(回想 高松・小豆島の旅(12月10日) 【旅の計画 - 満席のサンライズ号の個室を取る方法/1日目 - 念願のサンライズ瀬戸に乗車】はこちら)
2021年12月11日、サンライズ瀬戸号の朝。おはようございます。
昨晩は名古屋駅を過ぎたのを確認してからは記憶なし。目が覚めたら岡山駅に到着する直前…も、濃霧で若干の遅れ。
グッスリとはいかなかったが…まだ2時間は横になれるからね。
岡山駅到着。
ここでは併結していたサンライズ出雲号との編成の切り離し、解連作業が行われる。
鉄オタ的にはビッグイベントなのだが…着替えせにゃらんし、瀬戸号が先発なのでここは車内から見守ることに。
またここ岡山で両編成ともかなりの人数が乗車を終了し下車したものと思われる。
人気?の切り離し場面には多数の見学者 ワタシャ室内から寝間着で見学 |
児島でJR四国の乗務員に交代 |
人生3度目の瀬戸大橋通過中に、おはよう朝日 |
高松駅に到着。
通常であれば、終点高松駅となるサンライズ瀬戸号だが、今日は週末の琴平延長運転日。
所定約35分の停車時間を利用してホームに降りて体を伸ばす。
久しぶりの高松駅、昔来た時は駅前でうどん食べたよ…と、当時の同行者が教えてくれたが記憶なし。
ならば途中下車して改札の外へ…と言いたいところだが、高松では途中下車することは許されない。
これは「区間外乗車」のルールに抵触するため。
乗車券は乗った経路分の運賃を払うのがルール。今回の琴平延長運転では「宇多津駅-高松駅」を延べ2回乗車することになるが、サンライズに乗車している場合はこの区間の運賃の支払いが免除される。そのため、東京-琴平の乗車券も上記区間を含まない最短ルートのみの所持で乗車ができるが、途中下車した場合は別途当該区間の乗車券収受となる。いや待てよ、特定列車乗車にかかわるルールだから、それも認められないかもね。
残念な事にホーム内からも利用できた「連絡船うどん」は閉店してしまったが、小さな売店は利用できるので、多少の物資購入は可能。
再乗車し琴平へ |
8時39分、終点の琴平の到着。
私の旅人生においても、最長乗車列車となったサンライズ瀬戸号。
次乗ったら…たぶんすぐ寝れちゃうと思う。また乗りたいネ。
駅の観光案内所で地図をピックアップして目指すはもちろん金比羅宮。
表参道を目指す道すがら、喫茶店のモーニングをのんびり頂く。
店を出てリュックをコインロッカーに預け、いよいよ石段785段の御本宮を目指す。
一段目が始まります |
時刻は9時すぎ、いまからシャッターが開くお店も多い。
この一之坂あたりが、こんぴらさんの参道らしい景色、映画男はつらいよで見た景色。
その坂を修学旅行生?と思われる生徒さんたちに交じりながら上る。
一之坂 |
掃海殉職者顕彰碑 |
大門、ここで約半分 実はこの大門まで送迎を利用することも出来る |
桜馬場 |
こんぴら狗の銅像 |
今治造船株式会社の巨大な奉納プロペラ このような奉納品も多数あった |
プロペラ前では神馬がお出迎え |
こちらは木彫りの馬、木馬舎 |
真須賀神社 御本宮までの間、多くの神社がある 小銭がいっぱい必要ですヨ |
御前四段坂を上りきると… |
御本宮 |
お参りを済ませ、展望所から讃岐平野を眺める |
奥社へは御本宮の右側から ここは…次の参拝のときに。 また来られますよう… |
神楽殿 |
三穂津姫社 |
旭社 |
長い階段、マスクもあってゼエゼエなんて言ってましたが、無事にお参りを済ませる事が出来た。
すれ違う人も多く、観光客が戻っているようにも感じるが…ちょっとその辺で聞いてみよう。
うどんを頂き、御馳走様でしたと店を出ると…あれ、様子がおかしい。
帰り道、桜馬場の紅葉が美しい |
売店を覗いておばちゃんから琴平の旅現状をアップデート。
