(回想 松山・呉の旅(12月3日) 【旅の計画/1日目 - わずか5分のための東京前泊/都心上空ルートいらっしゃいませ】はこちら)
2021年12月4日、東京・穴守稲荷の朝。おはようございます。
ナンパした機長がまさかの搭乗機の機長?!
時刻は6時25分、大混雑とまではいかないものの保安検査場の前には行列が出来ていて、出発間際の人はお知らせくださいとGHさんが疎を保ちながら絶叫している。
感染状況も落ち着いていて東京ですら20名以下の陽性者な毎日。もう旅の現場ではお客がかなり戻り始めてきているとみていいかなぁ。
B検査場から保安エリアに入ったすぐのところで、機長さんが子供たちにステッカーを配っている。
「大きなお友達にもいただけますか?」と申し出ると快くステッカーを分けていただく。
私:機長さんの機種は何ですか?機長:私はA321でいまから…松山なんですよ。私:え゛!今からその松山便に乗るんですよ!今日のフライトよろしくお願いします!
まさかの搭乗便の機長をナンパしてしまい、睡眠不足の脳も一気に目が覚める。
少し歩調をあわせながら一番遠い搭乗口へ向かうが、振り返ると機長さんは子供たちを見つけてはステッカーを配っている。
12/4 NH583 HND-MYJ Airbus A321neo JA138A |
機内はほぼ満席。
謎のVIPの搭乗を待って定刻に遅れる事4分、少し霞んで見えるスカイツリーを見ながらD滑走路までA321neoが地上走行。
空港南側には大型機が出番を待っている。中には完全に目張りされた機体も。 今日は空を飛べるのか、それとも… |
航路上の天候は、静岡付近で雲が多少あるも概ね晴れ。
あれれ、航路的には富士山を見下ろせるハズが、直行経路を貰ったのか富士山の南側を通過。
セントレア付近で機長のアナウンス。はいはいお声はこの方でしたよ。
じっくりと長めのアナウンスで航路のご説明。松山空港は大きく回り込んでの着陸と機長が言っているが…となるとRWY32かな。
RJOM B M2300 (APCH)VISUAL USING RWY 32 DEP FREQ 128.0 M 032300Z 29018KT 30KM FEW025CU 09/01 Q1021/A3017= Q/THREE ZERO ONE SEVEN STP
神戸空港 |
瀬戸大橋 |
瀬戸内海の小島を見ながら、脳内は瀬戸の花嫁 |
しまなみ海道 |
Visual approachでRWY32のレフトダウンウインドに入る さーここからがパイロットの腕の見せ所ですよ |
レフトベースでぐーんと旋回 滑走路を正面に捉える |
忘れてません松山VOR/DME |
どこを見ても、みかん、ミカン、蜜柑。
松山空港到着。
昼飯を済ませていよいよ道後温泉本館で入浴…も、密回避で整理券方式での入浴だそう。
松山空港の滑走路は今回が初利用。四国は何度か旅をしているが、空路ではこれまで高知空港を利用したことがあるだけだ。
降機の際CAさんに今回の機長さんとの出来事をご説明し「ナイスランディング&ナイスフライトでしたとお伝えください」と伝言し降機。
またぜひ機上でお会いしましょう。
窓越しに機長さんにご挨拶したかったが…デブリーフィング中 |
ANA松山空港所の力作 「MYJバゲージタグツリー」 |
愛媛といえばミカン この謎のキャラが松山旅行中ずっとどこかに登場します |
ここにも登場、みきゃんツリー |
バスまでの時間、展望デッキで搭乗機を見る 機長が既に次便に向け機体チェックを行っている |
みかんジュースタワー 空港内のカラーもどこかしらオレンジ色多し |
伊予鉄のバスもバス停も当然みかん色 |
伊予鉄の市内リムジンバスで大街道駅到着。
とりあえずホテルのフロントに荷物を預けて市内観光スタート。
まずは行くでしょ道後温泉。みかん色の市内電車で道後温泉駅を目指す。
オット財布の中の小銭を確認…伊予鉄さん、suica使えると便利なんだけどなー。
道後温泉駅 |
駅前のからくり時計が11時をお知らせし終えたところ |
腹が減っては…と、愛媛の名物「鯛めし」 |
道後温泉の主がお出迎え |
昼飯を済ませていよいよ道後温泉本館で入浴…も、密回避で整理券方式での入浴だそう。
直近の空き枠を押さえて、小一時間のコーヒータイムwithモンブラン。
しばしの昼寝で体力復活。もちろん行きます吉田類的松山酒場放浪。
道後温泉本館は保存修理工事を行いながらの営業 正面入口のお姿は次回の旅までおあずけ |
改装中のため入浴は「霊の湯」のみ いいお湯でした |
坊ちゃん列車が運行の合間の展示線に入線中 |
電車で移動して次は松山城へ。
松山城へはこの「ロープウェイorリフト」で向かいます。
今日はお天気に恵まれたので、もちろんリフト。スキー場で昔乗った、アレです。
ここまでは徒歩、またはロープウェイの代金だけで来られるが、 やっぱり行くでしょ天守閣 |
道後温泉から松山城と廻ったが、観光客も個人やグループなどそれなりに。
疎を求める旅、つまりはドン底期は脱した感触はあるかなぁ。
帰りもリフト ロープウェイも同じチケットで乗れますヨ |
寝不足もあってホテルで昼寝、バタンキュー |
しばしの昼寝で体力復活。もちろん行きます吉田類的松山酒場放浪。
ホテルは松山の中心地「大街道」にあり、周辺には多数の居酒屋がある。
人通りも多いが、まだちょっと時間が早いからか店内は空席が目立つ。
着席して駆けつけ生中と煮込みで始めていると、お客さんがだんだん増えてきた。予約の電話もよく鳴っていて夜の街にもお客が戻ってきている感触が伝わってくる。
しかし油断禁物。アクリル板に囲まれながら、ひとり静かに、でもちょっとゆっくりと飲む。
お勘定を済ませて外に出ると、女性店長が外までお見送り。
「まだまだですけど、お客さん徐々に戻ってきてますね。締めの一品?お好み焼きなんてどうですか?」とご提案。関西圏の影響か、やはり広島が近いからか、グーグルマップで検索すると何店舗かマップに出てくる。たどり着いたお店は…関西弁の店主が作るお好み焼き。
ホテルに戻って明日の支度。
明日は松山から海を渡って広島・呉へ。
歩いた歩数は2万歩弱。さすがに今日はよく眠れそうだ。
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