2022年7月31日日曜日

回想 出雲・松江・米子の旅2022(7月23日) 【旅の計画 “AAdvantage発券記”/1日目:往路フライト・出雲大社参拝&出雲観光編】

旅に出かけると書いている、気まぐれ旅行記。

メモ程度の日記なんですが、よろしければどうぞ。

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トクたびマイル&アメリカン航空AAdvantageで初めての山陰へ


特定の路線が3000マイルから乗れるANAのトクたびマイル
このチャンスタイムと言うべきこの減額マイルキャンペーンを、火曜日正午にチェックするのが毎週のルーティーン。

この週は小松-羽田線に加えて羽田-米子線が含まれていた。
以前から出雲空港と米子空港を組み合わせ、初めての山陰旅行を思い描きチャンス到来、土曜・日曜の2日間で周遊するプランを脳内で具現化してみる。

…も、米子線の希望する便が満席表示。水曜日の午前までは空いてたんだけどナァ。

もう羽田線に6000マイルなんて払えない…
画像:ANA SKY WEB

困ったなーと予約できずに既に金曜日。
昼飯時にF5アタックで空席を見ていると…満席表示が突然の残席1。すかさず予約して小松-羽田、米子-羽田-小松のANA行程は手配完了。小松線は…空席多数すぎ。()

さて往路の羽田-出雲のフライトだが、出雲空港はJALグループとFDAのみが就航しているためトクたびマイルでは予約不可。JALマイルもこのコロナ禍で使う機会がなくタンマリと貯まっているのだが、期限が迫る他社マイレージとしてアメリカン航空のFFP「AAdvantage」も抱えていた。
ウン十年前に搭乗したカンタス航空を加算させるためだけに加入・加算したのをズルズルと引きずり、1度も使う事なく今日まで保有。貴重な有効期限延長の手段も絶たれそうなので年内に発券する必要があった。



AAdvantageによるJAL国内線は1区間7500マイル。予約・発券はネットで出来るので手順どおり進めてみるが、予約までは出来るものの発券がうまくいかない。
AAdvantageでは予約のホールド(仮押さえ)が出来るのでそこまで行い、ホテルとレンタカーの手配に取り掛かる。

土曜日は出雲空港から松江市内までレンタカーを使用し、日曜日は公共交通機関を使用予定。
出雲空港から最終日の米子空港まで借りてもいいんだが、県境をまたいでいるため乗り捨て料金が加算される。プラン料金との兼ね合いもあり、差額が1万円も出てしまっては…2日目はバスか鉄道で空港まで辿り着く計画。
ホテルは松江市内の温泉つきホテルをチョイス。いつもよりちょっと奮発しちゃったけど…それでもお安いのよ。

残されたJAL便の発券を完了させるためアメリカン航空に電話。日本語デスクへの電話だが繋がった先は…クアラルンプール。現地在住の日本人の方に事情を説明すると「どうやら日本の住所からだと発券が出来ないみたいなんですよねぇ」と不具合発生中の模様。まあ、外資系のFFPシステムではあるあるです。

予約番号を伝え待たされること10分程度で無事発券。この時点でマイルが引き落とされる。
今回はアメリカン航空経由でJAL国内線を予約するため記録は国際航空券。AALの予約番号に加え、ちゃんとJALの予約番号もロケーターバックして表示されているので、それをJAL国際線サイトに入力し座席指定も完了。24時間を切るとWEBチェックインも出来ますヨ。

AAの予約番号「DOKOYO」に加え、JLの予約番号「KOKOYO」も表示(例)
これがあればJAL側で座席指定やFFP番号登録が出来る

アメリカン航空だから予約システムはSabre社、そこからJALの予約を作るためにAmadeus社に接続されJALの予約ロケーターがきちんとバックして…と、国際航空券予約システムにおけるGDS(CRS)のしくみとか、予約記録の云々とか、語りたいことはたくさんあるんですが…。
ぶっちゃけ外資系のマイルは公式にお金で買える。この仕組みを利用して間際の航空券も他社FFPの特典で取っちゃえば…なハナシもまた別の機会に。
旅行業時代の経験、語りたいこといっぱいあるんだけどなぁ。


って出発は明日のあさイチ便。久しぶりの超極短な間際手配。
早く準備して寝ないと遅れちゃうよー。


小松&羽田空港で夏休みの賑わいを見る


2022年7月23日、旅の始まりは…小松空港
5月のGW以来の小松空港だが今日は…欠航しなかった。(


JALの朝便も復活し、セキュリティーエリアも久しぶりの賑わい。
夏休みなので子供連れが多い印象。

早く進みそうな列の選び方は…映画「マイレージ、マイライフ」を実践。()


7/23 NH752 KMQ-HND Airbus A321neo JA131A


航空自衛隊・岐阜基地

名古屋市内と我らのナゴヤドーム

滑走路探検隊にとって見間違う悩ましい存在…
トヨタ自動車・下山テストコース

となりの窓から富士山こんにちは

利島、新島、神津島…
いつもポートサイドばかり着席しているので
伊豆諸島を眺めるのはなんだか新鮮


陸上自衛隊・木更津駐屯地には…

2機のチヌークに混ざってオスプレイの姿

着陸したら消防車庫で朝の始業点検中



ターミナル連絡バスは行列
ならば徒歩で向かいます


先述のとおり、羽田-出雲線の航空券はアメリカン航空のプレートによる国際航空券として発券。
一応は自動チェックイン機で搭乗券発券にトライしてみたものの…やはり弾かれ、カウンターに立ち寄る。
さすがは経験値の高い羽田空港、こちらの会話に係員が躊躇することなくパパンとキーボードを叩いて発券完了。

