2019年6月11日火曜日

回想 沖縄・八重山の旅2019(6月7日)【旅の計画/1日目 - 往路フライト・那覇酒場放浪編】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)

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八重山の有人離島制覇へ


前回の「冬の沖縄・八重山の旅」から6か月。
いつも冬の沖縄を旅する私にとって、6月の沖縄はホントに久しぶり。

前回の八重山の旅からまだ6か月しか経ってないのに「また八重山行くの?」なんて言われそうだが、冬の旅ではどうしても行けなかった離島がある。西表島の北に位置する小さな離島、「鳩間島」だ。

前回の回想記でも紹介したが、冬の鳩間航路は北風による時化で欠航することが多く、いつもの訪沖時には全便欠航で渡れない日ばかり。となれば欠航の少ない夏場に行くしかなく、この6月での旅となった。



そして鳩間島ともうひとつ、西表島と黒島の間に位置する「新城島(パナリ島)」への訪問も目論む。
こちらも人が住む有人離島だが通常の定期路線では行くことができない島で、ツアーを利用して向かうのが一般的。
来島者数も少ないためか、旅のレポートも少ない謎多き島。当然ながら巷のガイドブックにも記載なし。神秘の島とも呼ばれる島の様子はどんなものなのだろうか…。



というわけで今回はこれら鳩間島新城島を訪問し、八重山諸島の有人離島制覇を目標に旅の計画を立てる。


そんな沖縄は梅雨の真っ只中。
でも気持ちは前向きに。梅雨の期間中だって晴れる日もあれば、梅雨明けしても雨が降ることだってあるだろうと、毎度の「お天気にクレームなし」
当然ながら夏場といえど鳩間航路が欠航する可能性がゼロではないので、運航状況や天候によりプランB/Cも想定。

航空券は期限が近づくJALマイルを使った特典航空券で。宿は早めの手配が功を奏しお手頃な価格でゲット。那覇で1泊、八重山で2泊。
モチロン国内旅行保険をセットして旅の道具は保険でカバー。


そして6月7日、23回目の沖縄の旅がスタートした。


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JTAで小松空港から沖縄・那覇空港へ


旅の始まりは…小松空港。

小松空港にはJTAの新しい顔となった「ボーイング737-800」が若干遅れて到着。
これまでのJTAの旅ではボーイング737-400が主力機材だったが、5月をもって全機退役。去年の12月にも搭乗しているこの機種が「新・うちなーの翼」となっている。




チェックインカウンターは珍しく大行列。スポーツウェアの御一行が大量の荷物を抱えて並んでいる。

隣に並んでいたグループ旅行のオジサンたちが「ツエーゲンの人達だよ」と教えてくれた。石川のサッカーJ2リーグ「ツエーゲン金沢」が沖縄での試合に向かうようだ。
そんなオジサンたちはこれから社員旅行でハワイだとか。楽しんできてねー。


2019.6.7 NU37 KMQ-OKA JA12RK


自衛隊のF-15も通常訓練実施中


SONBU TWO DEPARTUREで出発

高度3万ftを飛行し南下。地上は雲に覆われて滑走路探しも出来ず。
機内Wi-Fiが使えるので旅の事前学習をしたり機窓をツイートしたりと退屈知らずの空の旅。
いや、逆に忙しくなりすぎて窓の外見てられねえかも。

JAL公式アプリによるフライトカメラ機能が面白い

前線通過後の前線方向を見る
鹿児島の離島群上空でかなりガツンと揺れた
前線を飛び越えれば再びスムースに

鹿児島の沖永良部周辺からポツポツと地上が見え始め、沖縄本島周辺は雲の切れ間も広くなる。
次第に那覇空港アプローチのシーケンスとなってきた。

沖永良部島


与論島

伊江島
伊江空港や補助滑走路もインサイト

残波岬灯台

那覇の港には…

巨大なMSCクルーズ船




さて恒例のGPSロガーによる航跡紹介だけど、先日のGPS週数ロールオーバー問題に私の機器が対応していないことが判明。正常な記録時刻に直すことも手間なく出来ているのだが今回から最小限のご紹介に。

もちろん航法マニア的に面白いログが取れたときはキチンとご紹介しますヨ。

2019.5.7 NU37 GPS Log
RJNK:RWY06 SONBU 2 Dep/ROAH:RNAV RWY18 Approach
鹿児島からは前線を避けて西側へ。雲がなければトカラ列島がきれいに見えたかな。


那覇軍港に巨大な船
アメリカ海軍の高速輸送艦「GUAM」だとか

買い物ついでに那覇軍港、その後ホテルに荷物を投げ入れて早速の酒場放浪。

いつもの居酒屋にママを訪ねるも「大ママはもう引退したのよ…」ってマジー。去年の訪沖時には立ち寄らなかったので情報入手が遅くなってしまった。

ここは初めての沖縄訪問時に先輩から紹介でお客を連れて行ったのが初訪問。いつも暖かく迎えてくれて旅のアドバイスなども多数いただいた。ローカル客が多く、混んでて座れなかった事も。
一昨年訪問時にそんな予感もしてたんだよなぁ…男の勘。


カウンターにはゴルフ帰りのオジサン2名に、店員の同級生だというお姉様1名。
知らぬ同士でビールに泡盛と、話題も尽きずに盛り上がる。

「大ママは故郷の八重山の離島でCafeを始めたんですよ。明日から石垣島へ?ぜひ行ってきてください!!」と、お店を引き継いだ新ママ。
その島、明日の天候がすぐれない様ならプランBで訪問する計画はあるけども…。

雨あめアメ降れ…って、まるで雨の慕情。
雨が待ち遠しい八重山の旅なんてなんだか複雑だなぁ。


(6月8日編に続く…)
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