「お客さんは増えてはきたけど、例年のピークから比べたらまだまだ。修学旅行の子供たちは四国とか岡山とか近隣から。初詣は賑わうと思うんだけど…」
お昼は香川うどん県 セルフうどんの店でぶっかけを頂く |
うどんを頂き、御馳走様でしたと店を出ると…あれ、様子がおかしい。
どうやら自転車で転んだまま動かないおじさんが倒れている模様。自動車が通れないような路地なので交通事故ではなさそうだが…既に若者の手によって119番通報されている。
琴電琴平駅から今日の宿のある高松市内を目指す。
琴電はsuicaが使えてやっぱり便利。みきゃんさんとこもお願いしますよ…(小声
遠くからサイレンが聞こえてきたので交通整理と誘導役を買って出る。
すぐさま救急隊員に引き継がれて、若者も私も一安心。
救急車に続いて、警察車両も到着 あとは任せます、おじさんがんばって |
琴電琴平駅から今日の宿のある高松市内を目指す。
琴電はsuicaが使えてやっぱり便利。みきゃんさんとこもお願いしますよ…(小声
午後の予定はまったくのノープラン。
旅の基本は午前に1か所、午後に1か所、あとは場面で。それぐらいがちょうどいいの。
とんでもなく揺れる電車の中で地図を眺めていると…高松城跡か栗林公園か。
今日は栗林公園を見て、明日の朝に高松城見ればいいかと栗林公園駅で途中下車。
事前の知識もないまま、少し歩いて栗林公園。
人影に鯉が集まりますが…冬場の餌やり禁止 |
園内はおおきく北庭と南庭に分けられるが、入口のお姉さんの「園内は南庭をまわるのがオススメですYO」の指示どおり南庭を巡る。
すると、公園には似つかない大きな望遠レンズと三脚を持ったおじさんが湖面の上を狙っている。
どうやら鳥がいるようだが…あ!カワセミ!!
どうやら鳥がいるようだが…あ!カワセミ!!
巨大レンズが狙う先には… |
これが人生初!カワセミとの遭遇! |
木の上から湖面の獲物を狙うカワセミ 美しい青い羽根にウットリ |
ローカルのカワセミフォトハンターのみなさんもやってきて、総勢3名+私。
何事かと通りがかった観光客も「何かいるんですか…?」と不思議顔で尋ねてくる。
おじさんが「ほらあそこに飛んでいったよ、その上にも」と指南してくれ、2羽のカワセミに出会うことができた。
それにしても青い羽根が美しい…。みなさんがカワセミにハマるのが分かるなぁ。
この日は天候にも恵まれ、園内では婚礼写真の撮影も行われていた。
「瀬戸の花嫁ですネ!おめでとうございます」
高松ではみなさんも栗林公園へ。
ローカル路線バスももちろんsuicaオッケー |
栗林公園前からバスにのってホテル前まで。
時刻は15時、そのままホテルにチェックイン。
小さなフロントデスクは長蛇の列。20分ぐらい待ったかしら。まだまだ後ろの列が伸びている。ここも観光客が結構戻って来てる印象はあるね。
足もパンパン、前週の松山同様昼寝して夜の酒場放浪に備えます。
3時間ほど昼寝して、 今夜も行きます酒場放浪 |
19時過ぎ、繁華街のアーケードはそこそこの人出。
さいしょに覗いた居酒屋も満席なようで、先に覗いたお客が私に手でバツを作る。
店舗前のメニュー表に「ただいま満席」と書かれたお店からお客が出てきたので、ダメ元で聞いてみると…1席開けてくれた。
一番奥のオリーブハマチがプリップリ |
高松のお刺身、とても美味。
何よりも醤油が美味しすぎるんだが…尋ねると「あら!わかりますか!お刺身に合うようにブレンドしてるんですよ!」
醤油も売ってくださいな。
今日は、今日だけは… シメのラーメン |
宿に戻って大浴場で汗を流し、ベッドにダイブ。
今日はさすがに歩き疲れ、サンライズ瀬戸での寝不足もあってすぐに寝落ち。
明日は早起きしてフェリーに乗船、小豆島を目指します。
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