2015年12月15日火曜日

回想 沖縄・冬の旅(12月11日) 【旅の手配・往路フライト編(1日目)】

旅に出かけると書いている、気まぐれ回想記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

(いちおう一般記事はですます調、回想・旅行記はである調でやってまス)


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「那覇基地エアーフェスタ2015におけるブルーインパルスの展示飛行につきましては、諸事情により中止となりました」
by 航空自衛隊


10月中旬、「そろそろ那覇行きの特典航空券を予約しないとナァー」なんて考えてるところに、チョッピリ残念な発表が。
発表後に訪れた築城基地航空祭でブルーインパルスのクルーにいろいろ探りを入れてみるものの、中止の明確な理由は得られなかった。2015年初頭から予定されたものを取り消す「諸事情」ってやっぱり気になりますよねぇ…。

でもブルーインパルスが見られなくても、期限が迫るマイルを使って特典航空券をポチっと。地元部隊の飛行も見たいし、諸事情も探ってみたいし、何よりも1年の旅の締めくくりはやっぱり沖縄じゃないとネ。

当初、土曜日から2泊3日那覇オンリーの旅を計画・予約していたが、出発5日前になって金曜午後から時間が取れそうなので予約を1日早めて4日間の旅に。特典航空券は早期購入割引運賃やツアー運賃と違って予約変更可能なのがありがたい。

1日早めた分のホテルを追加予約して、観光の足にとレンタカーを追加。
ホテルはポイントやら割引クーポンやらをかき集めて旅行予約サイト経由でポチっと。
レンタカーは大手レンタカー・コンパクトカー・26時間・免責保険込、公式サイトで予約すると10,476円・会員価格が8,812円を、こちらも旅行予約サイト経由でお値段3,210円。

レンタカー予約の鉄則は「レンタカー会社公式サイトから予約しない事」。
もちろんレンタカー会社公式サイトもチェックするが、総合旅行予約サイト・旅行会社経由の方がガツンと安く予約できる事がほとんど。また各サイトによって同じレンタカー会社でも価格や条件が異なるので比較を忘れずに。
あとは、免責保険に加えてNOCまでフルカバーする補償プランがある会社を選ぶのがオススメ。沖縄だと3社ほどありますかね。単に最安・激安なだけでレンタカー会社を選んじゃダメよ。

2か月前からジックリ手配、直前にバタバタ追加。
そして迎えた11日。「冬の沖縄旅」が始まった。

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旅の始まりは…小松空港。

毎度のJTA那覇便ですが、いつも特典航空券でスイマセン。

12月の空港はどこを見てもクリスマスモード。JALカウンター前にも、恒例の「ツリー+北陸の冬=雪吊りー」と、去年と同じダジャレツリーがお出迎え。新作期待してたんだけどなぁ。

北陸の冬の風物詩“雪吊り”を施された「雪ツリー」
来年は新作をお願いします

ANAのツリー飾りに赤色はなし
まあANAらしい考え方

この日は関東や北陸などを中心に強風が吹く大荒れの空模様。

IBEXの成田便が欠航になり、ANAの東京便が50分遅れ。搭乗するJTA便も那覇発の便が那覇空港管制指示による遅れで30分近く到着遅延、折り返しの搭乗便も10分遅れのETD。

RJNK 110436Z 36026G37KT 3500 -SHRA FEW002 BKN005 BKN010 14/12 Q1003 RMK 1ST002 5ST005 7CU010 A2962=

えっと滑走路06のILSは更新期間中で停波中。那覇からの到着便…降りられますよね?


