(回想 島根・山口の旅2023(7月14日) 【旅の計画/1日目:小松-羽田フライト・前泊蒲田酒場放浪編】はこちら)
2023年7月15日、蒲田の朝。おはようございます。
ホテルの朝食を食べてチェックアウト、京急蒲田駅から羽田空港に向かう。
羽田-石見空港フライト
益田経由、津和野を目指す
車内、スーツケース引く女子が多いなぁと思ってたら、ほとんどが通用口に吸い込まれる、空のお仕事な皆さん。
一方搭乗客は…三連休初日しては少な目?保安検査もスイスイと搭乗口へ。
三連休初日にしては空いている感 |
7/15 NH725 HND-IWJ Boeing 737-800 JA88AN |
中国地方手前までは雲の上 |
ここでフォロワーさんから津和野の旅レク、太皷谷稲成神社をお勧めされ機上でマップを開く。
津和野のことは一切調べてないという相変わらずのノープラン。当初は空港探訪ののち、空港か益田で昼飯食って…と安易に思っていたが、ちょっと先を急いでみることに。
ちょっとは調べておけよと自分でも思うものの、こういう旅の情報をリアルタイムで頂けるなんて、旅のSNSは面白い。
かろうじて出雲空港 |
高島が見えてRNP ARアプローチ、RWY11へ |
石見空港に到着 愛称は「萩・石見空港」 |
到着ロビーを出ると…あららお散歩ですか? |
到着ロビーを出ると柴犬御一行。
聞くと月に2回、益田柴犬育成会による益田柴犬が出迎えがあるそうで、たまたま今日がその実施日。
柴犬の祖犬が益田で生まれたそうで、この取り組みを行っているのだそう。
そーいや、空港の出迎え看板や空港スタンプに柴犬が描かれているのはそういう理由なのね。
空港のマスコットも柴犬 |
空港脇には「風の丘公園」 展望抜群、滑走路もフルレングス眺望可能 |
公園の反対側には仮設VOR・DME |
フライトが早着したこともあって、公園を巡り終えたら丁度空港バスの出発時刻。
これを逃しても空港下の病院から駅方面への路線バスがあるのを確認していたが…素直にこのバスに乗りましょう。
益田駅でトラブル発生!
みどりの窓口廃止&きっぷ受取渋滞で乗車券が買えない事態
益田駅に到着、外観は…国鉄時代のあるある駅舎。
さて、ここで問題発生。
DLやまぐち号のきっぷは東京の蒲田駅で受取済みだが、まだ乗車券が未購入。
今日は徳山まで進む予定なので、「益田-徳山」(山口線-新山口-新幹線)の乗車券が必要。101km以上となるので近距離切符用の券売機では買えず、みどりの窓口か「みどりの券売機」を利用しなければならない。
この益田駅にはみどりの窓口はなく「みどりの券売機プラス」なる、オペレーターを通しても買える「みどりの券売機」の上位機能端末がある。上記行程の乗車券はe5489の乗車券予約機能を使用しバスの中で決済済み、クレジットカードを入れるだけで切符が出てくる。そのつもりでいたのだが…。
発車30分前、並んでいる先客3名、1人目は駅員のサポートで購入完了、2人目はオペレーター経由の手配を頼んでいるようだが…オペレーターが混雑して10分以上待ちの表示。
しばらく並んでいたが…いや間に合わないよw
ひとり前の方に断って先にきっぷを受け取らせてもらう事にはなったが…オペレーター経由の先客が終わらない。簡単なきっぷだから代わって操作してあげたいが…。
発車まであと5分、駅員さんに「これ間に合わないです…無札で乗ってもいいですか?」と決済画面を見せてお伺い。
駅員さんも手慣れた?もので「もういつものあるあるです。どうぞどうぞ、乗ってください」と乗車券不保持のまま津和野向けの気動車に乗車。
念のため駅員さんに津和野と新山口への連絡をお願いし、新山口で受け取ることにする。
これがいま日本各地で起きている切符受取難民問題。
間際ならともかく、発車30分前に並んでこれだからちょっと困ったなぁ。
特にJRのネット予約はきっぷを紙化していなければ変更・取消の手数料が優遇されているため、ギリギリまで受け取りたくないのが本音。そもそも受取も間際とするのが本来のJR側のセールスポイントであったはず。
コロナ禍もあって急速に窓口の閉鎖やネット予約が進んだが、現場での受取環境が追い付かない現状を見れば、ネット予約からのチケットレスやQRコードによる改札通過のシステムは当然の流れ。
