綺麗!見て!”とか男がいうんかい!」とオヤジさんからツッコミw

「慶良間ブルーも見に行ったけど、ここが今のところ一番かなぁ」と、旅好きのオヤジさん。ほらーやっぱり綺麗でしょー。



高校生は虫探しに夢中
アダンの葉を食べるナナフシを見てみたいのだとか

ビーチの端に荷物をおろしてしばし休憩。
ランチ食べそびれに備えて持ってきたサーターアンダギーをみんなで分けて食べる。
「口の中の水分全部持ってかれた!何持ってきてんねん!」
と、モグモグするオヤジさんからツッコミw



イダの浜からの帰り道も昆虫解説が続く
こちらはアサギマダラ

FMラジオの船浮ギャップフィラ―中継局
「いろんなマニアがおるんやなぁ」と
親子もアンテナマニアに興味津々

3人で食べるランチは八重山そば


西表島・船浮に残る戦跡「船浮要塞」
大潮の干潮で現れた謎の遺物たち


食事を済ませ、帰りの船の時間まで時間があるので「今度はボクの趣味、戦跡を見に行きませんか?」と親子をお誘い。
二つ返事で昆虫の次は戦跡探検隊。

地元の方に場所を確認しアドバイスを受け、みんなで行ってみることに。

船着き場の近くに素掘りのトンネル
大戦では防空壕として利用されたようだ

虫好き高校生がライトを持っててラッキー
中は…コウモリがぐーるぐる

トンネルを抜け進むと豪を発見
すぐに特攻艇秘匿豪と思われる豪がいくつか



琉球朝日放送の映像によると、これら特攻艇秘匿豪のほか
発電室や弾薬庫として利用されたとされる

たどる記憶つなぐ平和#16「西表島・船浮要塞」


謎の穴も
なんだろな

この日はラッキーなことに大潮。
ちょうど干潮時刻だったため、湾内を徒歩で容易に移動し巡ることができた。

「もうちょっと奥まで行ってみようや!」と、探検隊長のオヤジさんが指揮をとる。

日頃は海に沈んでいるであろうエンジン
大戦時のものかは不明だが…それっぽくない?

エンジンにはKUBOTAと読めるロゴ

船の一部と思われるものもいくつか

先述のQAB映像によると
日本軍の桟橋跡との事

大潮で桟橋跡もはっきりと見られた

秘匿豪まで見られればいいかなぁ…と思っていたが、干潮の船浮湾には戦跡と思われるものもひょっこりと顔を出してくれた。

この親子と来なければ、ここまで進んでこなかっただろうなぁ。
即席の探検隊、よい成果となりました。皆さんありがとう。


地元のオバアが潮干狩り
「昔はもっと採れたけどねぇ」

船の時間まで残りわずか。
集落に戻ってかき氷タイム。


「あ、船で一緒になった3人さん…え!同じグループじゃないんですか?!」
と驚く地元のお姉さん。
そこへ彼女のオジイがやってきて「私のおじいちゃん、船浮でイリオモテヤマネコを捕獲した人よ」ってエエエエェー。

さらに「そーいや昨日ヤマネコに出会えたんですよ、ほら」と、暗闇で目が光る写真を見せる昆虫高校生。
エエエエエー。そんなに簡単にみられる?w

どこまでも面白いことが起こる西表・船浮の旅。




船に乗ったら…わ、桟橋の隣に防空壕への入り口発見も、
時すでに遅し…ガク



船を降りてここで親子とはお別れ。

「今日の夜、虫探しのツアーに申し込んであるんすけど一緒にどうですか?」

行く行くー!
お互いの連絡先を交換、あとでツアー会社に電話してみるね。

白浜港からは路線バスで

路線バスで移動、今日は西表島の祖納地区に宿を取る。
チェックインして早速ツアー会社に電話してみるが…あいにく満席。
あー行きたかったなぁ。

肩を落としつつ、近所の売店でビールを買ってそのままビーチへ。


ビーチでひとり乾杯

完全に脳が昆虫モードに
アダンの葉を見ては
食痕状況を先ほどの高校生に報告

地元の子供たちがドボーンと海へ

今日の酒場放浪は、宿の夕食からスタート

酒場放浪、2件目は夕日を見ながら

宿に一旦戻ってから星空撮影のため再び海岸へ。
大潮満月の夜を明日に控え、ちょっとお空が明るすぎるかしら。

そこへ地元のおじさんが食後のお散歩、堤防に腰かけてしばしのゆんたく。
船浮要塞を見てきた話をしたら「砲台跡があるから行ってみたら」と戦跡のご紹介。

明日の朝にでも行ってみましょうね。


8月11日編に続く