搭乗機が30分遅れで到着





折り返しのJTA37便は結局19分の遅れで出発。搭乗率は6割ちょいぐらいか。
雨・風が強くて雲も低い。これは揺れるぞぅ…

RJNK 110538Z 36021KT 3200 -SHRA FEW003 SCT005 BKN010 13/11 Q1005 RMK 1ST003 3ST005 7CU010 A2970 VIS SW-W 3000M=



RWY06で離陸してSONBU TWO DEPARTUREで一路那覇へ。
案の定、離陸後すぐに揺れはじめ、ガツンと強く揺れることも。揺れは得意じゃないのよぉ…
雲上に出てからもコトコトと揺れていたが、最終飛行高度では揺れも収まりベルトサインオフ。


中国地方を過ぎて大分に差し掛かるころから地上が見え始め、スカイタイムを飲みながら滑走路探しのため窓に張り付く。
隊長ブログを見習って、滑走路は補正して炙りだしてみたので、変な色になってるのはご勘弁を。

佐田岬

航空自衛隊 新田原基地

宮崎空港

海上自衛隊 鹿屋航空基地

雲の隙間から僅かに見えた口永良部島
早く穏やかな島に戻るといいですね


沖永良部島

上空には成田へ向かうThai AirAsia X 606便(Airbus A330-343/HS-XTD)

名護市・バン崎 



那覇空港へは定刻に11分遅れて17:01に到着。まだ明るい那覇の空。

それではいつものGPSロガーによる航跡紹介。


出発はSONBU TWO DEPARTUREをフォロー

細かくショートカットを貰いながら進みTAEへ

トカラ列島・奄美群島周辺は雲で見えず

那覇アプローチではレーダーベクターされてGRASEへ
そして着陸はILS RWY 36 Approach

最高高度はFL360を取った模様。大分でFL320、その後徐々に高度を降ろした様子
(上記表示高度はGPS高度につき、気圧高度への変換が必要)


小松出発を3Dで見る

那覇到着を3Dで





到着ロビーに出ると…ちょっと暑いよ。
去年のエアーフェスタ開催週と比べても気温が5度ほど高く、日中は半袖でもよさそう。


那覇空港からはレンタカー会社の送迎バスに乗り込み、レンタカーで高速道路を北上。
終点の許田I.Cから名護を抜け本部町まで走らせ、瀬底島にある本日の宿に到着。

宿の看板野良猫「ラッキー」がお出迎え
中に入れて欲しいニャー

5年ぶりの瀬底島。
翌日の離島訪問に備えて本部港にも近いこの宿で1泊。途中スーパーで買い込んだ刺身とハイボールで夕食を済ませ、猫のラッキーとともに外の夜景を眺める。



明日は駆け足な1日。
ちょっと欲張りな計画だけどどうなることやら。

(12月12日編に続く)

2015年11月15日日曜日

【速報】 元・富山県警ヘリコプター「(2代目)つるぎ」(ex.JA6769)が離日・海外へ

当チャンネルブログでも度々ご紹介している、元・富山県警ヘリコプター「(2代目)つるぎ」(ex.JA6769)。
救助訓練の活動や退役後の動静について以下の記事などでご紹介してきました。

遂に撮った! 富山県警ヘリ「つるぎ」(JA6769)の吊り上げ救助訓練動画を公開 - 平成26年度富山県総合防災訓練



退役後は富山空港に隣接する格納庫内に収容されていました。そして11月12日、その「つるぎ」に動きがありました。

その様子をキャッチしたのは偶然にも高速道路のパーキングエリア内。
加賀市への移動中に立ち寄ったP.A.内で目にしたのは、トラックに乗せられた1機のヘリコプターでした。(ドライバーさんより停車中の様子を撮影させていただきました。ありがとうございました。)




荷台に乗せられたヘリコプターには、愛称や登録番号部分に目隠しがされていますが、まぎれもなく富山県警で活躍した「A109-K2」。

2014年11月に後継機となる3代目つるぎにバトンを渡し、2015年1月22日に「航空の用に供さない」として国内では抹消登録。その後は富山県警格納庫内で保管。機体の今後については「未定」とされていました。