搭乗券片手に混みあう出発ロビーを抜け、搭乗エリアへ。
週末の出雲線、搭乗口周辺には多数の人がすでに集まっている。


7/23 JL279 HND-IZO Boeing 767-300ER JA654J
国際線機材での運航

国際線機材なので個人用モニタ搭載

当該機は国際線機材。となりは空いているけど機内はほぼ満席。
週末らしい客層…って、華奢な女子がスーツケースが持ち上げられなくて渋滞発生。助け舟を出すが…このご時世、他人の荷物に触るの躊躇しちゃうなぁ。



陸上自衛隊・立川駐屯地

アメリカ空軍・横田基地もチラリと

富士山は雲の中からチラリ


スピードブレーキを展開して降下し…

松江城

宍道湖をすすんで…

目出度く出雲空港の滑走路を初利用


一旦レンタカーを借り、すぐさま空港に戻ってターミナル探訪。

営業所が離れているため係員に迷惑が掛からぬようすぐに送迎車に乗り込んだが、空港と営業所が隣接している場合は事前に電話一本「歩いて直接行きます」でオッケーよ。


展望デッキはありますが…オリ

空港スタンプもあります


トラフィックもそこそこあるんですが…
空港管制はレディオ

忘れてません出雲VORDME

空港北東側には広い空港公園
滑走路も近いヨ


再びターミナル、割子そばのランチ

出雲の名物を食べて早速出雲観光へ。
行先はもちろん出雲大社、途中の戦跡めぐりも忘れてません。

旧海軍大社基地・滑走路跡

旧海軍大社基地滑走路跡は空港から15分。

現地に着いてみると基地があったことを記すコンクリート柱と説明パネルがあり、その先の滑走路らしき長い長方形の空き地には…宅地造成中の重機と太陽光パネル群。
年内で造成工事は終わっちゃうようなので、来年には住宅が立ち並んでくるのではと思われる。

保存運動もあったようだが…まあ仕方ないかな。

宅地造成され、滑走路跡を感じられるのは年内までか

大社基地跡から30分弱で出雲大社の駐車場群エリア。
駐車場はいくつかあるが、神門通り広場の駐車場がオススメとの事なのでそちらに駐車。
神門通りをすすみ、交差点を渡ったところで出雲大社に到着。


境内のあちこちにウサギの石像

因幡の白兎神話から「御慈愛の御神像」

拝殿の西側に大きな日の丸


御本殿裏にも兎の群れ

神門通り・境内ではそれほどの混雑は見られないが、やはり女子多め。
やはり縁結びの神様の人気は高い。

そんな境内には疫病退散の願いと、青と黄色ののぼり旗。
私もだいこくさまに御縁願わず、旗印のもとに。



古民家カフェでチョコレートを一杯

神門通りの松には戦争中の松ヤニ・松の油採取の跡

ここで時刻は15時。
昨日の午後に予約した山陰・出雲の旅はメインストリームだけを決めた毎度のノープラン旅。
出雲大社への参拝を終え、次の行先は…宍道湖見ながら宿に行っちゃおうか…ちょっと早いナ、なんて考えてたところに「これから日御碕灯台に稲佐の浜ですか?」とフォロワーさんから救いの手。

旅行地理の不勉強を反省しつつも仰せの通りにナビに入力し、まずは出雲日御碕灯台へ。
我、地図を失った兎なり。


橙光会に300円支払い螺旋階段を登る

息切れしたところにうみまるの言葉
はいはい知ってます(ゼエゼエ




出雲日御碕灯台


灯台を降りたところの、老舗の土産物屋でラムネ1本。
「まだまだお客少ないね」と店のオバチャン。それでも呼び込みの声に力が入る。

稲佐の浜に…ビーチガールの姿なし

秋鹿湖畔公園から宍道湖を見る

出雲空港から出雲大社・出雲日御碕灯台・稲佐の浜・宍道湖を巡り松江市内に到着。

市内支店でレンタカーを返却すると「駅まで送りますか?」と5分間のドライブ。

「先週の3連休は凄かったですよ。私入社2年目なんですけどあんなに忙しかったの初めてで…」と、感染症禍になってから繁忙期を知らない女子。
そうなのよ、旅行現場では繁忙期を知らないスタッフが増え混乱もある模様。まあ、喜ばしい事なのでみんな大目に。

途切れる事のない語りたガールも…駅に着いて束の間のドライブ終了。

松江市内はバス本数も充実、宿までローカル路線バスの旅
Suica対応でラクラク支払い



宿に荷物を投げ入れて大浴場で汗を流し、早速の酒場放浪。
放浪といってもホテル近くの疎な居酒屋でひとり静かに。


奥の個室には何組かいるようだが…カウンターはご覧のあり様。
入店前には感染症対策の丁寧な説明を受け、連絡先も記入。
お店もここまでやって、これ以上やることないんだよね。


宿に戻って再び大浴場。
明日は市内を散歩し、米子空港まで鉄道またはバスの旅で。


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