2021年1月3日日曜日

回想 沖永良部島・久米島の旅 【旅の計画/1日目 - 小松-羽田フライト編】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

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記載の情報は2020年12月中旬旅行時のものです。
旅行の際は最新の情報やルールを確認し、安全・安心な旅行をお楽しみください。


奄美群島5空港制覇のハズが…


11月にオーストラリア懸賞当選旅行中止の振替旅行として奄美群島喜界島・奄美大島・加計呂麻島への旅行したのは前回のブログのとおり。


実はこの旅の開始前に今回の沖永良部島旅行を予約。これで奄美群島の5空港(与論・奄美・喜界・徳之島・沖永良部)を制覇する計画だったのだが、その11月の旅では徳之島への渡航が天候不良による欠航で実現できなかった。

せっかちというか、気が早いというか…。

というわけで奄美群島5空港制覇は徳之島を残してお預けとなるが、今回は沖永良部島を旅行することに。

そして沖永良部島から素直に帰ってくればいいのに、すんなり帰らないのが私の旅。
沖永良部島から那覇で1泊して帰ってくるつもりだったのだが、いろいろ検索しているとわずか数千円の追加代金で久米島滞在が可能なことを発見。久米島へは既に訪問済みだが、名所である「はての浜」にはまだ未訪問。
これもよい機会と、2度目の久米島をプランに組み込んだ。


コロナ禍における観光受け入れ状況は


そしてこれも前回の旅同様、訪問地域の観光客受け入れ状況を確認。
沖永良部島の和泊町・知名町・おきのえらぶ島観光協会、あとは久米島町の状況を旅行前から常時チェック。



旅行開始時点で来島自粛のお願いは出されておらず、観光振興キャンペーンを実施中。
各島が提唱するコロナ禍における島旅ルールのほか、GoToトラベルの利用条件も遵守が求められる。もちろんCOCOAもインストール継続中。

当然ながら体調不良や各地域の感染状況に変化があれば中止も躊躇なく決断したい。


GoToトラベルを利用せずに半額にする方法、有リマス。


世間はコロナ禍ということもあり、特に観光・旅行・運輸・飲食等への打撃も大きい。前回の奄美大島でも実感しているが、観光客数は大きく落ち込んでいる。
私ひとりの旅行では貢献度など小さなものだが、今回もマイルによる特典航空券は使用せずに全行程パッケージツアーにて構成・手配した。

全行程をGoToトラベルの利用も検討したが、今回羽田から沖永良部島へのツアー部分は奄美群島航空・航路運賃軽減委員会助成金を利用した。これ実はあまり知られていないようで、JALダイナミックパッケージで奄美空港着のツアーで40%、その他奄美群島の空港着でツアー代金の50%助成される。
GoToトラベルの場合、例えばツアー代金6万円の沖永良部旅行で1泊する場合の割引は最大2万円相当まで。しかしこの助成金を使うといきなり半額の3万円になる。GoToとの併用はできないが、GoToよりもメリットが大きいこの助成金ツアーを旅の主幹部分に利用した。

このほか、鹿児島県主催による「かごしまらくめぐり」なるキャンペーンも利用。
これは滞在中に指定施設を利用・購買を行うとレンタカー代金が最大5000円引きになる大盤振る舞いなキャンペーン。
前回の喜界島・奄美大島の旅で利用できればよかったのだが、あいにくキャンペーンに気づくのが遅く対象条件とならない予約としていた。今回はこの条件に合致するように手配。あとは島内で観光地を2か所以上巡ってスタンプを貰い、宿で滞在証明をもらうだけ。


というわけで、「小松-羽田往復+ホテル」の前泊ツアー①と、「往路:羽田-沖永良部島/復路:久米島-羽田+ホテル」の主幹ツアー②、「沖永良部-久米島片道+ホテル」の片道ツアー③の計3ツアーを組み合わせて今回の旅が完成。

先述のとおり特典航空券の使用は今回もなし。貯まり続けるマイル残高が怖いんだけど…。

若い頃にお世話になった旅行業。
旅行現場の現状を見るため、そして微力ながら業界への恩返しになればと、今回の旅がスタートした。

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疎を求める避密の旅



2020年12月17日。

旅の始まりは…小松空港

1泊は沖永良部島、もう1泊が久米島。
島での滞在時間を最大にするため、前泊として羽田空港周辺で宿を取り計3泊4日の旅。

相変わらず赤い実のならないツリー

12/17 NH759 KMQ-HND
Airbus A320neo JA216A 

前便の羽田での出発遅延が原因で15分遅れ
おなかすいたー

搭乗ゲート前には消毒液も



コロナ禍になって初めてのANA搭乗。
搭乗グループが細分化されていて、後方座席を選んだ私はグループ1。
機内はビジネスマンを中心にほぼ満席の様子で、頭上では荷物棚の取り合いが起きている。

降機後にフォロワーさんに教えていただいたが、今日のAirbus A320neoは通常国際線に使用される機材。せっかくの新機材だが、国際線がこの状況なので国内線で活躍というわけだ。
Wi-Fiに個人用モニターも装備されていて機内では退屈知らず。いや、むしろやることが多くなってるよ。

飛行位置をコックピットビューに仕立てた画面もあるが、
高度が気圧高度を示しておらずちょっと残念。
本来ならFL250(25,000feet)とならなければならない。



明日の朝のフライトは日の出前の6時25分。
そのため今日の宿を空港近くの蒲田に取る。

そしてこの日は東京の1日の感染者数が初めて800人を超えた日。
手元にはGoTo地域共通クーポンもあるのだがさすがにこの日は忘年会シーズンの飲食店を避け、ひとりコンビニ飯で…と、途中中華料理店の前を通りかかる。中をのぞくと…お客が誰もいない。

それならばと入店し、このお店で晩飯。お客が誰もいない広い店内で静かな飲食。着席前に消毒液の利用も促され、GoToトラベル対応店なのでもちろん感染対策も行われている。
味はもう最高。久しぶりに本格的な中華料理をたらふく食べたなぁ。
結局、入店から退店まで誰も来店しなかった。


ビニールカーテン越しに店員さん「毎日お客さんも少ないし、食事時間も短時間。例年ならこの時期は宴会予約もたくさん入るんですが、今年はさすがに厳しいですよ。」

正直いわせてもらえば…誰もいなかったから入店したわけで、これがお客が他にいたり満席に近かったらやっぱり入らなかった。なんだか複雑な気持ち。
厳しい現実を見る…。

「また来ますからね」と、店を出る。
次この店に来るときはこの状況を過去のものにし、満席&熱気ムンムンな中で食事が出来ることを願うばかり。


ホテルに戻って簡単に明日の準備して就寝。
明日は夜明け前のフライトだ。


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