2015年5月30日撮影の富山県警航空隊格納庫

左が退役した2代目つるぎ
右は新たに就役した3代目つるぎ(JA139T)

関係者によると、12日午後より搬出作業を開始し県警航空隊関係者に見送られて富山空港を同日夕方出発。関西方面へ向け陸送され、神戸港を経由して海外に輸出される予定との事でした。

20年もの間、富山を空から見守ってきた2代目つるぎ。
どの国で、どのような形で活躍するのか、そして再び空を飛ぶのか…今後も注目していきたいと思います。



以上、2代目つるぎ輸送レポートでした。

2015年11月6日金曜日

引退迫る国土交通省航空局飛行検査機「チェックスター5」が能登空港に飛来 - 「ILS・グライドスロープ飛行検査」を実施

先日ブログで、能登空港の「能登ILS(LOC・DME・GP)」の設備更新に伴う代替施設「能登可搬型LOC25(ローカライザー)・能登可搬型LOC-DME25」の飛行検査の様子をご紹介しました。


8月20日より代替ローカライザーが正式に稼働し、既存のILSは停波。設備更新工事と試験電波の発射が行われていました。
そして10月中旬、工事を終えた能登ILSを検査するため能登空港に再びチェックスターが飛来しました。

今回はILSを構成する施設(ローカライザー・T-DME・グライドスロープ)のうち、「グライドスロープ(グライドパス)」の検査飛行の様子を撮影することが出来ましたのでご紹介します。


まずはその様子を動画でご覧ください。





- Flight Data -
Date: Oct 17, 2015
Airline: 国土交通省 航空局 飛行検査センター JCAB Japan Civil Aviation Bureau
Aircraft: Bombardier BD-700 Global Express
Registration No.: JA005G
Flight No.: VFR
Runway: 25
METAR: 
RJNW 170200Z 07006KT 030V110 9999 FEW025 20/14 Q1020
RJNW 170300Z 03005KT 340V070 9999 SCT030 20/14 Q1020
RJNW 170400Z 05005KT 360V110 9999 FEW030 20/14 Q1019


これまでローカライザーの検査飛行については、前回の能登のほか富山空港でも何度か撮影していますが、このグライドスロープの検査飛行を撮影出来たのは今回が初めて。

グライドスロープとは、航空機に対して適切な進入角度(GP 3度)を示すための電波誘導装置(対してローカライザーは左右の進入方向を示す)。このグライドスロープとローカライザー・T-DMEを利用して航空機がILS進入を行います。

前回の代替ローカライザー検査ではチェックスター3が検査を実施しましたが、今回は「チェックスター5」(Bombardier Global Express BD-700-10 JA005G)が飛来し、その美しい機体と素晴らしい検査飛行を披露してくれました。

なお検査は能登ILSの設備(ローカライザー・T-DME・グライドスロープ)を計4日ほどかけて行われた模様です。

動画内で検査が行われているのは、この「グライドスロープ」(写真中央・鉄塔)
鉄塔には3つの「コーナーリフレクタアンテナ」が取り付けられている

まずは飛行検査機「チェックスター5」がレベルラン飛行で上空を通過

続いてローアプローチによる検査飛行
着陸態勢で滑走路に向けて進入し…

グライドスロープ横を過ぎると上昇

このグローバルエクスプレスの特徴は主翼前縁にあるこの「スラット」
これにより低速性能に優れ、ジェット機ながら低速での飛行検査にも対応が可能

アンテナ横ではセオドライト(測量機器)を使って飛行機を一定の角度や方向へ誘導する地上検査官の姿(写真赤丸)

セオドライトを使った飛行検査では、一定の角度で誘導された機体と航空機が受信した電波の誤差を機上の飛行検査システム(AFIS:Automatic Flight Inspection System)を使って測定、また調整が必要な場合は地上の技官が設備局舎内で機器調整を行いながら、これらの飛行検査を繰り返し行います。