紙化を求められる従来の乗車券・特急券の「最終目的地までは通算運賃」というルールも限界なのかもしれないなぁ。
津和野駅に到着 |
津和野駅に到着。
ここは地元の観光協会が駅業務を受託しているが、申し出ると「あーはい、連絡来てますよ」と無札のまま途中下車をして津和野散策を開始。
駅前にはデゴイチが鎮座 |
散策前にランチでお蕎麦 |
機上のレクどおり太皷谷稲成神社へ向かう。
SL脇の観光協会の方も「まずは太皷谷稲成神社ですかネ」と定番コースの模様。
途中鉄橋の下で津和野行きの下りDLやまぐち号を見送り。
乗車予定のDLやまぐち号が津和野に定時到着 |
太皷谷稲成神社は山の中腹にあり、車で向かえばすぐ参拝できるが、ここは徒歩での散策、堂々の表参道から参ります。
石段263段 行けるか、オレ |
鳥居約1000本をくぐり境内・新殿に到着 |
津和野を一望、いい眺めです |
まだまた時間があるが…と、Googleマップに「津和野城跡 観光リフト」の表示。
この山の上にある津和野城跡、どうやらリフトで向かうことが出来る模様。
楽しい索道旅、行ってみましょー。
スキー場のリフトや、松山城のリフトと同じ |
見るトコ、山菜 ワラビが大きく成長、とっくに時期は過ぎている |
リフトは5分程度だが…ここから歩いて20分ぐらい? |
結構距離あるよ…アツ |
リフトのきっぷ売り場で聞いてはいたが…どっと疲れ。
苦労して登った先の絶景はすばらしい。…が戻るのが億劫。
息を切らせてようやく頂上 疲れドット疲れ |
なんだか膝が笑っているが、疲れた。
それもそのはず、大きなリュックを駅に預けてくるのを忘れていて荷物と同行。
さすがに疲れて戻りはタクシー。
地元のタクシー会社に電話して迎車、駅までヨロシクです。
入れ替え作業をまつDD51 |
駅で一息ついて「まもなくDD51の入れ替え作業開始かしら?」と外に出ると、ちょうど機関車が入れ替え作業を開始することろ。
SLは方向転換が必要だが、DD51は両方に運転席があるため方向転換不要…なはずなのに、ナント転車台に乗って180度の方向転換。
いや、アナタは転車する必要ないでしょ…。
いや、アナタは転車する必要ないでしょ…。
隣にいた鉄道ファンも「えー、回転させるんですねw」と驚いている。
DD51では必要のない転回作業を実施 サービス的なものかしら? |
駅の構内に進み、留置されていた客車を連結 |
一旦新山口方へ進み、バックで入線 |
ヘッドマークは100周年記念 |
車内は閑散 |
展示室もあります |
製造は2017年製だが、手洗い場は旧客車を再現 |
1号車と5号車には展望室 上りは5号車が最後尾となる |
乗車する5号車はオハ31風客車なスハテ35 |
乗車してすぐ、車掌さんに乗車券不保持の件を申し出。指定席券と決済画面を確認してもらう。
乗車する5号車、お客は…1/4ぐらい。
乗る際に知ったのだが、この日がたまたま夏の運行の初日だった模様。
それでこの乗車率だとちょっと寂しいね。
それでこの乗車率だとちょっと寂しいね。
SLももちろん魅力的だが…DLによる運行も貴重です。
ノンビリと…後席で子供を叱る声を聞きながら過ごします。(
篠目駅で特急通過待ち |
約2時間弱の乗車で終点、新山口駅に到着。
すぐさまDD51の解連作業が行われ、入れ替え用のDE10が連結される。
久しぶりの観光列車乗車、たまにはいいもんです。
その後新山口駅の改札で乗車券不保持を申し出て、駅員とともに券売機へ。
予約していた乗車券が発券されてようやく手にすることが出来た。
この受取問題、困ったものです。
出来れば間際の受取で乗りたいんだけどなぁ。
お隣、徳山駅までこだま号に乗車 500系がやってきたよ |
徳山駅では2両が並ぶ まだまだ現役で走ります |
徳山駅で下車してホテルにチェックイン、すぐさま酒場放浪に出る。
歩いた体にビールが染みわたります。
明日は早朝から大津島へ。
たぶん明日もたくさん歩きます。
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