地上のセオドライトに誘導されながら、様々な角度から進入するチェックスター

つづいて滑走路左側から進入

今度は右側から進入
様々なコースを飛行してデータを取っていく

今回訪問した日にはグライドスロープ検査に伴うローアプローチが複数回実施され、グローバルエクスプレスによる美しい飛行を見ることが出来ました。



動画内ではグライドスロープに対してのレベルランとローアプローチの様子のみ収録していますが、ILSの飛行検査ではこれ以外にも「アークフライト」や「モニターアライメント」なども実施されています。
  • ローアプローチ
    ローカライザーコースやグライドスロープコースに向かって進入し、滑走路上を低空で飛行
  • アークフライト
    ローカライザーコースやグライドスロープコースに直交して、一定高度を維持しつつ円弧状に飛行。数マイルから数十マイル先で行われる
  • レベルラン
    高度を一定に保ったままコース上を飛行
  • モニターアライメント
    滑走路末端に機体を停止させ、ローカライザーコースを左右に振り、地上側モニターの機能を検査
これらの飛行を繰り返しながら検査が行われます。


今回実施されたのは「開局検査」と思われますが、その検査項目を飛行検査業務処理規程より抜粋してみました(資料は古い可能性もあるので参考としてください…)
開局検査
航空保安施設等または飛行方式等の運用開始に先立ち、当該航空保安施設等または飛行方式等が所要の要件を満たすことを確認するために行う検査を言う
グライドスロープの検査項目は以下のように記載されています。
変調度
変調均等性
フェージング
グライドパス巾
クリアランス
(1)グライドパスの下側
(2)グライドパスの上側
(3)障害物間隔
グライドパス角
ILSリファレンスデータム
ストラクチャー
カバレージ
監視装置
(1)グライドパス巾
(2)グライドパス角
(3)出力の減衰
予備装置

この日の飛行検査は12時前から始まって16時ごろまで行われ、その間一度も着陸することなく上空を飛行し、レベルラン・ローアプローチ・アークフライトが続けられました。
中部空港への飛行時間を含めると7時間以上となり、機上のパイロットや検査官、また地上の検査官たちにとっても長い1日だったと思います。
これが複数日、また他の空港や航法施設でも同様の開局検査や定期検査飛行が年間通して行われています。


検査を終えたこれら能登ILSは11月12日より再び稼働予定。冬場の視界不良の中での着陸を地上から支えてくれることでしょう。

左が代替稼働中のローラカイザー、右が今回更新が行われたローカライザー

グライドスロープ局舎周辺には作業車の姿

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さて、今回クールな飛行を見せてくれたチェックスター5ですが、新しい飛行検査機導入に伴い、このグローバルエクスプレスを含めた4機が退役する計画となっています。



退役する予定のチェックスターは
  • Gulfstream IV-SP JA001G (チェックスター1)
  • Gulfstream IV-SP JA002G (チェックスター2)
  • Bombardier Global Express BD-700-10 JA005G (チェックスター5)
  • Bombardier Global Express BD-700-10 JA006G (チェックスター6)
の2機種・4機。
新たに仲間入りした「Cessna Citation Model 525C CJ4」3機へと置き換えられ、これにより航空局の飛行検査機からガルフストリームとグローバルエクスプレスの全機が姿を消すことになります。

このグローバルエクスプレスによる検査飛行を見られるのもあと僅か

新機種も気になりますが、富山空港の検査飛行でも度々その美しい飛行を見せてくれたこのグローバルエクスプレスによる検査飛行が見られなくなるのも寂しいですね。



そんな当チャンネルではこのほかにもこの国土交通省航空局・飛行検査センター所属の飛行検査機「チェックスター」の動画を公開しています。

再生リスト:[JCAB CheckStar] 航空局 飛行検査機 "チェックスター[whitewing681]


以上、能登空港ILS/グライドスロープ飛行検査レポートでした。